TOFのレースのレポートが各誌に載っています。
最初はBikers Station、それからミスターバイクBG、そして別冊MOTOR CYCLISTにも。
TOFはやはり各誌注目のレースなんですね。
そんなレースで上位にはいれるUDA-VANCEとGENさんのチームと一緒に参加ができてよかったです。
ウチのブース、IBレディー、UDA-VANCEチームはどの雑誌にも載っています(^o^)
各誌を買って読んでみたんですが、それぞれの雑誌にそのホンならではのカラーがあって、おもしろいですね。
今日は別冊MOTORCYCLISTを読んでいました。なかなか楽しめます。
すると、記事の中に旧いバイクとそのオーナーを取り上げた記事がありました。興味深く読んだんですが、
締めのほうの文章で
「モノづくりで世界有数の経済力を備えた日本だが、その基盤の部分が崩れてきたのではないか……とは、
よく言われる事だ。売ったらおしまい。壊れたら交換。直すより買い替えたほうが安い。すべてがそんな
方向に流れていって、本当に大丈夫なのだろうか。」
という文がありました。言っていることはよくわかります。でも、僕の感想としては、
「こういう風潮が行き過ぎた時代はもう既に終わってるんじゃないのかな」というものです。
昔は旧いクルマやバイクを大事にしているイギリスの人々がメディアなどで紹介されると、
「素晴らしいなあ、うらやましいなあ、でも、日本にはこんな余裕はないなあ。」などと思ったものです。
実はそう思ってた頃が日本の経済成長という意味では最高潮の頃だったように思います。
経済が停滞気味の昨今ですが、逆に人々の意識は少し地に足がついてきた、というのか
ある面余裕があるようにもみえます。
そんな今の状況は、経済の発展ばかりに気持ちがいって突っ走り過ぎたことの反省から
もう少しゆとりを持って生きようよ、とみんなが言い出したある時期に「望んだ結果」なのではないか、
と僕はおもっているんです。
経済一筋、仕事一筋にみんなが生きなくなった結果、いくらか経済は停滞する。
学力も少しは落ちる。失業率もアメリカ並みに悪くなる。
でも、それは僕らが望んだことではなかったんでしょうか。ゆっくり暮らしながら、それでも
経済は圧倒的に成長する。そんなわけには行きませんよね。
日本やアメリカのように劇的な成長の中にはなかったヨーロッパの人達が、あの頃にやっていたような
落ち着いた暮らしを、僕らはやっと手に入れつつあるのではないか、と思います。
そんな世の中でこそ、旧いバイクやクルマを大事にしたりするといったことも、さらに受け入れられるように
なっていくのではないでしょうか。
ということで、僕はこの雑誌のライターのかたほど、現状を悲観していません。
posted by sotaro at 13:39| 埼玉 ☁|
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