2005年12月23日

Merry Christmas!

愉しいクリスマスをお過ごしください!

Oh, what fun it is to ride in a one-horse open sleigh, Hey!

そうそう、単気筒のそり (?)に乗って走るのはなんて愉しんでしょう!!
今日は会社で年賀状の印刷なんかしてましたけど、明日はシェルパTに乗って来ようかな!

みなさん、ほんとうにクリスマスを愉しんでくださいね。
3連休ですものね。なかなかないっすよ。いやー、天皇陛下いい時に生まれましたね。

おかげさまで忙しい年末にほっと一息ですよ。(^o^)
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2005年12月27日

今度は鋳鉄スリーブにメッキ!

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ポートのえぐれ部分の鋳肌で鋳鉄スリーブであることがわかりますね。

お客様のご承諾を得て、古いバイクの鋳鉄スリーブにメッキを実施してみました。
このバイクの場合は焼き嵌めスリーブでしたので、きれいにスリーブを抜く事ができます。そのスリーブを洗浄してメッキ処理。この件の場合はもうピストンが入手できない、しかもピストン・スリーブに摩耗はあるものの、キズはなくいい状態で、ちょっとリング音が気になるという状態でした。
そこで、スリーブを抜き取って、そこにメッキをすることでクリアランスを確保するというのが目的です。もちろん鋳鉄表面よりも滑りも耐久性も向上するはずです。
ブルタコのアルミスリーブの順番が後先になってしまいましたが、これはこれで意味のあるトライアルではないでしょうか。この後、ピストンリングを製作しているので、それとベアリングを調達してお客様にお渡しする予定です。
でも、今年はもう無理ですね。O様、納期をお待たせしてしまってすみません!ご協力ありがとうございます!!

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2005年12月31日

ビートが戻ってきた!

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お休みを前にビートが戻ってきました。

ロデオの杉田社長がなんとか今年中にということで間にあわせてくれました!ありがとうございます。嬉しいもんですねー。
オイル消費が激しかったのが唯一の問題だったんですが、いざばらした段階でいろいろと実験したくなっちゃって、長い事ばらばらのままでした。いま、実験の方はバイクですすめることになったので、中古のエンジンを入手していったん組立てもらったんです。
家の前にビートとシェルパTがあると、赤と黄色でなんだか賑やか。正月らしくおめでたい感じで、いいかな。
この正月はなんだかHAPPYな気分で過ごせそうです。
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2006年01月01日

あけましておめでとうございます!

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さっそくシェルパTで一走り

狭山湖まで行ってきました。見晴らしのいいところでシェルパTと写真を撮りたかったんですけど、今日はあいにくの曇り空。
公園の隅にシェルパを停めて、一休みしました。

今年はこのシェルパTとまずはアルミスリーブの完成を目指して頑張ろうと思います。空冷2ストというある意味シリンダーにとっては過酷な条件で始めて、これでうまく行けば4スト水冷マシンなんてラクなもんでしょう?!(^^)

今年も暮れに山のようにバイクの雑誌を買ってきて、読みまくっていますけど、なんだかあまりオモシロくないですね。ショウがあったせいか、大きなバイクの話しばっかり。BMWとかDUCATIとかハーレーだとか。まあ、今はそこら辺が売れ線で、国産の小さなバイクとか旧車の記事なんか載せたって雑誌がうれなきゃしょうがないんでしょうけどね。
でも、ベストテンなんかでセローやトリッカーあたりは意外にいい点稼ぐんですよね。ほんとうはこういうバイクでいいんだっていうこと、ライターの人もわかってはいるんでしょうけどねー。でもそれじゃあホンが売れないって思い込んでるんだろーなー。そんなことないのになあ。「ほんとうにいいと思うものを素直に出してご覧よ。」って言ってあげたいなあ、雑誌の人に。

IBは今年も古いバイクやクルマを愛する方のために、できるかぎりのことをやっていきたいと思います。こういう業界全体の中ではけして大きな市場ではないんでしょうけど、ウチはここにいます。他になにもできないし、ここが最高におもしろいと思っています。
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2006年01月04日

ビートに乗ってロデオさんまで

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写真はSherpaTが大きいですが、今日はビートに乗ってきました。

