2019年03月16日

iBは旧いモーターサイクルの価値を高める仕事をしたい。

初の東京モーターサイクルショウ出展を目前にして、
もう一度iBの存在意義・我々の目指すものについて、考えを整理してみました。



バイクの世界ではクルマの世界以上に「速い=エラい」と考えられる風潮があります。

ですが、特に旧いバイクの場合には、バイクを速くなるように改造したりすることは、「バイクの価値を下げてしまう!」結果になりやすいのです。
その最大の理由は、バイクを速く改造することは、引き換えにバイクの耐久性を落とすことにつながるから、です。
刹那的な速さを求めたければ、新しいオートバイでおやりになるのがよろしい。
貴重な旧いバイクを耐久性を落としてまで速くすることになんの意味があるでしょうか。


こんな言葉があります。
「ボアアップに勝るチューニングなし。」

これはエンジンをいたずらに高回転化することもなく排気量が増えることで結果的に大きな力を手に入れるのですから、確かに的を射た名言です。iB (株)井上ボーリングはボーリング屋として誇りを持って、エンジンのボーリング作業に66年にわたって取り組んできました。
その優れた方法ですら、それでもスリーブの壁を薄くし、再度ボーリングする余地を減らして、やはり耐久性はいくらか損なわれているのです。
ましてやボアアップ以外の様々な方法によるチューニングは、高すぎる回転数や大きくなったパワーがエンジンや車体の他の部分を痛め、バランスの崩れた性能は大きく耐久性を損ねることになりかねません。

スピードを出しすぎて転倒や事故につながったのでは、バイクの価値を増すどころか、元も子も無くしてしまう。
それ以前にむやみに改造されたバイクの価値は低減し、再販価格は間違いなく低下します。あなただって、オークションで誰かが改造したバイクなど買いたいとは思わないことでしょう。

それでもあなたはお金をかけて価値を損ねてまで、旧いバイクに速さを求めますか?


iBが提案する加工や部品や技術は、すべてエンジンの耐久性を圧倒的に高めることで「旧いバイクの『価値を高める』こと」を目的としています。
プラトーホーニング・WPC&MOS2処理・ラビリ™️・そしてICBM (R)。
2ストのIN/EXポートに柱を立てることまで。

すべて、です。


なにかの避けられない理由で愛車を手放す切ないその時に、
バイクの価値を無に等しく扱われるのと入手時以上に高く評価されるのと、
どちらが望ましいでしょうか。

旧いバイクは20世紀が残した人類共有の機械遺産です。
その資産としてのバイクの価値を高めるために、iBは持てる技術を使っていきたいと思います。

旧いバイクを愛するお客様と手を携えて、22世紀の未来まで旧いバイクを残していきたい。
それが、iBの夢です。
posted by sotaro at 16:46| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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