2007年02月02日

TRYOUT-4.WPC&MOS2処理

IMG_2680.jpg
左がWPC&MOS2処理を実施したピストンです。

表面の色がまったく違っているのがご覧いただけるとおもいます。
まず表面にWPCといって細かい粒子を激突させることで、表面の疲労強度をあげると同時に表面に細かいディンプルを形成し、摺動抵抗を減少させます。
さらにその上にモリブデンの粒子をショットすることで、表面に2〜3μ程度モリブデンとアルミが衝突の熱で再結晶化した層が形成されます。このモリブデンの層はモリブデンコーティングなどのようにアルミ表面にモリブデンを「塗った」ものとはちがい、半永久的に持続します。
おもしろいことに「摺り込み現象」といって、金属の表面が5μ摩耗したあとにもさらに2μほどの再結晶化層が残るという不思議な実験結果もあるようです。
WPC&MOS2に関する詳しい解説は下記エヌ・イーさんのHPをご参照ください。
http://www.ne-jp.com/wpc/

このような優れた性能を持った「WPC&MOS2処理」をしたピストンや、「プラトーホーニング」を実施した美しいシリンダーの内径を是非一度お客様に手にとって見て欲しい。
通常の削りっぱなしのシリンダーやピストンとはまったくちがう仕上がりを実感していただけると思います。

実はこのTRYOUT の目的のひとつがこのことにあります。
posted by sotaro at 11:39| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 新製品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おー、しばらくぶりに井上さんのブログを見たら、このような高度な加工もできるようになっていたんですね!愛車、TT250RのOHをするついでに280ccぐらいにしたいなーと、外国のキットにめぼしをつけたのですが、日本でピストンさえ見つかれば、この加工をして、シリンダーを作ってもらいたいです…。美しいなー、これ。こういう根本的な高性能化技術に惹かれます。
Posted by マンジー at 2007年02月08日 20:05
マンジーさん、どうもです!
こちらはNEさんの技術ですが、お客様の評判もよく、助かっています。お客様にカートレースでお使いいただいて、全日本優勝などの成績にもつながったようです。
ぜひマンジーさんのシリンダーもご用命ください!
寸法変化がないので、外国製の完成したキットにも実施できますよ!よろしくお願い致します。
Posted by IB井上 at 2007年02月09日 09:11
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