2007年05月09日

第一回水素ミーティング

hydrobike.jpg
本日、当社で在社のメンバーが全員集合して、「第一回水素ミーティング」を開きました。いままで、主に社長の私ひとりで情報収集に努めてきましたが、武蔵工業大学の先生からも激励をいただいて、いよいよ一歩を踏み出そうと思いました。

来週から「水曜日は水素の日」ということで、毎週水曜日になんらかの行動を起こしていきたいと考えています。
実を言うといままでのところ、このblogを見ていただいているみなさんや、雑誌などを読んでいらっしゃるかたの方が社員よりも当社の水素バイクに対する取り組みをよく知ってくださっている場合もありました。今回のミーティングでそのあたりを社員全員に周知徹底して、水素バイクの意義、特に当社にとっての価値を再認識してもらって、全員でこの興味深く意義深いテーマに取り組んで行く事にしたかったというのが今回のミーティングの目的でした。

その点、今日はみんなで笑いあいながらも、安全性や実現可能性などに一定の理解を共有することができたのではないかと思います。

来週の水曜日からは実際に行動をおこしつつ、その成果をこのblogでもご報告していきたいと思っています。そんなに急にたいしたことはできないかもしれないですけれども、失敗も成功も含めて隠さずレポートしていきたいと思いますので、ぜひご覧いただいて、ご意見やアドバイスなどあればどんどんお寄せいただきたいと思います。
よろしくお願い致します。
posted by sotaro at 21:15| 埼玉 ☔| Comment(5) | TrackBack(0) | 水素バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月20日

水素自動車

200704200707000.jpg
昨晩、武蔵工業大学にお邪魔してきました。

200704200709000.jpg
山根先生・長沼先生にボンネットを開けたりして、中まで見せていただきました。

長い水素自動車の開発のお話に実車を拝見し、研究室の中まで案内していただきました。その間、こちらのどんな質問にも的確にお答えをいただき、たいへん勉強になりました。

帰ってずーっと考えていましたが、当社でめざすべき開発の方向もおぼろげながら見えてきたような気がします。
まだまだあわてて開発をするようなことではなく、じっくりとできることからすすめていきたいと思いますが、けしてあきらめることなくなんらかの成果を得るまでやってみたい、という気持を強く持ちました。

山根先生にもどんどんやってみたらいい、というお言葉をいただき力強く感じました。ただし安全にはくれぐれも注意するように、またそのポイントもアドバイスしていただきました。

まったく夢物語のようだった水素バイクですけれども、あきらめずにやれば、もしかしたら、実現できるかもしれません。
やっぱり夢は見てみるものですね。

よーし、がんばるぞ〜〜〜〜!!!(^o^)


posted by sotaro at 07:08| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 水素バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月14日

水素ガス

200703140945000.jpg
水素ガスの入ったボンベと調整器

わはは!とうとう水素ガスを買っちゃいましたー。
我ながらバカですねー。

200703140951001.jpg
いつでもSherpaTに積めるようにブルタコのロゴを貼ってみました。(^o^)

もちろんタンクはブルタコカラーのレッドで塗っておきました。(うそ)

さあ、作るぞ!水素バイク!!
って、できるのかなあ〜〜。(^o^)
IBは世界で一番、「地球に優しい」内燃機屋になるぞ。わはは。


posted by sotaro at 09:46| 埼玉 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 水素バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月13日

早く水素スタンドができないかなー!

・IBが水素エンジンを目指す意義

ここのところVMXやったり、ビートでサーキット走行したり、おもいっきりモータリングを愉しんでいます。やっぱり絶対にレシプロエンジンはいいですね。
まあ、電気モータのクルマに乗ったことがないんでえらそうなことは言えないんですけど、電気モータじゃ、あのエンジンを操る愉しさっていうのは味わえないんじゃないんでしょうか。爆発をコントロールして、スピードを出して走るなんて、エンジンってほんとに凄いことをやってるなーと思うんですけどねー。

金属を加工して喰っている日本じゅうの産業、中小企業のことを考えても、もしもエンジンっていうものがなくなってみんな電気モータになっちゃったら、そうとうな会社がこまっちゃうんじゃないでしょうか。せっかく蓄積されている膨大なエンジンパーツ加工のものすごいノウハウ・技術・生産設備・人材がみんな無用のものになっちゃうなんて、とんでもないことですよね。
クルマづくり、中でもエンジンを作る技術が日本をここまで支えてきたのに。産業政策的にも絶対エンジン生産をやめてしまうなんて考えられないと思うんですが、どうしてみんな燃料電池なんか研究するんだろ。ホンダさん、「エンジンが好き」なんでしょ?ちがうの〜?!

