iBの社是は「エンジンで世界を笑顔に!」というものです。
もともとは創業以来の社是は「普段の努力と創意工夫で自動車産業界に貢献する」となっていたんですが、現状のiBの仕事の内容はほとんどバイク趣味のかたのお相手をしているだけで、あんまり自動車産業界は関係ないよねっていうことになって、10年ほど前に改めました。
iBって自分たちが世の中で何をしたいのかっていうことがわりとクリアーに描けていると思うんです。もちろん雇用を維持するためにもしっかりと稼いでいかなくちゃなりませんが、最大の目的がそこにあるわけではないと思っています。
どういうわけか、iBには技術があります。67年に渡って蓄積してきたエンジン部品加工(内燃機部品加工)の技術です。せっかくの技術ですから、これをしっかりと後世に残していきたい。それは同時にその対象であるエンジンを未来に残したい、ということに直接つながります。
幸いなことにこのところ、旧い自動車やオートバイの価値を理解してくださるかたが増えて、旧いクルマやバイクの値段が高騰しているようです。
旧い乗り物を愛する方が増えているというのはとてもよいことだと思います。
旧いオートバイはほんとうに素晴らしいもので、人の思考を活性化し、身体感覚を刺激し、見たこともない世界に連れて行ってくれて、人生を充実させてくれます。移動するアートとも言えるような他にはないほど価値のある人間の友達です。
ヴィンテージウォッチやカメラなどにもみられるように、電子部品ではありえない「金属機械の持つ永遠性」が人を惹きつけるのでしょう。
そこにiBは持てる技術で貢献していきたいと考えています。
残念なことにまだ一部の旧車専門のバイクショップさんの中にも十分にエンジンの整備をしないままに高価な価格で時流に乗って旧いバイクを販売してしまうようなところもあるようです。
そんな中で内燃機屋は自分の仕事をしっかりとやればやるほど、その分だけ間違いなく旧いオートバイの価値を高めることができる立場にいます。
そのようなことを受けてiBはいま「旧車の世界を健全にしたい」ということを行動の目的にしています。せっかく旧いバイクに興味を持った方が、いい加減に扱われたバイクを掴んでしまってこの世界に失望するなどということがないように。
少しでも多くの旧いオートバイに、ICBM(R)やLABYRI(R)やEVERSLEEVE(R)(特許申請中)などの耐久性に優れた新しい技術を採用していただき、ノーマルスペックでもはるかにスムーズに気持ちよく回るエンジンを体感していただきだたい。
そして、末長く旧い乗り物とともに人生を充実させ、愉しんでいっていただきたいと思っているんです。
「エンジンで世界を笑顔に!」 iB (株)井上ボーリング

