2005年06月28日

暑いですね!

image/ibg-2005-06-28T15:23:04-1.jpg

あまりに暑くて日差しが強いので、ビートも日焼けをして真っ赤です。(^^)
なわけないだろ!(^o^)

雑誌の記事のためにビート君はロデオさんでばらばらになることになりました。
その間、この赤ビートをお借りしてしまいました。
赤もかわいいですね。

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2005年07月13日

ビートはいま

image/ibg-2005-07-13T13:49:39-1.jpg

ホンダロデオさんでエンジンを降ろしてもらってあります。
まずはエンジンをばらしてみて19万キロ走ったエンジンのどこがどのくらい減ったり痛んだりしているのかをじっくりチェックしてみたいと思っています。
詳細はいじりんぐTipoさんの連載でご紹介していきますので、ぜひチェックしてください。
posted by sotaro at 13:49| 埼玉 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月14日

モトメンテナンスのHP

モトメンテナンスさんのHPについては先日もご紹介しましたが、さっきみてきたら、当社のことを田口さんが日記で取り上げてくれてました。
ありがとうございます。
2ストスリーブや削り出しコンロッドについて紹介してくれています。
みてみてくださいねー。


http://www.hobidas.com/blog/moto/moto1/archives/002805.html
posted by sotaro at 20:31| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月26日

おかげさまで

ここのところ、ボーリング・ホーニングやクランク、ヘッド関係の仕事の受注がたいへん好調で
一部のお客様には納期の点でご協力をいただいております。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

私自身も現場で仕事をしたり、ということでちょっとblog向きの話題に事欠く日々が続いてしまっています。
今日も現場の手伝いで量産ものの旋盤を回していました。

また、開発や取材関係のネタも実はいろいろ進んでいるんですが、今の時点ではまだ発表する段階にないのが残念です。
取材していただいた内容は雑誌の発売前に書いてしまってはまずいですしね。(^^;;;
先日も新しくはじまる連載の第一号取材ということで初めての雑誌の方が当社に取材に来てくれましたが、これも来月発売されたらご紹介しようと思います。

でも、来週末8月の7日はまた菅生でレースが予定されていて、これにはまた応援に行く予定です。
詳しくはあらためて発表したいと思います。
posted by sotaro at 16:19| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月28日

8/7 SUGO 応援参加決定!

Photo 22 of 23.jpg

8月7日に菅生サーキットで開催されるRZ&80's 2 STROKE CUPにTEAM UDA+VANCEのみなさんの応援に行きます!
今回のIBレディーは上の写真のふたり。いつもの真帆ちゃんと初めての舞ちゃん。
当社の会社案内にも登場してるふたりに頼みました。
(accoちゃんはウェイクのハイシーズンなので、お休み)

今回もUDA+VANCEのみんなとその知り合いの皆さんがたくさんレースには出場されるようです。
今はみなさんマシンのセッティングに忙しいころでしょうか。
張り切っていきましょう!!
posted by sotaro at 09:27| 埼玉 ☔| Comment(7) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月01日

NEW BULTACO!

image/ibg-2005-08-01T12:11:51-1.jpg

シェルパTもBEATもばらばらになってしまっていて、乗り物がなくて寂しいので
また一台BULTACOを買ってしまいました。初期型のシェルパですね。

といってもサイズが小さくて、手のひらに乗るんですけどね。(^o^)

posted by sotaro at 11:35| 埼玉 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月03日

ビートのエンジン

image/sotaros-2005-08-03T09:05:10-1.jpg
ホンダロデオさんでばらしてもらったエンジン。

あちこちの摩耗具合を測定してみました。
詳細は次号のいじりんぐTipo誌を見てくださいね。

はじめは普通にファインチューニングするつもりだったんですけど、いろいろな事情で
思い切った加工を施すことになりそうです。
全く新しい秘密の素材&技術を投入するかもしれません。

どうなることやら。(^^;;;;
posted by sotaro at 09:08| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月06日

仙台

image/ibg-2005-08-06T23:39:52-1.jpgSUGOのレースに前ノリで仙台まで来ました。
ちょうど七夕!ラッキー!思いがけず観光気分を味わってしまいました。
posted by sotaro at 23:39| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月12日

RZ cupのphoto cinema

とりあえず、作ってみました。
ライディングの写真がまったくないので、短い暫定バージョンになっています。
IBのHPのCIMENAのページからご覧ください。
http://www.ibg.co.jp/
posted by sotaro at 15:44| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月18日

走りの写真!