だからといって環境の問題を無視できる時代ではありませんよね。特に日本では。CO2の削減を謳ったのは「『京都』議定書」なんですからね。燃料電池が困難だからと言って水素社会の実現を遅らせていいはずはありません。

となれば、やっぱり「水素エンジン」しかないように僕には思えます。

水素でエンジンを回す事は、どうもそんなに技術的に難しいことのようには思えません。それともうひとつ僕が考えているのは、水素の研究も始まったのは30年以上も前なので、実用化のために必要な技術のいくつかはそのうちに特許の期限が切れて行くんじゃないか、なんてことです。
もしほんとにそうだったら、そういう利用できる技術を使って、ウチみたいなちっぽけな企業でもそのうちに、いまあるエンジンを水素で回せるように加工するなんてことができるんじゃないかなあ、なんてことを考えているんです。

(直接は関係ないですけど、ディーゼルエンジンを天然ガスで動かすための加工のお手伝いはしたことあります。低公害だというので自治体運行のバスなんかに採用されているようです。加工自体はカンタンなものでした。)

ただ、それにしても日本中に水素スタンドができないと、せめて、できるようになるっていう目処がたたないと、ウチなんかじゃ研究に取り組む事もなかなか困難です。早くそういうふうにならないかなあ。それまではお金がかかんない範囲では(=僕が興味を持ってアンテナを張っておくくらい?)ずーっと強い関心を持ち続けていたいと思っているんです。

でも、やってみたいですねー、水素エンジン。

posted by sotaro at 14:28| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 水素バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月24日

BMWのデュアルフューエルは08年商用化

今朝の日刊工業新聞を見ていたら、自動車ショウ関連でBMWの記事が載っていました。
その中で水素エンジン自動車にも触れていて、08年には商用化する、と言っています。ということはあと3年か。日本でも水素自動車が走ることになるんでしょうか。なるんだったら一台買いたいもんだな。(^^)

で、水素バイクのことを考えたんですが、もし、ほんとうに水素バイクの実用化を目指すんだったら、単に造って売るだけじゃだめだから、やっぱりここはレースに打って出るっていうのがいいんじゃないでしょうかね。それでガソリンのバイクを負かす事ができたら、話題になるでしょうね。(^o^)
2ストでも排気がきれいなんだから、2ストのエンジンで造って、2スト4スト混走のレースで排気量差のないクラスなんかがどっかにあれば、チャンスがあったりしないかなー。排気量差があっても勝てれば凄いですけどね。
posted by sotaro at 13:27| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 水素バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月15日

久々に水素バイクの話題です。

水素バイクに関する話題は久しぶりです。
でも、この話し、決して忘れてしまったわけではありません。仕事をしながらいつも頭の片隅に水素バイクのことがあります。ガソリン価格の高騰なんてことがあるたびに、脳裏に浮かびあがってきます。
今朝も水素自動車で検索をしてみると、こんなHP が見つかりました。
http://www.infratec.co.jp/hydrogen/
「中古車を再生・改造できます。」とも書いてありますので、まさに僕が考えているようなことを自動車版で実現しているようです。素晴らしい!!
やっぱりこういう発想ってアリなんですね。しかも世界初で特許もとって既に実現しているらしい。特徴は霧水を筒内に噴射して過熱蒸気の膨張エネルギーでピストンを押し運動エネルギーを得る(水が過熱蒸気になる時、体積は1660倍に膨張します) というところですね。冷却にも効果があるんでしょうか。
例の水素エンジンの問題点、「過早点火」も冷却によって解決できるんでしょうか。 だとしたら素晴らしいですね。

ウチが考えているのはバイクで水素エンジンを実現すること、なんですが、クルマではもう実現してるんですね。
きっとバイクでだって実現できるに違いない。


やはりあとはインフラ整備待ちというところなんでしょうか。
この会社の動向からは目が離せませんね。

posted by sotaro at 09:13| 埼玉 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | 水素バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月20日

電気自動車「エリーカ」

今朝の朝日新聞に見えてきた環境新技術という欄で慶応義塾大学の電気自動車研究室が開発した「エリーカ」という電気自動車の記事が載っていました。
最初に言ってしまいますが、僕はこの車が大嫌いです。

まあ、美的にガマンがならないという以前に、こんな電気自動車が普及してしまったら、水素バイクの開発も夢と消えてしまいますからね。
水素エンジンバイクが実現するためには、燃料電池車や水素エンジン車が普及し、そのためのインフラとしての水素スタンドがあちこちにできるということが不可欠です。
一番応援したいのはBMWやマツダやフォードの水素エンジン車ですが、モータで走るとはいえ燃料電池車でもまだ救いはあります。でも、慶応のはリチウムイオン電池で走るただの電気自動車です。これはいただけません。
自分の存在を正面から否定するようなモノを好きになれないのは、申し訳ないけど、しょうがないですよね?

