
今年はiB(株)井上ボーリングの創業70周年の年なんです。
記念日は八月七日。
何かやりたいとは思います。
一つにはこの機会に本を出してみたいな〜、などと考えていました。
PR活動の一環にもなりますしね。
記念パーティーというのはどうも社長の自己満足に終わりそうなので、やりたくありません。
ただ、暮になって一つアイディアが出てきたんです。
新しい形式の2スト水素エンジンの構想を思い付いてしまいました。
まずはガソリンで動かしてみますが、「煙が出ない2ストエンジン」になります。
水素化するのも(以前もやっているので)カンタンにできると思います。
パーティーや出版で何百万円も使うより、どうせならそのお金で水素エンジンが開発できれば
結果的にそれはPRにもなるのではないでしょうか。
以前水素バイクを作った時も多くの雑誌やテレビが取材に来てくれました。
一般の方のエンジンがなくなってしまうことに対する危機感はあの時よりも今の方がよほど強いので、
あの時以上に関心を呼ぶ(バズる?)可能性もあるように思います。
それに内燃機屋が取り組むべきテーマとして、極めて妥当ですよね?
SDGsにも貢献できて、エンジン屋としてエンジンを未来に残すためのトライになります。
それでいて、どういうわけか誰もやったことのない取り組みです。
今になって「2スト」でやろう、それもオートバイでやろうなんて、きっと誰も思わないんでしょうね。
でも理論的には「必ずできる」と僕は思います。
内燃機屋が70周年を記念して、「水素バイク」を作る。
どうでしょう。新年の抱負としては、なかなか秀逸ではないですか?(^o^)
まさに
「老舗。
なのに最先端!」 でしょ。