お正月も営業と聞いていたので、ロデオさんまで行ってきました。
ビートのエンジンは絶好調です。中古のエンジン(腰下)と積み替えたんですけど、明らかにパワーが違います。高速にちょっとだけ乗ってみたんですけど、そんなつもりはないのにいつの間にか140km/h出ていてびっくりしました。
ヘッドのバルブシートカットとバルブの摺り合せはIBでやりました。あとは、ロデオさんでていねいに組み立ててもらっただけ。それで、こんなに違うんですねー!!驚きです。
そう言ったら、ピストンの重量合せとメタルのクリアランスがポイントだとロデオの杉田社長がにこにこしながらおっしゃってました。うーん、サスガだ。
実はピストンのクリアランスはちょっと過大なんだそうです。0.05mmをいくらか越えているということです。いやー、アルミスリーブのテストをするまでのほんのちょっとのツナギだから、と中古のエンジンをそのまま組み立ててしまったのは今考えると惜しいです。ボーリング屋のクルマなのに、他はよくってクリアランスがでてないなんて!
「紺屋の白袴」もいいとろだな!
まあ、いいや早く実験をすすめて、腰下もばっちりやってやろう。
みなさん、もしビートに長く乗ってる方がいたら、ほんとうにエンジンのオーバーホールをやった方がいいです。別にへんな改造なんかしなくても、十分に違いは感じられます。ほんとです!
それに、ちゃんと加工してきちっと組み立てて、エンジンがキレイに回っているっていうだけで、ほんっとに気分がいいもんです。もちろん、そのついでに多少エンジンに手を入れるということも否定はしません。お金が余っているならぜひやってください。でも、ただのオーバーホールだけでぜんっぜんちがうってことはぜひ知っておいてください。やはり19万キロ走ったエンジンって本調子ではなかったんですね。
それにしても5速で十分に加速して行くし、トルクが太ったような感触です。ほんとにビートっていいクルマだなあ、と思いました。僕の自我を1個運搬するのにこれ以上のクルマはまったく必要ないな、というのが僕の今日の感想です。

よかった。ボーリング屋もまだまだ多くの方のお役に立てる余地はあるようですね。実はワタクシ、自分のクルマをただすなおにオーバーホールした、というのは、思えばこれがはじめての経験でした。いやー、よかった!!

今日、途中まで娘を載せたんですけど、車高が低いんで驚いてました。「すごくスピードでているような感じがする」って。その通り!いいところに気がついたねえ。
スピードが出ていなくても、風が感じられて(もちろんフルオープン)、車高が低くて、エンジンがいい音するから、すごく気持ちよく飛ばしているような気持ちになれるんですよね。これってどう考えても正しいと思うな。
スピードが出ているのを感じさせないで400km/hでるクルマ(ブガッティ・ヴェイロン?)より、絶対ビートの方が優れている・安い・賢い・エコだ・美しい・エライ・正しいと僕は思います。そんなまちがったクルマに1億6千3百万も出すヤツなんてアホだな。そんなアホなことを一度くらいはしてみたいですね。ははは(^o^)


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2006年01月05日

今年の目標

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ジョギングしてたらこんなものが!

自宅近くの多摩湖の周りをジョギングしてたら、写真のようなものが目に飛び込んできました。おそらくは水道の管かなんかだと思うんですが、なんで玄関の前においてあるんでしょう。それにしても笑っちゃうのは僕にはこれがエンジンのスリーブに見えたんです。わはは。 (笑)

もう、頭の中はスリーブのことでいっぱい?!

というわけで今年の目標の第一はアルミスリーブの実験をどんどん進めること。とはいってもここは拙速を避けて、必要とあれば今年一年はあらゆる角度から性能・耐久性を確認する、ということに費やしてもいいくらいの覚悟です。
もちろん、結果がどう出るかによっては、大々的に発表できるところまでこぎつけられればそれに越したことはありません。
シェルパTと一緒にがんばります。(^^)

それから、ビート。こちらはJ'sTIPO誌に連載継続も決まったので、いろいろやってみたいですね。ちょっと手を入れてサーキットを走ってみたいなんてことも考えています。サーキットを走るにはLSDを入れたりロールバーをつけたりしなくてはならないそうですね。
もちろんアルミスリーブの実験にも使います。そんなことを通して、(株)井上ボーリングのエンジンへの取り組みをうまくアピールしていけたら、と思います。