そのことを置いておいても、この車最低にカッコ悪いとおもうんですけど、みなさんの目にはどう映るんでしょう。
時速320キロで走れるしエネルギーの消費も少ないから「車好きの人も乗りたくなるはず。あとは電池のコストの問題です。」なんて発言が紹介されています。
僕の感想は「バカ言ってんじゃ、ねーよ!」と言うものです。すいません。(^^;;;
三菱自動車もリチウムイオン電池を積んでタイヤのホイールにモータを組み込んで似たような車を開発開始とか。

クルマ好きの人間はただ速く走りゃなんでもいいってわけにはいかない、そうですよね?
多くのモータを組み込んでたくさん人乗せて速く走れる。なにかに似てると思ったら、
そうだ!これは新幹線ですよ。 こんなのクルマじゃないでしょう。

300km/h出るからってすぐに「F1並み」なんて引き合いにだしたりするけど、それって最高速だけでしょう?
こんな細長い8輪車で曲がれるのかな。

まったくケイオーはロクなことをしないな!(^^;;; ミツビシも!!
ムサコーもっとがんばってよ。

なんかこの開発をしてるセンセーが財界に強いらしいですね。住友銀行副頭取もやってらしたとか?!
集めたお金が5億円?!たいしたもんですね。

すいません、朝から新聞を見て、ほんとに気分が悪かったので、僕らしくもない書き込みになっているかもしれません。でも、頼むからこんな醜悪な車が世の中に認められることがないように、心から願っています。

でもなあ、この技術を違う方向に使って、乗って愉しい美しい車がもしも開発されたら、、、、、!!
その時はもうウチは仕事をやめるしかないですね。sigh.



posted by sotaro at 07:56| 埼玉 ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | 水素バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月16日

トヨタ350気圧タンクを開発

今朝の日刊工業新聞に記事が載っていました。
トヨタが豊田合成と共同で燃料電池(FC)車用の高圧水素タンクを開発したようです。
記事によると、いままではアメリカまたはカナダ製のものを使用していたのが、
将来的に自社開発していこうということのようです。
また700気圧用についても開発をしているとか。
材質は基板材に樹脂を多層に巻き付けたも複合容器ということです。
樹脂でできるとなると、形状にも自由度があるのでしょうか。

水素バイクを実現するときにはタンクの製造技術も大きなポイントになりそうなので、
非常に興味の湧くところです。
posted by sotaro at 13:54| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 水素バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月11日

どんな技術が必要か(6)

中学生が行った実験では、水素をキャブレターのインテークにホースで供給して、
それでもエンジンは回っていました。
ただ、エンジンの温度があがってきて、パワーを出そうとすると、水素の場合は過早点火が起こるという
問題がある、ということです。

そこで、燃料を直接気筒内に噴射する仕組みが必要になります。
圧縮が終わったところで水素を吹き込むわけですね。
幸い水素ガスは圧の高いものが入手できるようになる、ということですので、あとは噴射ノズルや
噴射のタイミングをコントロールする仕組みが必要ということになります。
これをいろいろ探していたのですが、当社がお世話になっている雑誌を眺めていると、なんと
モンキー用の燃料噴射システムを開発しているベンチャー企業があるというとこです!

さっそくホームページを見に行ってみました。
http://fcdesign.free.fr/index.html
FCデザインさんと言って今年になって有限会社になったとか。非常にユニークな活動をされているようです。
また、あるページにはターボのかわりにこの仕組みで酸素を噴射してパワーを得るという記事も見つけました。
つまりガソリンの噴射だけでなく、気体を噴射することも可能だということになります。

ただ、こちらのシステムはキャブのかわりにスロットルボディーがあって、そこにガソリンを噴射する仕組みで
筒内噴射ではありません。圧も低いものだろうと想像できます。
でも、噴射ノズルは武蔵工業大学でもディーゼル用ものを転用したりしていたようですし、改造すれば
なんとかなるのではないでしょうか。
FCデザインさんのシステムはパソコンで噴射のタイミングなどを自由にコントロールできるようなので、
これが大変素晴らしいと思います。

