原田さんよりレポートがありました。
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井上社長様。
ご無沙汰してます。
1年に1回のSUGO-RZカップがおわりました。
前回のTOFで腰上を壊してしまい、井上ボーリング様になおしていただき
OHを済ませたばかりの調子が良いエンジンでの参戦となりました。
RZカップにはクラスが3つあります。
1.アンダー250・・・・・・排気量250cc以下の2サイクルマシン(RZ250・RZR250またはヤマハ2スト250cc以下の鉄フレーム車両)
2.オーバー250・・・・・排気量250以上の2サイクルマシン(RZ350・RZ350Rまたは、ヤマハ2スト250CC以上の鉄フレーム車両)
3.フリークラス・・・・・・・上記以外のヤマハ2スト車両(RZV500・86年までのレーサーなど)
私はオーバー250クラスにエントリーしました。
予選は有力チーム2台のRZV500を押さえ、ただ1台45秒台でポールポジションをGETしました。
2位のRZV500に1秒以上差をつけてのポールポジションでした。
実は前日の公式練習でこの2台のRZV500が46‐47秒台で周回していたのを確認していました。
私も46秒代前半のタイムで周回していましたので、予選のポールポジションをひそかに狙っていました。
予選はRZV500とからまないように注意さえすれば、ポールポジションも可能です。
決勝ではヨーイドンですので、よっぽどでない限り勝つのは無理でしょうから。
予選中は1コーナー付近に大きな電光掲示板があります。
随時、コントロールタワーを通過するたびに上位6台のタイムが掲示されます。
予選前半は私が46秒代前半でトップでしたが、後半にはRZVに抜かれ2位になってしまいました。
残すところ1周で勝負をかけ、45.7秒でポールポジションをGETしました。
決勝は2位、3位はRZV500でした。
スタートは1コーナー進入時に2台のRZV500に続き3位。
3コーナーで1台のRZV500をパスして2位に浮上。(実はこのマシンは筑波TOF-ZERO1でぶっちぎりTOPのマシンです)
裏の長いストレートでこのRZV500に抜かれ3位。
その後、もう1台のRZV500とバトル。2回ほど抜きましたが500CCのパワーはものすごく裏の長いストレートと
メインスタンド前の登り勾配10%の直線で離されてしまい、コーナー進入で差を詰めると言う展開が続きました。
最後のL1(ラスト1周)という掲示を見て目の前のRZV500に勝負をかけました。
実はこのRZV500はフリークラスでしたので私のオーバー250とは章典は別。
なんで、オーバー250の2位はブッチギリの差をつけていたので無理に勝負をかけなくても良かったのですが、アクセルをもでしてRZV500との勝負を
諦め
オーバー250クラスの優勝を選ぶと言う選択肢は私にはなかったと言うことです。
5コーナーで前に出ていればその後の長い直線で抜かれても勝機はあると言う判断でした。
結果4コーナーでスリップダウンしてしまいリタイヤとなってしまいました。
まあ、自分で選んだことですから、満足しています。
エントリー名も「UDA-VANCE&井上ボーリング」でしたが、結果を残せなくてすみません。
レースアナウンスは500ccとトップ争いをしている350ccと言うことで、ずっとアナウンスされていたらしいですが。
次回は12月の筑波TOFです。
もしかしたら10月のSUGOサウンドフェスティバルに出るかもしれません。
以上簡単ではありますが、RZカップの報告でした。写真を添付します。
また、よろしくお願い致します。
原田一夫
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原田さん、レポートありがとうございます。
いやー、どうしたかなー、と思ってたんですよ。
これだけ読んだだけでも、はらはらどきどきしました。
350ccで果敢にRZVに挑む!かっこいいじゃないですか!
うーん、しかしそれにしても最終ラップでスリップダウンですか!
潔く書いてはおられますけど、やっぱり残念だったでしょうねー。
いや、でも、ウチとしてはオーケーですよ!
スポーツで大事なことはドラマを演じることです。
その結果はどうでもいい、と僕はいまは考えています。
(昔はちがった。)
特にアマチュアスポーツでしたら、思い切って自分の生き方をそこに表現できれば、それでじゅうぶんなのではないでしょうか。
レポートありがとうございました。