2019年11月08日

モーターショウ 2019

REINCARNATION カテゴリー 2つ目の記事です。

KAWASAKIがあのZ2/Z1のヘッドを再生産するというニュースがあり、どうしても実物を見たくてモーターショウに行ってきました。
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KAWASAKIのヘッド再生産はほんとうに素晴らしい試みだと思います。感銘を受けました。
KAWASAKIのヘッドに関しては別に特設サイトを立ち上げて詳しく解説していますので、ぜひそちらをご覧ください。
http://sotaros.juno.weblife.me/head/

その日は大雨が予想されていたので、他は何も見ず帰ってしまいました。

こちらはクルマを発明したのは我々だと自負し、CASEというクルマの未来を定義するような提案を世界に向けて行ったメルセデス・ベンツの展示。
多くの世界的なメーカーがこの提案に呼応する開発をしています。

先日一緒にウェイクボードに行ったEX-iB Ladyの悠愛さんがメルセデスのコンパニオンを務めていたそうです。
(画像は悠愛さんのインスタグラムからいただきました。)
YUA-BENZ1.jpgYUA-BENZ2.jpg


ところで、今回のモーターショウはいままでとだいぶ趣が変わったようです。
クルマやバイク好きの人だけのためのイベントではなく、ごく一般の多くの方々に楽しんでいただけるようなイベントになったようです。
キッザニアなど子供たち向けのイベントの開催などにそのことがよく現れています。

このところ観客数が減少してきているということもあり、またクルマ社会の未来が大きな変化を迎えているということを受けてのことでしょう。
僕にもこの趣旨は理解できますし、いいことだと思います。

一方、昔のモーターショウの熱狂を知っている者としてみると、ちょっと寂しい感じもします。
でも過去にしがみついていても仕方がないですよね。

今回のモーターショーのテーマが「未来」なのだそうです。僕はこれはこれでいいと思います。
(そんな中でもHONDAは過去のCBやF1、KAWASKIはメグロ・W1などの過去のバイクなども展示しているようですが)

iBは内燃機屋つまりエンジンが専門ですが、電気化するクルマ社会の未来を少しも恐れていません。
自動車会社が描くような未来は間違いなくやってくるでしょう。僕はそれを歓迎します。

でも、その未来に僕たちが目撃することになるのは、20世紀的な意味でのクルマやオートバイの終焉、になるはずです。
僕はこのことを悲劇的な意味を込めて言っていません。

そのときこそ、iBが以前から主張している輝かしい「機械式バイクの時代」が到来するのだと考えています。

安価で正確なクォーツ時計の出現以降、かえって機械式時計はその魅力を高く評価されることになりました。
同じことが乗り物の世界でも間違いなく起こるだろうと思います。
その時に評価されるのは機械メカニズムの持つ「永遠性」です。

特に2輪車という実用性よりも趣味性が尊ばれる乗り物の世界においては、電気オートバイではなく、
ホンモノのオートバイである「機械式バイク」が高尚な大人の趣味の対象として、アンティークな時計のような地位を乗り物の世界の中で獲得していくだろう、、、。
むしろ僕はそんな未来が愉しみでしかたがありません。








posted by sotaro at 12:05| 埼玉 ☔| Comment(0) | REINCARNATION | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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