水素ヘの適用となると、そのままでは使えないかもしれませんが、小排気量用にこのような仕組みがある、
というのは非常にいい話しだと思います。
水素への対応については、実験を始める時にはぜひ連絡をとって相談してみたいと思います。
(実はだいぶ前にこの会社の掲示板に問い合わせを入れてはいるんですが、いまのところ返事はありません)

posted by sotaro at 09:11| 埼玉 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 水素バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月09日

中学生でもできる!(^o^)

水素の話がちょっと止まってしまいましたが、忘れたわけではありません。
燃料噴射の話しと減圧などについて、このあと調べて報告していきたいと思っています。

ですが、ちょっとその前におもしろいHPを見つけたのでご紹介します。
http://www.gorohei.jp/yosi/suiso/
上記のURLを辿っていただくと、なんと中学生が夏休みに自分で水素を発生させて、
水素でエンジン(汎用エンジン)を回した記録を見る事ができます。
なんと動画がアップされていて、錆びた小さな汎用エンジンがポコポコと水素で回る様子が
見られるんですよー!!!

いやー、素晴らしい!! 
途中で爆発して水槽がこなごなになるなんていう経験もしているようですが、
でもちゃんとエンジンが回ってますよー!
えらいですねー。
水素を発生させるところからやっているのも、なんだか感心しちゃいますね。
僕なんか買ってきて済まそうと思っているのに(^o^)

中学生でもここまでできるんだから、負けてはいられませんよね。
僕も爆発なんか怖がらずチャレンジしなくちゃ!(^o^)
posted by sotaro at 09:44| 埼玉 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | 水素バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月03日

どんな技術が必要か(5)

水素はなんとか積めた事にします。
あとは、その水素をどうやってエンジンに供給するか、です。
はじめは普通にキャブを通してできたらいいな、と考えていました。
もとのエンジンをなるべくイジらずやるのが、我々の目的には適っていると思うんです。

ただ、残念な事に水素には「過早点火」という問題があることを最初の方で書きました。
このことはご紹介した「未来をひらく水素自動車」という本に詳しく書いてあります。
プラグが火花を飛ばす前に勝手に点火してしまうらしいんです。上死点前に爆発しちゃったら
そりゃあエンジンが止まっちゃいますよね。それに吸気管のあたりでバックファイアでバーン!ってなるらしい。
これは、イヤですよね。なんとしても防がなければ。

そのためにはエンジンのシリンダー内に点火の直前に直接水素を噴射してやればいい、というのはわかりやすいです。
水素が入ってなければ、早過ぎる爆発なんて起こるわけがありませんものね。
武蔵工業大学さんでは液体水素でやっておられたので、それを高圧ににして噴射するために極低温で動くポンプを
開発されたりしてご苦労があったようです。

ところが!今は高圧のガスの方向でインフラが進むようなので、そうなるとわざわざ圧縮してやらなくても
最初から圧縮済みのガスを積む事ができることになります。ラーッキイー!!
高圧噴射の圧力は80気圧は必要ということですから、いま手に入る147気圧でも一応足りることになります。
あとはこれを噴射するバルブと噴射のタイミングを制御する装置が必要ですね。
あと、700気圧にしろ147気圧にしろそのままつなぐわけにはいかないでしょうから、噴射装置にいくガスの圧を
一定に保つ仕組みが必要なんだろうと思います。
僕はエンジンに直接関係のないこんな仕組みはいままで全然知らなかったので困ったなあ、と思っていました。
キャブでできればいいのになあ、なんてね。

ところが!いっつもこんなことばっかり考え続けていると、いろんなことが自然と目に飛び込んできます。
おもしろいですねー。
もしかしたら、解決につながるのではないか、という記事を雑誌でみつけてしいまいました。
それについては、また明日。(^^)
posted by sotaro at 09:05| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 水素バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月02日

水素シリンダーを積んだら

DSCF0004.jpgこんな感じ?

