あえて公開します!
上はどちらか他社さんでおやりになったものです。お客様のご依頼があり測定しました。おそらく手持ちのリューターで加工したものでしょう。長さがまったく不足(柱の部分しか加工してない)で深さも不足、断面はヨレヨレです。
これでも焼きつかないんだなあ、と感心しますが、H社さんにこんなものを納めたら間違いなくロットアウト(全数不良)をくらうでしょうね。(^o^)
下がiBが加工したものです。柱の逃しの断面形状はこうでなくてはなりません。マシニングセンターでダイアモンドツールを使用し、図面のテーパー・直線・曲線Rの指定に正確に従って仕上げてあります。
NSR再メッキの仕事はiBの内燃機加工の仕事全体の1%にも満たない仕事です。
別に再メッキの仕事をウチに出してほしくてこんなデータを公開しているわけではありません。再メッキの仕事がやりたくて仕方がないわけでもありません。でも、再メッキをしなければ新品のシリンダーは7万円以上もすると聞いていますし、'88のシリンダーは入手不可能です。NSRを愛するかたがたに末長く乗り続けていただきたいから続けている仕事です。
上のような逃しでは、取り過ぎればメッキの剥離・加工不足な部分では抱きつき・焼きつきに至る可能性が高く、データ公開の理由はこんなシリンダーのバイクに乗るのは危険だろうと思うからです。
どうか、NSRを愛するかたがたのご理解をいただければと思います。m(_ _)m
2017.5/31追記
今回思い立って、柱の逃し加工のみを6,000円プラス税という価格で受注開始することにしました。
他社で再メッキしたものでも柱逃しだけの受注でもお受けすることにしました。
逃しがとってあっても不確かなものであれば、追加工でもお引き受けします!
売り上げのためではありません。
iBの他にはちゃんとできるトコロがないんですもん。(^o^)
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Rでは無いんですね。
これは実験重ねた結果の機密部類のモノでしょうが、
すでに2stは表舞台から遠ざけられた存在。
でもこれだけの高精度加工が必須とは。
コレがHONDA車なんですね。
ご理解いただき、ありがとうございます。m(_ _)m
となれば現品写真の柱に段差が見えるところが最大取り部分ですか?
ここが一番深い部分なので、そこを測っているわけです。
右がヘッドというのはご想像の通りです。(^^)
訳がわかりました。
一番膨らむところを削りそこから上下なるべくなだらかに
かつ、余計なところは削らないというHONDAが導き出した
結論の形を表していたわけですね。