RZ CUPの走りの写真をひとりで引き受けてくれたリトラさんのページがいよいよ公開されました!!
ぜひ、みんなの熱い走りを見てください。

http://ritorakai-r.hp.infoseek.co.jp/gazou_index.htm#20

リトラさん、慣れないレンズとかいっても、ばっちり撮れてるじゃないですかー!!
コーナーの内側から見る絵もかなり迫力ありますね。
でも、追うのはそれだけ角度が大きくなって、たいへんそう!
posted by sotaro at 16:43| 埼玉 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月05日

学生フォーミュラ

http://www.jsae.or.jp/formula/index.html

大学生達がフォーミュラカーを作ってレースをしたり、レーサー作りのプロジェクト自体の優劣を競う大会が行われています。詳しくは上のURLを辿ってみてください。
いよいよ明日から全日本学生フォーミュラの大会が3日間にわたって開催されます。

(株)井上ボーリングでは東京電機大学・東海大学・名城大学と3つの大学の活動をサポートしています。
どこの学校も大会前はてんやわんやでクルマを組み上げたようです。徹夜の連続も珍しくはないようで。

本番の大会で各大学がどんな闘いをみせてくれるのか、とても楽しみです。
各大学ともHPを立ち上げて活動をレポートしていますので、いい報告がアップされることを期待したいと思います。
みんな、がんばれ!
posted by sotaro at 15:28| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月06日

免許の更新

今日は府中の試験場まで行って免許の更新をしてきました。
昔は試験場で講習を受けるといらいらすることが多かったものです。人の流れの整理ができていなかったし、講習の内容もやたらに感情に訴えるビデオなんかみせられてうんざりしたり、あまりに科学的でない内容に講師に食ってかかりたくなる気持ちを抑えるのがたいへんでした。
ところが!今日は感心しちゃいました。雨の平日で空いていたせいもあるのかもしれませんが、人の流れがよく整理されています。どこか一ヶ所がボトルネックになるようなこともなく、実にうまく多くの人をさばいている。
最も関心したのは講習の内容です。講師は女性で内容もたいへんによく整理され、ドライバーに必要な情報が見事に詰め込まれた2時間でした。また、受講者の心理もうまく掴んでいました。エアコンの設定温度、マイクの音量、休憩時間のとりかた、飽きさせない工夫、過度にリアクションを求めないうえに、押しつけがましさがなくて科学的。お見事!
ひとつだけ例を挙げると、直進するバイクと右折するクルマとの事故がどうしても減らないという話しがありました。
で、この話しをする前にまず、黒板に同じ長さの直線を2本書いて見せて、両端に矢印のように見える棒とおちょこになった傘みたいな棒を付け加えてみせるんです。これ自体は有名なのでみんな知っていると思いますが、この2本はどうしても矢印の方が短く見えてしまいます。
もうひとつ真横に書いた直線とT型に接する垂直に書いた直線を描いて見せて長さを比べさせます。これはどうしても縦の方が長いようにみえます。頭では同じ長さとわかっているのに、見た目はどうしても違って見える。こういう錯覚をまず体験させられるわけです。
その上で右折バイクと直進車の事故も実は錯覚によるものなのだというわけです。向ってくるバイクは多くの人(80%)が実際よりかなり遅く錯覚するのだそうです。つまり目視ー判断ー操作という流れをいかに真剣に正しく行ったとしても、さらに錯覚によって事故が起こる可能性があることを実感を持って説明してみせるわけですね。これは実に上手でした。
例になっている直線の長さの錯覚がシンプルであるだけにかえって説得力があるんです。
その上で右折する車のドライバーには錯覚があるのだから、いかによくみてだいじょうぶだと感じられてもここは理性と知識でバイクを先に行かせることを求めるわけです。一方バイクのライダーにもいかに優先権があってもドライバーは錯覚を起こして入ってくるのだから、先に行かせてやりなさいと説くわけですね。うーん、たいしたもんだ。
実際自分も向ってくるのが大型のダンプと小さなバイクだったら、やはり同じスピードだとしても錯覚を起こすかもしれないな、と実感しました。やはり人間自分の身に危険が及ぶかどうか、ということで無意識に自己防衛が働く場合とそうでない場合が起こるのは止むを得ないのではないでしょうか。そのことを知っておいて、自分の感覚を否定してでも理性的に行動しなさい、というのは、やはり的確なアドバイスになっている、と僕には感じられました。
最後にはんこをもらう時に一言、「お見事な講習でした」と言ってあげようかと思ったんですが、講師の方は忙しくされていたし、まったくそんな期待をしてらっしゃらないようにお見受けしたので、言いませんでした。
「交通安全協会の佐藤さん、お見事でしたよー!!」ってここで言ってもしょうがないか。
あの内容は誰が考えるんだろう。非常に私的な逸話も混ぜて話されていたので、全部がマニュアル通りというわけではないように思えるんですけどねー。すばらしい。