下手な絵ですいません。
ブルタコに水素のシリンダーを積んでみました。(^^)

円筒形の水素シリンダーをガソリンタンクの代わりに積むとこんな感じになるんじゃないかと思います。
バイクはだいたいメインのフレームが真ん中を通っているので、タンクの方が両側に割れていますよね。
でも、水素のシリンダーをそんな形に作るのは大変だと思います。

そこで逆にフレームの方を改造してしまって、シリンダーの左右の外側を通るようにしたら、どうでしょう。
転倒した際にはフレームがシリンダーを守るようにします。
ガスの入替えは時間もかかるでしょうから、シリンダーごと脱着して交換してしまいます。

シリンダーを支え、カンタンに脱着ができるようなアタッチメントをつくることにします。

この絵だと3.4Lのシリンダーよりは少し長くなっています。
10Lのを載せたいところですが、長さが1mあるとそのままでは厳しいですね。

2ストのエンジンは全高が低いので、エンジンの上の方は結構スカスカなので、こういう構造で
シリンダーを載せるには有利だと思います。
2ストはヘッドの構造がカンタンなのも、燃料噴射に改造する時などはやりやすいだろうとも思っています。

水素のシリンダーは赤く塗ってあるもののようで、ブルタコにはぴったり。(^o^)
でも、タンクはバイクの顔のようなものでデザイン的にも重要なんですが、そこにいかにもボンベです、
といった水素のシリンダーを剥き出しでつけるのはあまりカッコイイとは言えませんよね。

どのバイクも同じタンクというのも、なんだか味気ない。
まあ、そこは実験段階では我慢するとして、将来的にはなんらかのフェアリングのようなカバーみたいなものを
FRPででも作ってオリジナルの雰囲気を大事にするというようなことも必要でしょうね。
posted by sotaro at 08:43| 埼玉 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 水素バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月01日

どんな技術が必要か(4)

水素を積む方法は将来的には高圧縮のガスを積む事にしましょう。
また、現在のところは手に入るシリンダーをそのまま積んでしまうことにしたいと思います。

現状、航続距離はおそらく話しにならないほど短いでしょうけれども、ウチがやろうとしていることの目的に
照らしで考えると、それはたいした問題ではないと思います。
大事なことは現存のエンジンが僕のように知識のない人間がちょっといじるだけでカンタンに水素で走ることを
証明することなんですから。(^o^)

ま、エンジンいじり遊びの延長でもあるわけです。

エンジンいじって遊ぶやり方もいろいろあっていいと思うんですよね。
何もパワーがでるように改造するばかりがエンジンいじりの全てでもなかろうってわけです。

それにしても、どのくらいの距離が走れるんでしょうね。
ものすごく雑な話しですけど、BMWの水素エンジンは140Lで350km走るそうです。
そして、 これは200気圧の水素をつかっているらしいんですね。
っていうことはこのままの比率で10Lの150気圧の水素だとすると、18kmくらいはそれでも
走れることになるんでしょうか。
BMWのはエンジンがでかいですからねー、50ccのバイクだったらいくら2ストでも
倍くらいは走りますかね?36km?
よくわかりませんけど、実験的に走らせるんだったら、十分かな。
家から会社まではいけますね。もし希薄燃焼やらで距離を伸ばせば会社まで往復できて
通勤に使えるかな!(^o^)

将来は700気圧でインフラがすすめられる方向のはずなので、そうすると一気に80km〜160kmくらい
走れる事になりますかね?すごーい。
それなら700気圧の3.4Lのシリンダーでも25kmから50km位走れるのかな。

トライアルバイクとしたら十分だなあ。僕のTY250は買った時2Lのガソリンタンクが付いてて
航続距離25kmまでなかったですからねー。それで鹿島まで行きましたからね。わはは。(^o^)
ほんとの話し僕は最初はトライアルバイクみたいなものを水素エンジンにしたいんですよ。
自然の中に入っていくのにはいいですよね。航続距離もいらない。トランポに積んで山まで行って
とことことそのあたりを走り回る。鹿島に置いといて遊ぶんだってこれで十分。(^^)
高速道路をロングツーリングするようなバイクじゃなくってね。

そう考えるとオークションで旧いTLM50かTY50でも安く買ってきて早く実験を始めたくなっちゃいますね。
ナンバーも付かなくていいようなこんなバイクだったら1万円も出せば買えるんじゃないかな。(^o^)

現状の147気圧でも10kmくらい走れるとしたら、実験的な価値は充分にあると僕は考えます。
明日は水素のシリンダーをどこにどうやって積むのかを考えたいと思います。

posted by sotaro at 09:51| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 水素バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月28日

どんな技術が必要か(3)