バイクレースの活動もしっかりやりたいです。ここ2年と同様、UDA+VANCE/GEN'S FACTORYのみなさんを応援するカタチになります。どんなことで一番みんなの役に立てるか考えてみんなのいい成績につながるようなサポートをしたいと思っています。

あと、これは実現できるかどうかはわかりませんが、取引先を訪ねてイギリスへ行ってみたいなどということも考えています。パーツを輸出してくれるところや古いバイクの部品を作っているところを訪問してきたいんです。日本の事情を説明して要望をしたり、あちらの状況を聞いたり。あとは古いクルマやバイクを大事にする伝統があるかの地のボーリング屋さんを尋ねてみたいんです。

これは今後井上ボーリングの発展の方向を考える上で、大きなヒントになるような気がするんです。英国はクルマを取り巻く文化という点でははるかに日本より先進国だと思うんですよね。これから成熟期を迎える日本にとってきっと参考になることがいっぱいあるような気がします。

ついでにスポーツカーでも借りて、ハイランド地方を走ってみたいなあ、なんてことも実は考えています。(^^)
まあ、忙しいのに時間が取れるかどうかわかりませんけど、なんとか実現したいものです。

そんなことをいろいろ考えることができるのもみなさんにお引き立てをいただいているおかげです。どうか、今年も皆様に変わらぬご愛顧をいただけますよう、なにとぞよろしくお願いいたします。
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2006年01月06日

バイク用ジャケット

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いつも着てます、このジャケット。

今、ファッション界では、、、、(なんと僕に似合わない書き出し!)バイク用のウェアがイン(?)なんだそうですね。いろいろなファッションブランドがバイク用にヒントを得たデザインでジャケットなどを作っているんだそうです。(雑誌の読みかじり)

僕が着てるのもバイク用のものではなくて、Tomy Hilfigerなんです。
これが、すごい暖かいんですよ。ほんと、この寒い今年の冬バイクに乗ってても、寒いと思いませんねー。
カッコだけじゃなくて、たとえば袖口はちゃんとジッパーがついてて絞れるので冬用グローブの内側に入れることができるし、襟の部分も風が入らないように考えられてます。内側はボア(「内径」ではない)になっていて、とってもあったかいんですよー。
いいジャケットをお探しの方がいたら、オススメです。

SherpaTに乗るときも、ビートに乗るときも、これです。
もちろん自分で買ったわけではなく、妻からのプレゼントです。(*^^*)

posted by sotaro at 13:22| 埼玉 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月08日

バッグ

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FREITAGのバッグ

今日は妻とふたり、ビートに乗って六本木の「ルガラージュ」までバッグを買いに行ってきました。
http://www.legarage.jp/
バイクに乗る時はいつも、以前ウェイクボードの大会で入賞して副賞でもらったNEILPRIDEのバックパックを使っていました。とても便利だったんですが、いささかヨレてきたのでなにかないかなあ、と雑誌(MOTO NAVI)を読んでいたら、紹介されていたバッグです。この雑誌ミーハーなところが好きです。(^^;;;

写真を見ると、買ったばかりの新品なのになんだか薄汚れていませんか?妻のグリーンのはきれいですけど、僕のは黄色いところにところどころ汚れがついています。不良品?!いいえ、ちがうんです。

このバッグはなんとヨーロッパで走っている大型トラックの幌とクルマのシートベルトとタイヤのチューブをリサイクルして作られるバッグなんです。だから、模様も1個ずつ全部違うし、汚れの残ってるものもある、というわけなんですねー。オモシロイ。
素材がただみたいなもんだったら、値段も安いかというと、そんな期待をしてはいけません。大人は笑ってこういうもんを買っていくんですねー。わはは。(^o^)
それに汚れてると思って指摘してくるおせっかいな人がいたら、ここぞとばかりウンチク返しをしてやる、という愉しみもあります。ぷはは。でも、発想とセンスがいいよなー、ほんとによく考えられてる。素材が素材だけに雨にも強いしヘビーデューティーです。

