
山形までの行き帰り。高速道路を走る間、妻の尚子に運転してもらいました。
クルマはだいたい自分で運転して、人に運転してもらうことはめったにありません。
なんて、ラクチンなんでしょう。

この帰り道では、僕は腰を痛めていたので運転を尚子に任せ、自分はカーゴルームに長く寝そべって腰を伸ばしていました。
しばらく、うとうとと眠って目覚めると、自分は荷物に埋もれながら荷室にいて、後ろ向きに去って行く景色が見えました。
とても妙な気分でした。クルマの後ろに乗るなんて、いついらいでしょう。しかも後ろ向きに。
いつもとちがって景色はどんどん、どんどん後ろに去って行きます。
森も橋も田んぼも。
リアウィンドウを見るとステッカーが貼ってあります。もちろん自分で貼ったものです。
・SOTARO's Water Sports Services
・INOUE BORING
・BULTACO
・WAKEboarder
気づくと、そういえば、なんだか自分のやっていることが、そこに端的にまとまって表現されているみたいに感じられてきました。
この車は僕だ。
ステッカーを貼った僕の車はどんどん走っていて、なにもかもが後ろへ去って行きます。
うーん、あの時の気持ちをどう言ったらいいんだろう。
僕が自分なりに、いろいろ考えて、なんとかかんとかいろんなことに手を出してそれなりにやってはいるんだけれども、、、、、
その間にも時間なのか、世界なのか、なにかわからないものがどんどん去って行くんです。
トライアルをやったり、仕事をしたり、ウェイクボードをしたり、ピアノを弾いたり、写真を撮ったり、文章を書いたり、腰を痛めたり、眠ったりしている間にも。
でもね、別にそれが寂しくはなかったんですよ。なんか「それでいいんだ。」と思ってるんです。
走っている速度をとても気持ちよく感じていました。
ユーミンが昔「時は去るのではなく、限りなくやってくる。」って言ってました。
その例えとして、「クルマに乗って高速道路を走ってるみたいに」って言ってたんです。
僕は今回その高速を走るクルマに後ろ向きに乗ってしまったんです。
そのせいでなんとも奇妙な体験をしてしまいました。
って言っても、なんのことだかわからないですよね。すいません。
なんか、へんなこと書いちゃった。(^^;;;


妹です。
私も場違いながら、来ちゃいましたよ。
帰り、尚子さんに運転してもらって、良かったね。
今回の文章は、何か外国のSF作家ぽいね。。
タイム・トラベルでもないし、スリップでもないし、タイム・リープ?
わからないけど、それは、してみたい体験かも。。
ユーミンの曲は、対象年齢が違うとか思うときがあるけど、そうやって、しゃべる言葉は、心に残ってるんだね。やっぱり、オリジナリティがあるよね。
と思って書き込んでしまったワケなのさ。
いつも楽しく読ませていただいています。
以前、お盆にバイクで帰省してその帰り道、
東京に向かう朝焼けの中でバックミラーの中に
似たような?感じになったことがありました。
古いバイク(W1-S)で帰ったため昼の熱い時間を避けて夜実家を(愛知県)を出て中央道で東京に向かっていました。
日が昇るにつれて視界が開け、周りには誰もいなく
ただ一人朝焼けの高原をひたすら走っていました。
ふと、バックミラーを見ると今いた景色が次々と
吸い込まれていきます。
目の前にあった未来が、次の瞬間にはバックミラーに吸い込まれて過去になっていく・・。
しばらくバックミラーばかり見ていた気がします。
現在と言う瞬間の証明は、この僕自身とこのバイクだけ。このバイクは僕自身なのかなと思い、いままでのことやこれからのことを考え、この瞬間に時間の最先端を切り裂きながら走っているんだなーと、わくわくしながらしばらく走ったのを覚えています。
少しの疲れと、眠気がそうさせたのかとても気持ちよく、不思議な気持ちになったのを覚えています。
言葉で表しがたいですが・・。
社長の感じと違っていたらゴメンナサイ。
日記を読んでいたらあの時がフラッシュバックしたのでつい長々と書き込んでしまいました。
今年は、先日プラトーで仕上げていただいた
Z1000mk2で実家に帰ろうかと思います。
忙しくてまだ組上げてないですが・・。
それでは、おじゃましました。
「時」って言えば、誰もが「去って行くもの」としか言わないのに、時は去って行ってない、来てるんだ(それも限りなく)って言っちゃうユーミンは凄いな、とは思ったんだよね。いつのことだったか。
つまり、本人の捕らえかた次第ってわけだねー。
そう思ってたのに、今回は目の前にどんどん去って行く景色だけがみえたんだよね。それがちょっと新鮮だっただけのことなんだけどさ。(^^;;;
でも、悪い気分ではなかったね。
うーん、僕のどうにも曖昧な感覚を受け止めてくれる人がいるとは、思っていませんでした。嬉しいですねー。
いや、ほんとに読み飛ばされるだけだろうと思ってたんですよ。
まさにおっしゃる通りの感じですね。今回の僕はうしろだけを見ていたんですけどね。
オモシロイのは、どちらの場合も移動しているのは自分のほうなのに、周囲とか時とかが動いているように感じているところですね。高速で巡航している乗り物の特徴でしょうね。
一定の速度で移動していると、時の流れと地理的な移動が比例関係になってきてそう思うんでしょうね。
峠道やサーキットみたいに強烈な加減速を繰り返していたら、そうは思わないんだろうな。でも、逆にそんな時はどんなことを感じるんでしょうね。忙しくってトリップしてる暇ないか。
愛知のご実家までバイクで帰るっていうのも、なかなかですね。がんばってZ1000mk2組み上げてください。(^^)
うわ!コワそうですね。(^^;;;
どっちへ倒れて行くか予想がつかないんですものね!
まさに自分の生きてきた過去が走馬灯のように、、、、。
ははは、そんなことはなかったですか。(^^)