さて、バイクに水素を積む、といっても実際に水素がカンタンに手に入るものなのかどうか。
最初はそんなことから調べなくてはなりませんでした。
いったい水素ってどこで売ってるんだろう?
ウェブでそうとう調べたんですが、なかなかうまいこと検索ができませんでした。それで実際に
実験用にガスの販売をしているところに電話したりして、ようやく下記のウェブにたどり着きました。
http://iguchi-shoji.co.jp/home.html

こちらのウェブからダウンロードした資料によりますと、水素に関しては
47L、10L、3.4Lの三つのサイズの容器で販売をしているようです。
また、それぞれの重量は53kg、10kg、6kgだそうです。
そして充填量は14.7MPaということです。このMPaという単位はどうやら10気圧ということらしいです。
それぞれの容器のサイズや容器弁やネジのサイズまでがわかりました。

水素を積載する方法については一般に1.液体水素や2.水素を吸着する合金、3.圧縮ガスなどが
考えられているようです。
実際先の本の武蔵工業大学では液体水素でずーっと実験をされてきているようです。

ところが、今日本では将来の燃料電池車の時代に向けて、高圧縮のガスでの供給が検討されているようです。
いままでは許可されなかった700kgという高圧のガスの使用が認められるようになってきているんですね。
上記の現在あるシリンダー(ボンベ)だと約150気圧ということですから、これに比べると4.7倍もの
ガスが運べる事になります。

やはり液体水素や金属吸着にはまだ技術的に難しい点が多いんだと思います。
それに比べると圧縮ガスは技術的には問題が少なくて、比較的カンタンに思えます。
(バイクに積むのがカンタンかどうかは別ですが)
いままではそれでは積載できる量が少なくて、航続距離に問題があったんでしょうけど、
ここまでの高圧ガスが認められるとなるとそれだけでだいぶ話しが変ってきます。

もし、高圧縮ガスが認可されて将来水素ガススタンドで入手できるようになるとすれば、
ウチでなにかやるとしても、やはりこの方向で考えるのが一番のように思えます。

現在すでに関東には9ヶ所の水素ガススタンドが設置されているのだそうです。

いますぐ700kgの水素とシリンダーは入手できないと思いますが、これが将来手に入ることが
わかってさえいれば、今は現状手に入るもので研究をすすめていけばいいのではないかと思います。

というのも、ウチが今やりたいことは
「将来水素で絶版バイクを走らせることができる可能性が十分あることを証明する」
ことであって、実際に高性能な水素バイクを開発することではない、と思えるからです。

むしろ、なるべくもともとのバイクのエンジンなどをいじらないで、簡単な方法を探すことの方に
意義があるんだと思うんですよねー。
だって、仮にものすごい水素バイクをつくれるとしても、そんなのはウチの仕事じゃないですもんね。
2スト水素バイクの新型はヤマハさんかスズキさんあたりにがんばって欲しいなあ。

YAMAHAさんにはRZが売れた25年前にバイク雑誌などで
「ウチはもともと2スト屋なんだ!」って胸を張ってたあの頃を思い出して欲しいです。(^O^)
posted by sotaro at 09:38| 埼玉 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 水素バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月25日

どんな技術が必要か(2)

さて、水素をどうやってバイクに積むか。
これは大きな問題です。
水素というと「爆発する!」というイメージを持つ方は多いと思います。まずはこの点を確認しておきましょう。

小学校の時に理科の実験で水を電気分解して発生した水素に火をつけて「キョン!」ってやった人も
多いのかもしれませんね。
あと、やっぱり一般に水素=爆発して危険というイメージの最大の理由は飛行船「ヒンデンブルグ」号の
爆発炎上事故の衝撃的な映像ではないでしょうか。アナウンサーが泣き出しちゃうやつ。
アメリカがドイツにイジワルしてヘリウムを売らなかった。そのため水素で飛んでいた
ヒンデンブルグはとうとう爆発炎上してしまった、、、、。あまりにも有名な悲劇ですよね。

ところが、どうもこれがちがうんだそうです。あの時燃えたのは、飛行船の外皮(実験の結果とても燃えやすい
ものでできていたというドキュメンタリーを去年テレビでやってました)で水素は燃えていない、という
ことなんですね。それであんなにたくさんの人が助かったらしいんです。(35人が亡くなって63人が助かった)
水素は比重が最も小さいガスなのですぐに上昇してしまって、点火できないほどに薄まって
危険性がなくなる。また燃えたとしても炎は極めて弱い、ということなんです。