ビートで都心まで往復しましたけど、調子がよくって愉しかったー。なんとなく港区方面は外車率も高いので、もっと押し出しの効くクルマじゃないと恥ずかしいかな、なんて思ってましたけど、フルオープンで走ってると結構みんなジロジロみるんですよ。他のクルマのドライバーがバックミラーで、とか歩いてる人がしげしげ見てたり。ま、「寒いのにアホだな」と思って見てたのかもしれませんけどね。「ルガラージュ」でカードを作ってくださいと言われました。申し込み用紙に書きこんでいくと「お乗りのクルマ」っていう欄がありました。
そこにFORD MONDEO・HONDA BEATって書くのは悪い気持ちではありませんでしたね。(^^)

ビートは僕の今のありようをちゃんと表現してくれているクルマなんだと思うんです。だから、19万キロも走ったチュウブルの軽自動車なんだけど、僕は誇りを持ってこのクルマに乗っていられるんですね。いいクルマと出会ったなあー。
いつもクルマやバイクは衝動買いしちゃうんですけど、割りと失敗しないですねーってか思い込みが激しいだけかも。(^^;;;

posted by sotaro at 18:32| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月13日

再メッキ

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きれいにあがってきました。

さあ、すぐにもブルタコのエンジンを組んでテストしたいところなんですが、それができません。というのもメッキのスリーブとメッキのリングでは相性が悪いだろうということになってしまったんです。それで急遽ピストンリングを製作することになったんですが、完成は2月の初めの予定。うーん、、、。なんでもっと早く気づかなかったんだろう。(;_;)

こんなことで半月も無駄にしてしまうとは。とほほ。
posted by sotaro at 16:16| 埼玉 ☀| Comment(7) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月15日

秋ヶ瀬公園

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天気がいいのでビートに乗ってきました。

今日は暖かかった。
いつものようにフルオープンでしたが、ヒーターを切りたくなるくらいでした。

秋ヶ瀬公園というところへ初めていきましたが、広くて、大きな木がたくさんあって、いいところでした。
河原なんですけどね、なんだか大きな木のせいで山の中に行ったような気持ちがしました。
いい気持ちでしたねー。

オーバーホール後700kmほど走りましたが、今日オイルレベルを点検したら、少しも減っていませんでした。オイルもきれいなものでした。オーバーホール前はちょうど1000km走るとオイルが1リッター減る、という状態でしたから、この点でもオーバーホールは大成功でした。
ビートはこのまましばらく乗りたいですね。せっかくこんなに調子がいいんだもの。
アルミスリーブの4ストの実験はビートでやるつもりだったんですが、なにか4ストのバイク買おうかなー。いまどきOHVのバイクってなんかないですかね。いや、シリンダーがカンタンにばらせるのがいいな、と思って(^^;;;;;


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2006年01月16日

非日常性

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僕はエンジンでなんの変哲もない日常に花を咲かせたい。

思うんですけど、バイクなのに1,000ccもあってとんでもないスピード域で愉しいバイクを持ってる人って、バイクに実際にはありえない非日常性みたいなものを求めてるんですかね。だって、そんなスピード出せる場所はどこにもないわけでしょう?

モンデオに乗って会社に行く時とビートでいく時って、景色の見え方がぜんぜんちがうんですよ。必ずしもビートに乗ってる時だけがイイってわけじゃないんですけどね。でも、やっぱり屋根のないクルマで走っている時の方が少しウキウキしてるかな。鳥の鳴き声が聞こえたりしますからね、神経が少しだけ鋭敏になっているような気がします。
シェルパTで行く時は景色というよりは、体の興奮度がちがうというのか目で何かを見ているというよりは体ごと移動を実感していますね。ぼーっとしてたらコケますからね。(^^)

とんでもなく非日常的なパワーを持った乗り物を所有する事で、なんか違ったものにでもなれるような気分を楽しむっていうのも、わからなくはないんですけどね。
僕の場合は非日常的な経験を水の上で味わえるせいですかね。道路の上ではそれは感じなくてもいいなあ。モーターボートを使っての水遊びなんですけどね。水の上なら、おもいっきり限界に挑むことができますからね。水上スキーのスラロームでスピードとコーナリング(ターン)を味わってもいいし、ウェイクボードで宙返りしてもいいし。ボートで走っても水の上には制限速度ってないんですよ。

モトクロッサーで宙返りしてる人たちもいるけど、あれはちょっとやる気になりませんよねー?
サーキットを走ってみたい、というのは感じてて、ビートでやってみようと計画中なんですけどね。これはまた日常とはぜんぜん別の世界です。