しかし、僕はこういうところにも今の日本の成熟というものを強く感じます。日本はけしてまちがった方向にはすすんでいないんじゃないかなあ。
郵政は民営化した方がいいと僕は強く思いますけど、警察、特に府中試験場は民営化しなくても、ちゃんと受講者の心理に応えて、ヘタなサービス業よりもきちっとした対応をしてるように思いましたね。(^^)

そうそう、そう言えば行きのバス運転手はだめだったな。何しゃべってるのかわかんないんだもん。帰りは武蔵小金井まで雨の中歩いて帰ってきちゃった。

しかしウチもお客様に対する対応はよほどがんばらないといけないな、とも思ったのでした。
感じの悪いものの代表みたいだった試験場ですら、あんなに洗練されてきたいまの日本の中では、お客様はそれだけレベルの高い接客に慣れているということにもなります。そんななかでウチもぼやぼやしていられないではないですか。
がんばらなくっちゃ。
特に私の個人のレベルでの対応だけでなく、会社としてのシステムがちゃんとお客様のお求めに応えられるように作っていくのが、自分の仕事だよなあ、などと考えながら、雨の中を歩いてきたのでした。
posted by sotaro at 17:31| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月08日

カート全日本チャンピオン!

さきほどのプラトーの記事でも触れたカートの全日本について当社のお客様、桑山レーシング様からご連絡がありました。なんと地区チャンピオンになられたということです!!
以下メールを引用させていただきます。
--------
お久しぶりです。

報告が遅れましたが今年度の全日本カート選手権東地域ですが先月最終戦となり
当方でサポートするドライバーが参加4戦中、優勝2回、 3位1回、4位1回で地区チャンピオンとなりました。
残念ながら東西統一戦はドライバーがフォーミュラートヨタの出場と 重なり出場出来ません。
只、統一戦に出場しなくとも他ドライバーの成績しだいでチャンピオ ンの可能性残しています。

今年度初頭にそちらでおこなったホーニングに関しても大分に効果が 有ったと思いますので
感謝しております。
--------
とのメールでした。
もちろん、ホーニングの技術がお役にたったのはほんの一部であって、カート全体の性能とドライバーの方のテクニックがこのような好成績の理由であることはあきらかです。それでもお客様からこのような評価をいただき、またご連絡をいただけるということはまことにありがたく、感謝に耐えません。
このあとも桑山レーシングさんのご発展とドライバーの方のご活躍をこころからお祈りしだいと思います。
ご連絡まことにありがとうございました。
posted by sotaro at 14:02| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月12日

学生フォーミュラ大会結果

先日もアップした通り表記の大会が行われました。
各大学からの速報によりますと、

東京電気大学:
  総合成績          第5位!!
  エンデュランス       第1位!!
  オートクロス        第3位!!
  省エネ賞          第3位!!
  自動車工業会会長賞  第4位!!