先の「未来を開く水素自動車」の著者、古濱先生も本の中で
「水素が吹き出るとき、その摩擦熱で発火するという人もあるが、そのような経験は全くない。前記UCLAのLH2
車は高速道路上で横転し、タンクにひびが入って水素が激しく吹き出したが、火災は起こらなかった。1970年頃から
世界中で多くの人が水素の実験を行ってきたが、大きい事故の報告は皆無である。
筆者らも今まで22年間素人の学生とともに毎日実験を行っているが、危険性についてはガソリンやプロパンと
同程度で、正しい扱いをする限り、特に危険だとは考えられない。」
と述べてらっしゃいます。
科学者として、
「もちろん実用化までには車を衝突させるなどのテストによって、万全な対策をとることが必要である。」
ともおっしゃってますけれども。

長く実際に研究をされている方がこのようにおっしゃっているのには、とても勇気づけられました。

今日のところは、水素は一般に思われているほど危険ではないらしい、ということだけ指摘して
具体的な積載方法についてはまた月曜日以降ということにしましょう。(^^)

まったくの余談なんですが、私高校生の時飛行機とか飛行船が大好きで、、、、空が飛びたかったんです。
一時人力飛行機にもあこがれて自分で作りたかったんですが、技術的にあまにりも難しいので考えたのが、
人力飛行船。これをほんとに作りたいと考えてすいぶん勉強したんですが、やっぱり受験勉強中の高校生には
無理でしたね。残念でした。
大学に入ったら絶対やろうと思ってたんですが、大学入ったら今度は水上スキーにはまっちゃって、、、。
19世紀末には実在したんですよね、人力飛行船。いつかこれもやってみたい夢ですね。
現代の技術でつくったら、案外オモシロイものができたりしないでしょうか。
posted by sotaro at 09:59| 埼玉 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 水素バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月24日

どんな技術が必要か (1)

さて、今のガソリンエンジンがそのままで水素を燃料に回るらしいことはわかっているんですが、
それでは水素バイクを実現するのにどんな技術が必要になるでしょうか。

ひとつわかっているのは、水素は過早点火を起こすらしい、ということです。
つまりプラグが火花を飛ばす前に勝手に点火しちゃうんですね。このために吸気管などで
バックファイアを起こしたり、早過ぎるタイミングで爆発が起こればエンジンが停止したりしてしまう。

これを起こさない一番の方法はどうやらキャブレターを使わず、燃料噴射で直接シリンダー内に水素を噴射
してやることのようです。

通常水素エンジンはガソリンよりも20%程出力が落ちるなどという話しがありますが、
一方では空気だけを圧縮しておいてそこへ水素を噴射することで、一種の加給状態をつくることができ、
かえって出力を増加させることもできる、という話しもあります。

また水素は燃焼の条件が広くて、かなりの希薄燃焼も可能だということです。

いろいろ技術的に壁がありそうですけれども、水素の燃焼の研究が進めば性能のいいエンジンをつくれる
可能性はあるように思えるんですが、どうなんでしょうねー。

ひとつ考えておかなくてはいけないのは、水素自体は酸素と燃焼しても水が出るだけでまったく無公害といって
いいと思いますが、実際には空気と水素を燃やすので、空気中の窒素が酸化してNOxが出る、ということですね。
この点は燃料電池車に比べると、水素エンジンがちょっと不利なところです。
でも、これは燃焼温度を低めに保つ事や触媒などによって、かなり回避できるようです。

それにしても、いっそ酸素のボンベも積んで酸素と水素だけを燃やせば、一切悪いガスが出ないと思うんですが
もともと積載に限界のあるバイクでこれをやるのなかなか問題が多いでしょうねー。
でも、H2ロケットみたいでカッコイイですけどね。

次回はこの「水素ガスをどう積むか」を考えてみたいと思います。
みなさんが連想するのは、やっぱり「ヒンデンブルグ号」でしょうか。(^o^)

今回からは下の本も参照させていただいています。
「未来を開く水素自動車」
古濱正一 著 東京電気大学出版局
著者は武蔵工業大学で長く水素エンジンの研究をされた先生のようです。
posted by sotaro at 09:09| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 水素バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月23日

BMWとMAZDA、武蔵工業大学

水素エンジンのことを考えるのに、一番励みになるのは、すでに自動車メーカーや大学が
開発に成功している、ということです。

一番有名なのはBMWでしょうか。
http://www.bmw.co.jp/Product/Innovation/CleanEnergy/body60.html
http://www.clubciao.com/k_info/try/bmw02/core.html

日本のマツダでもロータリーエンジンのRX-8が水素で走るようです。
http://www.mazda.co.jp/publicity/release/200410/1027.html