それはそれとして、僕はフツーの道であんまりスピードだしたい、とは最近は思わないですねー。若い時は違いましたけどね。どこかへ早く着くっていうことを自分で運転してスピードを出すっていうことで実現するのは安全性とか経済性とかトータルでみて効率が悪いような気がするんですね。
僕は道路の上では、普通の現実的な速度域を輝かせてくれる、ビートやシェルパTみたいなノリモノの方ががほんとうに好きです。
posted by sotaro at 23:21| 埼玉 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月21日

今日は雪

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雪の中をビートに乗って会社に来ました。

今日はひとりだけです。
休日の会社って、ゆっくりとものを考える事ができて、割と好きなんです。普段の忙しさとの対比で余計そう感じるのかもしれません。

先日、このblogを読んで万澤安央さんがコメントとメールをくださいました。
http://ibg.seesaa.net/article/10719250.html#comment

みなさんは万澤さんをご存知でしょうか。以前オートバイの雑誌や様々なメディアで活躍されていた方で、あのイーハトーブトライアル大会を始められた方です。イーハトーブトライアルのHPは下記です。
http://www.sukaheru.net/〜ihatove/

結婚してすぐの頃、僕は毎月発売されるRidersClub誌を読むのが大きな愉しみでした。根本編集長がレーシングマシンに乗ってのレポートなどにもワクワクしましたが、一番好きだったのが万澤さんの連載でした。その内容は今の僕のノリモノに対する見方に、今も強い影響があるように思います。
僕は実は一度だけ遠くからおみかけしたことがあります。多摩テックにエディー・ルジャーンが来るというので見に行ったら、小島一慶さんがMCをやっていて、万澤さんが解説をしてらっしゃいました。軽妙な解説でとてもわかりやすかったこと、エディー・ルジャーンがうんと後ろへ腰を落としてウィリーしながらリアフェンダーで土を掘ってた(?)のを今でも思い出します。
僕は学生時代から競技スポーツとしての水上スキーをやっていました。万澤さんがトライアルの普及のためにいろいろなことをやってらっしゃるのを知って、僕も水上スキーでも同じような事ができないか、と思って雑誌に記事を持ち込んだりといった活動を始め、後にそれが認められて水上スキー連盟の広報理事になったり、水上スキースクールをはじめたり、大会で解説をしたりしました。ウェイクボードでもイベントを開いたり、雑誌に連載したり、いま思えば、どれも日本のトライアルのエバンジェリスト・万澤さんのやっていたことを、ところをかえてなぞっていたようにも思えます。
直接お会いしたこともないんですが、そういう役割をイメージできるっていうようなことって、生きてく上で大事なヒントになりますよね。僕はあのころ、万澤さんみたいになりたい、と思ったんです。

ほんとに今もおもいだしましたが、あのイベントの時、一慶さんは「なんでワタクシがトライアルのMCに呼ばれたのか、さっぱりわかりません。(笑)」なんて軽口をたたいていた通り、トライアルのことはまったくシロートだったんです。その一慶さんに、万澤さんがトライアルの用語(「みごとクリアー!!」って叫ぶ一慶さんに「一慶さん、トライアルではクリーンっていうんですよ」とか)を説明しながら、それが同時に観客みんなへの解説になっているという見事なスタイルで解説していました。僕は意識をしていませんでしたけど、水上スキーの大会でまったくシロートの女性のMCとかについてもらって解説するスタイルがすごくやりやすくて好きでした。思えば、そんなことまで万澤さんに影響されていたのか、といまさらながら驚きます。
そんな万澤さんにメールで僕の文章を誉めていただき、シェルパTの小冊子を読みたい、と言っていただきました。もうほんとに僕は直木賞でもとったくらいに、嬉しかったです。
そんなわけで、実は今日は会社まで「La Historia con un SherpaT」の完全版を印刷しに来たというわけなんです。
万澤さん、月曜日にはお送りします。もう少し待ってくださいね。

なんだか、雪が強くなってきたから、早めに終わらせて、今日は帰る事にします。


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2006年01月22日

正丸峠

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今日は思い立って午後からドライブ

正丸峠まで行ってきました。家を出てすぐ、多摩湖の回りの道路のコーナーでSUVが横転してました!
雪ですべったんでしょう。ドライバー側が下になってて、助手席側から出ようとしてるんですが、ドアが重くてひらいておけないようだったので、かけって行ってドアを支えていてやりました。ケガがなくてよかった。
でも、完全に道路を塞いでいたので、通行止めですね、あれじゃ。
自分でケイタイで助けを呼ぶって言うので、僕はさっさとUターンして失礼しました。
他のクルマはUターンに苦労するだろうな、と思いながら。

ここでこんなじゃ、山の上は危ないかな、と思ったんですが、意外や正丸峠は雪もなく、快適に走れました。峠越えの道路(国道299)はあと飯能のあたりの一部が開通すれば、トンネルを通れば全体にとてもいい道路で山を越える事ができます。僕はわざわざトンネルを使わずに峠まで上ってみました。このトンネルを迂回する道は昔ながらのすれ違いも難しいような細い道と極端に小さなRのコーナーの連続のまま。あまり通る人もいないのでしょう。でもビートは小さいので、少しも苦ではありません。

木漏れ日がきれいだったので、写真のところでちょっと一休み。静かでした。
行交うクルマもいなくて。

ビートに乗っていると、自分は車を運転するのが好きなんだ、っていうこと思い出します。僕は機械の運転をするのが好きです。自動車、バイク、モーターボート、ジェット、それに、工作機械も(?)ははは(^^)

それから、道路の上の景色も不思議と好きですね。こんな季節はちょっと午後になると、アスファルトの上に陽の光が鈍く反射します。冬の逆光の景色、街路樹の影が長く伸びるのとかも、少し寂しくて、なんだか好きですね。

ビートに乗っていると、音楽もないし快適装備はなにひとつないんだけど、そういうのがついているクルマ以上にみずみずしくいろんなことを感じることができます。
第一、他のクルマじゃ、ひとりでただただ運転をするためだけにクルマに乗ってでかけよう、なんて考えもしません。
ビートはやっぱり、いいです。

バイクに比べてもヘルメットを被らなくていいという点が勝ってますね。ヘルメットはそうとう感覚を阻害してるんだってことに気づいてしまいました。これもビートだからですね。バイクにだけ乗ってても、フツーのクルマに乗っててもこれは気づかないだろうな。

今日のルートは一般道、広い山道、険しく狭い山道、それにほんのちょっと高速道路、とバラエティーに富んでいて愉しかった。思いつくままに走り回っただけなんですけどね。
日曜の午後からの3時間のドライブ。悪くないです。
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2006年01月23日

クルマの評価

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クルマを評価するのに、パワーだとか、コーナリング性能だとか以外で評価する方法がつくれたらいいですね。かといってオーディオとか燃費とかエアコンが優れているとか荷室が広い、とかそういうことでなくて、いかにドライバーを覚醒させてくれるか度、とかで(^o^)。
ビートに乗ってるとほんとに思うんですよ。よくできてるなーって。たまたまなのかな。それとも本気で作ったクルマなのかな。たぶん既存のどんな評価方法を持ってきても、そんなに上位にははいらないクルマだと思います。でもいいんですよねー。
ただ、そんな数値化できない評価ってドライバーの心理状態とか、クルマに何を求めるかとか人によって評価が全然ちがうでしょうから客観的な評価はすごくむずかしいでしょうけどね。
でも、心理学とかを総動員したらできないですかね。

ま、むしろそんな評価付けなんかできないってことが素晴らしいのかな。
人それぞれ、自分がほんとうに好きな車を探せば、それでいいわけですからね。人がなんて思おうとそんなことは関係ないですものね。
posted by sotaro at 17:43| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月27日

アルミスリーブ組みました!

今朝会社へ行くと、なんと予定より早くピストンリングができあがってきてました!

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他の仕事は放り出して(すみません)即アルミシリンダーの内径をHGして、午前中かかってエンジンを組み上げ。
たったいま、昼休みに組み上げてエンジン始動!!
やったー、無事にエンジンは回りました。

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なんかエンジンが静か。高い金属音がなくなって、低い排気音だけがひびきます。
まだ、回転はあげてません。正直ちょっと不安(^^;;;
いや、リクツとしては、なにも問題はないんですけどね。でもやっぱり初めてのことだし、エンジンが焼付くってのはやっぱり気分が落ち込みますもんねー。
少しづつ、少しづつ、ブルタコも僕の心臓も馴らしていきます。(^o^)

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2006年01月30日

ビートでグランドハイヤット

今日は写真が無いんですが、先週の金曜日、古い友達が九州から出てきたので六本木で新年会をやりました。学生時代水上スキーの仲間です。
ヒルズで食事をして、その後飲んで、妻が翌日都内で用事があるというので、奮発してグランドハイヤットに泊まっちゃいました。そのつもりで行ったので、この日もふたりでビートに乗って六本木まで行ったんです。

グランドハイヤットはドアボーイがちゃんとクルマを駐車場に回してくれます。なんだかおかしかったですね。
ホテルのエントランスのあたりにはベンツやディムラーとかあとはコーチ(でっかいバス)ばかりが停ってるんですよ。ドアボーイはきちっと客の名前を覚えていて(カードを見るとわかるんでしょうけど)、翌日の朝もカードを渡すと、駐車場からクルマを運転してきてくれます。
大きなクルマの中を黄色いちっちゃなビートがハザードをちかちかしながら、出てくるのを見てたら、なんだかめちゃくちゃカワイくて、笑ってしまいました。
ドアボーイは「井上様、お待たせいたしました。」なんて、うやうやしくドアを開けてくれます。僕が乗り込むと深々と一礼をして送り出してくれます。ところがこっちはビート!(^o^)
なんでか知らないけど、クラッチをつなぎそこなって危うくエンストしそうでした。

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2006年02月06日

今も昔も

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ドライブ旅行での写真って少しも変わりませんね。

訪れている場所も、家族の情景も、30年前、40年前と少しも変わりません。
箱根へ家族でドライブ旅行に行ってきました。ほんとに父が連れて行ってくれた昔とやっていることは少しも変わりません。箱根ってやっぱり大した観光地ですね。温泉・仙石原・スカイライン・日本一の富士があんなに大きく見えて。
途中に美術館によったのは昔とはちょっと違ったかな。ラリック美術館に寄ったんですが、昔は観光地にあんなきちんとした美術館はありませんでしたね。敷地内に置かれたオリエント急行の列車の中で供される紅茶もお菓子もとても本格的なもので、愉しめました。この前上野で見に行った「北斎」がアールヌーボー・アールデコのルネ・ラリックのガラス工芸にも影響を与えているってのは、つながりを感じて面白かったですね。この美術館のオーナーはクラシックカーのコレクターで、クルマのラジエターキャップを飾っていた装飾品でラリックと出会い、惹かれていったのだそうです。トンボのオーナメントのついたBUGATIが2台飾られていました。オリエント急行もラリックのガラスで飾られています。僕は美術館っていうのはモノを考えるのにいい場所だと思います。ほんとうは自分であんな空間を所有できたらいいんですけど、そうもいきません。それに毎日あんな場所で物想いにふけっているわけにもいきません。そう考えるとわずかな入場料でああいう空間が解放されている、というのはありがたいことのように想います。

あとはクルマの中でDVDが見られて子供たちが退屈しないっていうのも昔とは違うか。僕らが子供の頃は「ガソリン見つけ」という遊びがクルマのなかでは定番でした。一番早く10個のガソリンスタンドを正しくブランド名まで言えた人が勝ちというゲームです。一所懸命ずっと前の遠くを見つめて「シェル!」とか「あのーあれあれ、カルテックス!」とか叫ぶんですけどね。愉しかったな。いろんなスタンドがありましたからね。他には「モービル」「アポロ」「ゼネラル」「ダイヤモンド」ちょっとあとから「エッソ」ね。中には「オーストリッヂ」「ストーク」なんて珍しいのもあったな。あと、あのサボテンのマークのはなんて言ったかな、思い出せないや。
ガソリンが切れそうになった時には訓練しておくと役に立つんだ、というもっともらしい理由もあったんですけど、今考えればそんなわけないですよね。親父に騙されてその気になってたんだな。ははは。
せっかく遠くのを見つけて得意になっていると、近くまでいったら交差点を曲がったところのスタンドだったりします。これはお手付きでマイナスなんですね。自分達が通る道のスタンドじゃなくちゃ、いけない。曲がり角を曲がったとたんにイッペンに3件ものスタンドが目に飛び込んで来て「エッソモービルカルテックスー!!」なんて連続ワザを決めると、盛り上がりましたね。(^o^) あれは親父が考えた遊びだったのかなー。長いドライブでも子供たちを飽きさせないために。
今はエネオスとかジョモばっかりで、つまんないかな。(^^;;; 今やるなら、コンビニ見つけかファミレス見つけですかね。でもやっぱりあれは高速道路があまりなかった時代の遊びですね。

でも、昨日ドライブしてあらためて感じましたけど、日本って十分キレイですよ!ほんと。人間の住んでいる界隈だけが、いくらかごみごみしているけれど、高い山の上も空も海も十分にキレイです。なんだか嬉しくなりました。


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2006年02月07日

ドライブコースとしての箱根の優れたところ

ドライブはどこへ行っても愉しいですけれども、特に昨日箱根を走ってみて、ここはいいな!とあらためて感じました。
まずは東京からの近さですね。日帰りでも十分楽しめるし、今回みたいに温泉1泊なんていうと、そうとう余裕です。

ただ景色がいい、ということでなくて、クルマで行くドライブコーストしてみた場合に、移動による情景の表情の変化が非常に豊かだということが言えると思います。先ほどまで芦ノ湖の湖面の高さにいたのに、ほんの5分か、10分もしないうちに、足下遥かに湖を見下ろすところへ出る事ができます。これは、まさに「内燃機」の素晴らしい力を実感させるような大きな変化ですね。これは電車の旅じゃ味わえんだろう。

またスカイライン自体が気持ちのいい道ですけれども、コーナーをまわるごとに富士山が見えたり湖が見えたり相模湾が見えたり。それからスカイラインを降りてカルデラの中に入ってしばらくは仙石原のススキなんかの手近な景色を愉しんでいて、ちょっと忘れた頃に外輪山の内側から乙女峠を越えて箱根の外側に出ると、目の前にどかーんと富士が見えるんですよね。ここらへんもなかなかにドラマティックでいいんですよねー。運転してて写真は撮れませんでしたけど。

移動をしている、という実感が感じられるドライブコースだと思います。
posted by sotaro at 11:52| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月08日

モトグッツィ モトグッツィ

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見てくください、このクランク!

なんか凄い仕事が入ってきました。1930年のモトグッツィだそうです。
ただの板と棒と円盤の組み合わせみたいなこのクランク!いいですねー!!最高。

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INとEXでバルブが向き合っているシリンダーヘッド!!

さあ、これをいったいどうやって再生するか。いまいろいろと手だてを考えています。そうとうの難物ではありますけれど、これはなんとしても仕上げたいですね。
コンロッドの再生にはいまでは既に途絶えつつある「メタル盛り」という技術が必要なんですが、まずはこれのできる職人さんをさがすところから、この仕事ははじまります。
さて、どうなることやら。

この写真はご依頼主「モトグッチ リパラーレ」さんに特別にお赦しをいただいて、掲載させていただきました。


posted by sotaro at 14:55| 埼玉 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月10日

プラトニック・ホーニング

「プラトー・ホーニング」をご紹介してからだいぶ時間がたって、認知度もかなりあがってきたようです。
でも、どちらかと言うと個人の方のほうが早くこのホーニングの意義を理解してくださって、そうそうにご指定をいただくようになりました。それに比べると業者さんの場合は、やはり「安く早く」という要求の方が厳しくて、なかなかご採用いただけなかったんですが、最近になってだいぶ業者さんからもプラトーのご指定が増えてきました。
ところが、この名前「プラトー(Plateau)」高原と言う意味で、表面の断面の形状をうまく捕らえたいいネーミングだと思うんですが、いまいち日本人には単語自体になじみがないようで、まだまだ正確に覚えていただけない場合があります。(命名はアメリカの発明者の方です)
今日ご依頼いただいた業者さんは、表題みたいに「プラトニック・ホーニング」って言ってました。
どんなホーニングなんでしょうね。とっても潔癖で汚れひとつない仕上げがご希望なのかな。(^o^)

あとは「プラット・ホーニング」とか。ちょっとツーリングにでも行きたくなるような気まぐれな感じ?
この前は「プラトーン・ホーニング」っていう方もいました。かなり過酷でつらいホーニングの感じがしますね。
わはは(^o^)!

せっかくのご依頼をちゃかしてしまってすみません。
でも「プラトー・ホーニング」、ぜひ正しく覚えていただきたいと思います。
よろしくお願いします。

posted by sotaro at 14:25| 埼玉 🌁| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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