東海大学:
結果から言いますと42校中総合7位でした。
チームの目標としていました総合優勝は叶いませんでした。
しかし、オートクロス1位、エンデュランスでは最速ラップを出しました。
この結果から私たちの車両が日本一速いことを証明しています。

名城大学:
日本自動車工業会会長賞 環境・安全・教育特別賞 1位
静的イベント総合 4位
プレゼンテーションイベント 4位
コストイベント 5位
デザインイベント 10位
動的イベント リタイヤ

ということです。
動的イベントを実際に走った上の2校はとても速かったようで、(株)井上ボーリングがお手伝いした2校がトップを争っていたんですね。これはミモノでしたねー。応援に行けず残念でした。

名城大学も静的イベントの成績はよかったようなのに、残念。

いずれ各校から正式な報告もあるものと期待しています。
posted by sotaro at 10:56| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月22日

雑感

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バイクシリンダー(2st.)の生産をする横型マシニングセンタ

横型のマシニングセンタは多くの工程を一度に加工できるという点で、非常に本格的な工作機械です。
縦型でも、角度を振って多面の加工をできるものがありますが、横型はもともと最初から多数の工具を備えていて自動でツールを交換し、製品の角度を変えながら多くの工程を一度に加工できることを考えて作られた機械です。
私はマシニングを持つなら、本格的な横型を持ちたいとずーっと考えていました。

当社には縦型と横型が2台づつあり、得意な加工に合わせて使い分けています。横型は複雑なものの量産にすぐれ、一方内径ボーリング加工には縦型が絶対に優れています。

横型MCは、シリンダーとしては複雑な、2ストでしかも排気デバイスのついたような工程の多い部品でも、一度の工程で完成まで加工することができます。

ただ、そのためには治具の工夫だとか、たくさんの加工ツールの用意、プログラミングなどが必要で、これには多くの時間がかかってしまいますので、単品加工である内燃機屋の仕事にはあまり向いていません。
ですから普通のボーリング屋さんではこういう機械を持っていることろはまずないと思います。

でも、当社にはこんな機械があるおかげで、2ストスリーブのポート穴の削り出しやコンロッドの削り出しというような加工でも、問題なく加工することができます。製造部門の設備や技術を内燃機の仕事にうまく適用できるようになったことは、(株)井上ボーリングにとってはとても大きな前進だったと思います。

一方、下請けの製造業を専門とされる加工屋さんではこのような機械を持っている事は珍しくないでしょう。ところが、当社のようにお客様と直接の接点を持って、仕事をさせていただける会社はけして多くないと思います。当社はもともとが内燃機屋であるがために、いまのようなカタチでバイクやクルマなどのエンジンを愛するお客様と、直接にお話しをさせていただきながら、仕事をすることができます。

このことを私はとても幸運なシアワセなことだ、と感じています。
今朝も、兵庫県や山口県や福島県や福岡県といった遠いところからお送りいただいたたくさんの段ボールに張られた運送伝票を見て、ほんとうにまたその思いを強くしました。

遠いところからわざわざ当社を選んで仕事を依頼していただけるお客様の期待を裏切ることは絶対にできないな、と思います。


posted by sotaro at 11:17| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月24日

雨の休日

今日は台風が迫り来る雨の休日で、いつもは忙しい週末なのに、突然時間がぽっかり空いてしまいました。
そこで急に思い立って、本屋に行き、本や雑誌をまとめ買いして読んでいます。
ほんとうは今朝テレビで紹介されていた、村上春樹を読むつもりだったんですが、何の気なしに目についた本が気になってしょうがなくなり、これも買ってきて、実はいままっさきにこれを読み終えてしまいました。
本は日下公人著「〈人口減少〉で日本は繁栄する」(詳伝社)です。
先日の免許更新の記事のときにも書きましたが、僕にはどうも日本が悪い方向へ進んでいるようには思えないんです。ところが、新聞もテレビも毎日悪いことばっかり言ってますね。自民が大勝したことすら、なんだか悪いことみたいに言ってるし。みんなが望んだ結果なのに!なんでよ!!
そんな意識がこの本の題名にぴぴっと来たのかもしれません。
書評をするつもりではないんですが、これは読んでみるととても勇気づけられる本でした。特に日本人の生活様式の「質の高さ」が世界的に評価されていくだろう、そのために日本の人口が減る事はマイナスではなく、むしろプラスだ。という主張はわかりやすく説得力のあるものでした。人口減を必要以上に憂いているのは旧来型の成長モデルしか理解できない古い考え方だ、というわけですね。
たまたまなんですが、これに近い発言があちこちでなされているのに、ここ数週間で僕は何度も気づきました。

・最初はFMラジオで有名な料理人の方が、「世界では、味覚は甘い、酸っぱい、しょっぱい、苦いの4つなのに、日本人だけが「旨味」という味覚を持っている」と言っていました。それで、こういう繊細な質の高い感性を持っている日本人には世界でも日本人にしかできない仕事ができる、というようなお話につながっていました。

・次にテレビで竹中大臣が、やはり日本人だけが持っている特別の感性に自信を持って仕事をして欲しい、ということを言っていました。
他でもいくつか、そのような発言があって、なぜかそれがひどく気にかかっていました。

ここに書いたことだけではあまりにも漠然としていて伝わらないと思うんですが、今回のこの「日本人の繊細さ」・「生活の質の高さ」というような話しは僕にはとても興味深いので、これからも折りに触れて考えていきたいと思っています。
というのも、そのような繊細さ、質の高いものを求める感性、と言ったものは、どうもわれわれの仕事のありかたに大きく影響していくことなのではないか、ということをしきりに感じるからです。
そういうものを求めるお客様がいてこそ、われわれのような仕事が成り立つのだと思いますし、また我々はそのような繊細さを発揮する事ができるような仕事をしてみたい、とも強く思うからです。われわれの仕事が向うべき方向を、この本の著者や他の著名な方々が、しきりに僕に訴えかけてくれているように感じるんです。

ただ、日下さんがちょっとタカ派に過ぎる点だけは、僕にとってはこの本を受け入れにくくしてしまう感じがして、残念でした。でも、僕はこの本を読んでいて、なぜか涙がでてきたり、笑ってしまったりしました。経済とか社会のことをただ、まじめに論じている本なのに!
まだ、よく整理できていませんが、なにか非常に重要なことがこのテーマの中にあるような気がして仕方がありません。
posted by sotaro at 13:32| 埼玉 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月28日

「HAPPY ONLY NEWS TIME!」

今日も仕事とは直接関係ない話しになっちゃいます。
テレビやラジオのニュースについて、思う事があります。

ニュースっていうのはその性格上どうしても、「悪いこと」ばかりが報道されてしまう傾向がある、と考えられています。みんなに台風が近づいてくるのを報せて警戒してもらう。事故が増加してくれば、またそのことについて注意を促す。このことに大事な役目があることを誰も否定する事はできません。
でも、その認識があまりにも浸透しているために、物事には常に良い面と悪い面があることが忘れられているように思うんです。たとえば、今回の台風17号はあまりひどい被害は出さなかったようです。そうしたら、そのことをよかったニュースとして伝える事は無意味なんでしょうか。17号は大きな被害を出さず、たくさんの水が日本にもたらされ、風力発電は非常に効率が上がり、日本に秋を連れてきてくれました。
悪い大事件のない日には小さな交通事故や火事(ぼや)のニュースが報道されます。そんなことにどれだけの意味があるんでしょう。でも、一般にはニュースというものはそういうものなのだ、と考えられていて、悲しいニュースばかりになるのは仕方のないことなんだと思われています。ニュースというのは世間に警鐘を鳴らすためにあるのであって、そのためには自民の大勝も「悪いこと・困った事」として報道しなくては番組製作者の沽券に関わる、というわけですね(^o^)。
でも、ほんとうにそうでしょうか。

そこで、僕のばかげた提案です。
題して「HAPPY ONLY NEWS TIME!」こんな番組を作ったらどうでしょうか。
このニュースでは絶対に悪いニュース、悲しいニュースは報道しない、ということをはじめに宣言してしまいます。どんなに複雑なニュースもその明るい面のみしか報道しません。円が高くなれば輸入品の値下がりだけを報道し、株が下がれば★☆会社の株が買いやすくなった、と報道します。大きなニュースがない時は事故現場などには行かず、産院に行って生まれたばかりの赤ちゃんと若い両親の対面シーンを取材して今日は全国で**人もの赤ちゃんが元気に産まれました!とやります。そんな退屈なニュースを誰が見るかって?だってみんな毎日退屈どころではない交通事故のニュースなんか我慢してみてるじゃないですか。第一、交通事故の死者は減ってるんでしょ?!
エアガンの連続発砲事件なんて、取るに足りない小事を天下の一大事みたいに、「日本が悪い面でアメリカ化している」なんていう大げさな報道の仕方を見ていると、ついこんなことを考えてしまいます。
だって、ガラスが割れただけなんでしょ?おもちゃの銃で。ばかみたい。
それをなんだかんだ尾ひれをつけて、日本の終わりみたいに言わないでよ、まったく。
可能性としては人が死ぬことだってあり得たですって?だからすぐそうやって悪いほうへ連想する癖がついてしまっていることを僕は嘆いているんですよ。「日本では発砲事件があってもこの程度だ。日本にはアメリカのような銃の氾濫がなくってほんとうによかった」って普通に報道すればいいじゃないですか。

この番組ではお笑いタレントなんかは起用せずに、ほんとうに真剣に優れた経済学者やホンモノの政治家に来ていただいて、ただし、事態の明るい面だけを分析してみせるんです。
今のニュース番組を作っている人達にはあまりにも想像力が欠如しているように、僕には感じられます。
今はどんなに明るいニュースにもなんとかしてその意外な暗い一面を探り出そうとばかりしていますよね。
そうすることが知的だとでも言わんばかりに。明るく浮かれているより、しかめッ面をしてるほうがエライと思ってるんですね。ちがうよ。ほんとうに頭がいい人は先を見通すことができるから、楽観的でいられるんだろうと僕は思います。

どっかの局で上のアイディア買ってくれないかなー。(^o^)
多くのニュースのなかにひとつくらいこんなニュース番組があったら、少しはみんなの気分も明るくなると思うんだけど。みなさんはどう思われますか?
posted by sotaro at 10:39| 埼玉 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月05日

感謝のお手紙

image/ibg-2005-10-05T10:53:28-1.jpg
タイムカードの脇の掲示板にお客様からいただいた感謝のメールが貼ってあります。

カートのレースで初めて優勝されたというお便り。
スズキの古いバイクのオイルシールがどうしても見つけられず、永くお預かりしてしまってからやっとお納めした九州のお客様からの愛車との写真つきのおはがき。
メールでいただいたバイクを組み上げた後の走行感があがったという嬉しいお言葉。


仕事をさせてもらって、おかねをいただいて、その上製品を納めたあとに感謝のお言葉や写真を送っていただけるなんて、世の中にこんなにシアワセな仕事があるものでしょうか。

私はこんな仕事をずーっと続けていくことができたら、ほんとうにいいのに、と思います。
量産の効く仕事ではありませんし、急成長するなんてことはあり得ない業態だと思いますが、そんなことには代えられない意義のある仕事のように感じます。

経営者がこんなことを言っていてはいけないのでしょうが、、、。
posted by sotaro at 10:53| 埼玉 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月14日

ビートのエンジンも

image/ibg-2005-10-14T11:36:24-1.jpg
ビートエンジンはこんな状態。

アルミスリーブを削り出して、これからシリンダーブロックの方を拡大加工して、このスリーブを圧入する予定です。
スリーブはなんで2本なんでしょうか。実は1気筒だけはいまの鋳鉄ブロックのまま0.25mmオーバサイズのピストンに合わせてボーリングをする予定なんです。

そうすると2気筒でアルミのテストができて、ほぼ同じ条件下で残り1気筒の鋳鉄ブロックと、摩耗の状態などを比較してみることができるだろう、というわけです。

はたして、特殊素材アルミスリーブの耐久性や、いかに!
posted by sotaro at 11:36| 埼玉 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月19日

いよいよビートブロック加工開始!

image/ibg-2005-10-19T16:59:23-1.jpg
やっとブロックも加工にかかれた。

アルミスリーブは完成していたものの、毎日ボーリングの仕事がいっぱいで、なかなか取り掛かれなかったビートのブロックの加工がやっとはじまりました。どうしてもお客様のお仕事の方が優先ですからね。いや、これだって仕事にはちがいないんだけど、、。

これはアルミスリーブを圧入するために内径を拡大しているところ、既に鋳鉄スリーブは削り取られてアルミブロックの地を削っている状態です。このあとアルミスリーブを圧入して、それから鋳鉄部分1ヶ所とアルミスリーブ2ヶ所を0.25mmオーバーサイズピストンに合わせてボーリングすることになります。この時はもちろんダミーヘッドを使います。
それからホーニングをすれば、機械加工は完了になります。
posted by sotaro at 16:59| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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