現状ガソリンでも水素でも走れて、走行中にスイッチひとつで燃料を切り替えられるようです。すごい。
それはつまり、ガソリンと水素でエンジンの基本的な構造が大きくはちがわない、ということにもなりますね。
見た目はまったく普通のクルマですし、トランクがちょっと狭いくらいで完成度は高いですね。

さらに、武蔵工業大学では70年代からすでに水素エンジンの開発に成功しているようです。
http://www.herc.musashi-tech.ac.jp/main/HYDROCAR.html

これらを見ると水素でいまあるガソリンエンジンを動かすことは、それほど困難ではないのかとも思えます。
特に武蔵工業大学の例では70年代に2ストのエンジンで成功しているところを見ると、
タンクの問題やバックファイアなどの問題があるとは言え、エンジンを回すだけなら、いますぐにでも
できそうに思えてきます。
posted by sotaro at 10:16| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 水素バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月22日

「水素バイク」について

最近水素エンジンのことが気になってしかたがありません。
ガソリンの代わりに水素を燃やして動くエンジンのことです。

そんなこと考えたって、今はインフラがないんだし商売にならないじゃないか、と自分でも思うんですけど、
でも、どうしても考えてしまうんです。

ウチの会社の仕事は旧いバイクやクルマのエンジンの部品を修理する事です。
そのことによって、バイクやクルマを大切にする人のお手伝いができる、というのは
とても素晴らしい仕事だ、と僕は思っています。

僕自身もブルタコシェルパTという旧いバイクを持って、大切にしています。
趣味としてもとても魅力的だし、楽しいし、ずっと続けていたい、と思います。

ただ、ひとつだけ心にひっかかることがあって、それをぬぐい去る事ができません。

以前からこのblogを読んでいただいている方なら、覚えていてくださるかもしれませんが
家からほど近いところにある六道山公園というところへ、シェルパTに乗って行った時、
自転車に乗った人達の集団とすれ違ったんです。そして、その時なんとなく暖かくない視線を感じたんです。

その時につくづく感じたのが、僕の大好きなこの乗り物をこころよく思わない人達がいる、ということです。
シェルパTは2ストの旧いバイクなので、排気がきれいとは言えない。特に自然の中に乗っていったその時、
そのことがつよく心にひっかかったんです。

オイルには植物性や生分解性のものを選んだりしてみますが、それでも燃焼しきれていないガスが
そのまま排出されたり、そうでなくてもC02を排出することに関しては言い訳のしようがありません。
もちろん、今の時点で2ストのバイクに乗る事は不法なことでもなんでもないし、わずか250ccのバイクの
排出するガスなど、取るに足りないと言ってしまうこともできるかもしれません。

それでも自分が愛するその小さなエンジンが、小さい割に空気を汚す度合いが大きいというのは
なんとも、悲しいことです。

京都議定書が発効した、というこの時期にあって、排気ガスのことを何も考えずにバイクに乗り続ける事は
もはや誰にもできないでしょう。
特に旧いエンジンを修理することを商売にしている(株)井上ボーリングにとって、この問題を
どう考えたらいいのか、、、、、。

その時にふと思いついたのが、旧いバイクやクルマのエンジンを水素燃料で動かす事はできないのか、という
ことです。もちろん、今すぐには無理ですけれども、燃料電池車が普及して、そこここに水素スタンドが
できるころまでの間に、ウチでもそんな研究をすすめていくことはできないでしょうか。

もし、ほんとうに将来そんなことができることがわかれば、今は肩身のせまい2ストバイクだって、
あと10年か20年大事に持っていれば、水素で無公害に走らせる時が来るんじゃないだろうか!

ガソリンエンジンが出す排気について現状どうにも言い訳ができなくなった僕が、とうとう思いついた最後の切り札が「水素バイク」なんです。
もしかしたら、荒唐無稽でとうてい実現不可能なことなのかもしれません。

今いろいろと本を買ったり、資料を取り寄せたりして調べていますが、まだまだわからないことだらけです。
もし、なにかご存知の方がいらっしゃったら、ぜひお教え願いたいと思います。

また、このblog上で、自分の調べた結果のメモとしても、わかったことを「水素バイク」というカテゴリを作って、
少しづつでも書きつづっていきたいと考えています。

どうかこの考えに賛同したり、興味をお持ちの方がいらっしゃったら、ご支援のほどよろしくお願いします。
posted by sotaro at 16:41| 埼玉 ☁| Comment(5) | TrackBack(1) | 水素バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする