2017年11月09日

YAMAHA TZR(3XV)用 クランクセンターシールの発表です!

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先日のTZRミーティングで発表した新製品「YAMAHA TZR(3XV)用 クランクセンターシール」です。

昨年の秋、YAMAHAから純正のシールが廃番で出なくなりました。
その後、今回お世話になったTZRオーナーズクラブさんから打診があり、iBでこのセンターシールを製作して在庫することになりました。開発に1年かかってしまいましたが、ようやく間違いのない品質のものができ、エンジンに組み込んでのテストもできましたので、受注開始する運びになりました。どうぞご利用ください。

センターシール単体の価格は7,000円プラス税となります。ただし、シール単体での部品販売はいたしません。あくまでもiBにクランク組立芯だし作業をご依頼のお客様のためにご提供するパーツとなります。
型・治具代や開発・確認に要した費用を割り込んだ価格です。
3XVなど2気筒クランクシャフトの分解組立芯だし工賃は以前から変わりなく36,000円プラス税です。
その他必要な純正部品をご支給いただける場合は工賃はこれですべてです。
納期は20日ほどいただくことになります。

ご注意いただきたいのは3XVにはSPというモデルがあり、こちらはセンターシールのサイズが違い、まだ修理ができません。センターシールはメーカーから出るそうなんですが、残念なことにクランクベアリングが出ないということです。
こちらもいずれはなんらかの対策を考えていきたいと思っています。

3XV関連ではシリンダーの再メッキも承っており、こちらは納期が1ヶ月、費用は1気筒40,000円プラス税となっております。
ご利用ください。
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今回はTZRオーナーズクラブさんに大変にお世話になりました。
NSRのセンターシールをやっているのだからTZRだってできるだろう?と思われてのご相談だったのかと思いますが、この働きかけがなければiBはまだ重い腰をあげてはいなかったかもしれません。
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お客様からこのように思っていただけること自体とても幸福なことだと思います。
今回製品として結実できたのはとてもありがたいことです。
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iBは今後ともお客様と力を合わせて、様々な機種の維持保存のお役に立てるよう力を尽くしていきたいと思います。
よろしくお願い致します。23167763_1885294258465714_3375350963035968845_n.jpg
写真はiB所有のRZとiB Lady 多井子さんです。(^^)



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2007年02月17日

TRYOUTのお申込はこちらへ!

ご依頼はカンタン!

エンジンを分解してオーダーシートとシリンダー単体を下記までお送りください。
一週間ほどで加工してキットをお送りします。

オーダーシートはこちら。
http://www.ibg.co.jp/order.html

〒350-1155 埼玉県川越市下赤坂671
tel 049-261-5833 fax049-263-1425

分解前にTRYOUTマニュアルをご覧になりたい方は下記からダウンロード可能です。
ぜひ、じっくり読んでから分解作業をしてくださいね。
マニュアルダウンロード

まだ製品はございますので、ぜひご用命ください。

*この製品はHONDA横型エンジンで、比較的新しいもの
(12V車で、ロングコンロッド=ピストントップが平らなもの)を対象としております。
ピストンはφ47(73cc)・φ48(75cc)の2種類があります。どちらかをお選びください。

また、エンジンの種類によってはスリーブの方が太くなり、外観上スリーブがフィンの谷奥部で露出する場合があります。
性能的には問題ありませんが、スリーブの外径には錆びが発生しやすくなりますので、塗装などの必要がでる場合があります。

ご確認のうえご用命いただきますようお願い致します。
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2007年02月02日

TRYOUT-5.小さなバイクが楽しい!

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BORING TRYOUT

スモールバイクはいつも一所懸命
最新のビッグバイクでは300km/hものスピードを出せるものがあるそうです。それはそれで凄いことですけれども、せっかくの性能を発揮する機会はどれだけあるのでしょう。おそらく、本来の性能の何分の一かの低い速度域でその力を持て余してストレスを感じるばかりなのではないでしょうか。
その点小さなバイクはちがいます。いつでも一所懸命です。力を出し切って走ることの楽しさを、ほんの近場で乗るだけでも、いつでも味わわせてくれます。
IBはそんなスモールバイクが大好きです。ただ、50ccの原付バイクを買ったかたの中には30km/h制限や2段階右折などのおかしなキマリのために、本来の楽しさがスポイルされてしまっていることに気づいた方も多いのではないでしょうか。実を言うと私もその一人です。そこで自分が購入したCL50をボアアップしてみると、これが楽しい楽しい。上で書いたようなつまらないルールにしばられることもなくなり、低速でのトルクがあがり、しかも二人乗りまでできてしまいます。この楽しさを多くの人に味わってもらいたい、そう思ってこのトライアウトサービスを開発しました。

最高の品質・耐久性をリーズナブルな価格で
価格はリーズナブルに抑えながらも、最高の技術を投入したボアアップサービスにしたつもりです。小さなバイクではビッグバイクの場合とちがって、少しのチューンナップでもその性能アップの比率は大きく、性能の違いを強く感じていただけるはずです。ただ(株)井上ボーリングとしてはあくまでもボーリング屋の本分を守りたいと思います。今回はボアアップという性能向上の提案をさせていただきましたが、単なる加工屋に過ぎない私共にできるチューンナップの提案はここまで。これ以上の性能アップを望まれる方はどうぞあまたあるアフターパーツメーカーさんが開発された優れたパーツをご採用になって、さらなるチューンナップをお楽しみください。
でもね、ほんとうのところ、このトライアウトのサービス以上にコストパフォーマンスのいいチューンナップはなかなかないと思うんですよ。効果逓減の法則ってご存知でしょうか。「80%の成果をあげるためには20%のコストがかかる。あとの20%の成果をあげるためには80%のコストがかかる」っていうあれです。このサービスでは一番オイシイところを体感してもらえるはずです。ナンバーの変更を含めて、ボアアップをして排気量を増す事そのものに意義があるのが今回の加工サービスだと思っています。 ぜひこの機会にボーリング屋にボーリングを依頼するということを一度経験してみてください。      
http://www.ibg.co.jp/tryout/index.html
↑ TRYOUT HPはこちら。
オーダーシートはこちら。http://www.ibg.co.jp/order.html

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TRYOUT-4.WPC&MOS2処理

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左がWPC&MOS2処理を実施したピストンです。

表面の色がまったく違っているのがご覧いただけるとおもいます。
まず表面にWPCといって細かい粒子を激突させることで、表面の疲労強度をあげると同時に表面に細かいディンプルを形成し、摺動抵抗を減少させます。
さらにその上にモリブデンの粒子をショットすることで、表面に2〜3μ程度モリブデンとアルミが衝突の熱で再結晶化した層が形成されます。このモリブデンの層はモリブデンコーティングなどのようにアルミ表面にモリブデンを「塗った」ものとはちがい、半永久的に持続します。
おもしろいことに「摺り込み現象」といって、金属の表面が5μ摩耗したあとにもさらに2μほどの再結晶化層が残るという不思議な実験結果もあるようです。
WPC&MOS2に関する詳しい解説は下記エヌ・イーさんのHPをご参照ください。
http://www.ne-jp.com/wpc/

このような優れた性能を持った「WPC&MOS2処理」をしたピストンや、「プラトーホーニング」を実施した美しいシリンダーの内径を是非一度お客様に手にとって見て欲しい。
通常の削りっぱなしのシリンダーやピストンとはまったくちがう仕上がりを実感していただけると思います。

実はこのTRYOUT の目的のひとつがこのことにあります。
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TRYOUT-3.スリーブ素材とプラトー仕上げ

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ボアアップスリーブは、ご覧のようなターカロイ素材から削りだします。
今回はこれを一気に100本加工しておくことで、量産効果によるコストダウンを図りました。

この機会にちょっとターカロイについて解説しておきますと、これは日本ピストンリングさんの登録商標だと思います。ニッピの高雄さんという方が開発された合金(アロイ)だからターカロイ。
エンジンの内径のために開発された専用の耐摩耗鋳鉄です。耐摩耗性にすぐれ、自己潤滑機能を持っています。ボロンを混入させることによって、黒鉛がよいカタチで鋳鉄中に適度に分散して結晶することによって、この自己潤滑機能を実現しているのだそうです。

この優れた素材の内径に当社得意の「プラトーホーニング」を実施します。このことによって、TRYOUT後のシリンダーは耐摩耗性、油膜の保持性能、摺動性能に優れ、高い耐久性を持った最高の品質の内径性状を得る事になります。

「プラトーホーニング」に関する詳しい説明は下記をご覧ください。
http://ibg.seesaa.net/article/1742381.html
posted by sotaro at 11:26| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 新製品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TRYOUT-2.性能測定

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DYNOJETによる出力測定結果です。

低速のトルクが0.3(kg-m)から0.5へとなんと66.6%もアップしています。このため低速からの加速力が大幅にアップして力強くなっています。
当社のHONDA CLに乗ってテストしていますが、街なかでの交通の流れに乗るのが、50ccの時よりもはるかに楽になり、安全性が増したと言えると思います。

一方、実は最高回転数はまったく伸びていません。大きく重くなったピストンのためにエンジンの回転数は上がりませんが、トルクがアップしていることを利用してフロントスプロケットを15Tに変更すると、最高速は60km/hを超えます。
(株)井上ボーリングとしては原付2種のバイクの性能として、これは実用的に必要十分なものだと判断しています。これ以上性能をあげるために大きな投資をして、エンジンの耐久性を犠牲にすることは、すくなくとも実用的にはあまり意味がない、と考えています。

大きくエンジン性能を上げる事は、大きな投資を必要とし、エンジン全体のバランスを崩し、車体の性能を超えて安全性を損なうことになり、得るものはないと思うんです。一方、例えば弊社のCLやスーパーカブなどの機種では、もともと同車体で70ccや90ccの排気量のモデルが存在しますので、このTRYOUT の範囲ではそのような無理は少ないものと考えられます。
(その他の機種でのご採用では、これらの点に付いてもよくご配慮いただきたいと思います。)

「どんなにがんばっても50km/hの道路でスピード違反にならない程度の高性能」
IB BORING TRYOUT ではこれを実現できたと考えています。同時に
交通の流れにスムーズに乗れる加速力を得て、2段階右折をする必要もなく、
原付1種の30km/h制限の対象からも外れます。またリアステップなどを追加すれば2人乗りも
可能になります。
全体として安全性や利便性を大きく向上することができると考えてます。

このように、TRYOUTを実施することによってさまざまな制限の多かった原付1種のバイクが
実用性の高いミニマムトランスポートとして、極めて楽しい乗り物に変身することになります。
posted by sotaro at 10:51| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 新製品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TRYOUT-1.キットの内容

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これがTRYOUTキットの内容です。

耐摩耗鋳鉄ターカロイから削りだしたスリーブを用意してあります。
圧入後の仕上げには当社が得意とするプラトーホーニング仕上げを実施します。
内径に関するかぎり、慣らし運転は必要ありません。
ピストンキットは定評あるJUN製(純正ではありません。(^O^))
このピストン、ピストンリング、ピストンピンにWPC&MOS2処理を施してあります。
他にヘッドガスケット、O-RING x2、サークリップが付属しています。

上記のようにWPC&MOS2処理とプラトー仕上げで最高の耐久性と滑り性の発揮した高品質のボアアップサービスになっています。

また、ボアアップの仕様自体が、あまりに性能を求めて耐久性を犠牲にするようなことのないよう、IBが適切と信じる範囲の性能アップに留めていますから、総合的にもエンジンや車体に過度なストレスをかけることなく、長く愛車に乗っていただけることを第一に考えています。


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キットには10ページにも及ぶ詳細なマニュアルが付属しています。エンジンの分解組立についても詳しく説明しています。このマニュアルは下記のリンクからそのすべてをご参照いただけます。キット購入前にご覧になりたいかたはどうぞご覧ください。*だいぶ重いのでご注意ください。
http://www.ibg.co.jp/tryout.pdf

また、ボアアップ加工終了時には作業内容証明書を付けて納品いたします。この証明書とナンバー・標識交付証明書を持ってお住まいの自治体(市や町など)の役所にお持ちいただければ、その場で原付2種の黄色いナンバーを交付してもらうことができます。
(手続きの詳細につきましては、各自治体にお問い合わせください。)
当社の所在地の川越では実にカンタンに登録を変更してもらうことができました。
自賠責保険も新しいナンバーを報告するだけで、引き継ぐ事ができますので、保険料もかかりません。

*TRYOUT の対象機種は横型エンジン(カブ、モンキー、ゴリラなど)で比較的新しいタイプ(ピストンヘッドが平らなもの)となっています。
スクーター・縦型エンジンには適合しません。


posted by sotaro at 10:33| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 新製品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新製品のお知らせ

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HONDA横型50CCエンジン(モンキー、スーパーカブ、DAX、CL50)など用のボアアップサービスです。
(株)井上ボーリングが「新製品」と呼べるものを発売するのは史上初めてのことではないかと思います。いままでにもいくつも新しいサービスを開発して発表してきていますが、それらはすべて加工サービスということで、品物としての製品を伴う「新製品」というのは初めてのことです。

長年やってみたかったことのひとつがこれですねー!!
中小企業の夢です。自社製品を開発して発売すること。以前はウチにはそんなことは無理なんだろうなー、と思っていました。特に下請け色が強かった当時はそうでしたね。

でも、最近はお客様の要望を受けて、それをカタチする、という経験をいくつも重ねてきました。「プラトーホーニング」、「あらゆるシリンダーのニカジル相当メッキ」、「モダナイズの提案」などなど、お客様に喜んでいただけそうなことを考えて、サービスとして発表して好評をいただくという経験をしてくるうちに、当社でもなにか「製品」としての提案もできるのじゃないかと考えて発表する、その第一弾がこの「IB BORING TRYOUT」です。

今回はスリーブを製作し、ピストンキットを購入、それにWPC&MOS2処理を施して発売です。
ただ、ボーリング屋の本分を離れることなく、あくまでもお客様のシリンダーを送っていただいて、それにボアアップスリーブを圧入、ボーリング・プラトーホーニング仕上げをしてお届けするというカタチをとることにしました。ボアアップシリンダーを製作することも技術的にはもちろんできますが、それではアフターパーツメーカーさんと一緒になってしまいます。
あくまでもお客様がお使いのシリンダーを無駄にすることなく加工してお届けする事でリーズナブルな価格を実現しています。
このあと、何回かにわけて、この「BORING TRYOUT」サービスの特徴をご紹介していきます。
オーダーシートはこちら
http://www.ibg.co.jp/order.html

posted by sotaro at 09:23| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 新製品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする