
DYNOJETによる出力測定結果です。
低速のトルクが0.3(kg-m)から0.5へとなんと66.6%もアップしています。このため低速からの加速力が大幅にアップして力強くなっています。
当社のHONDA CLに乗ってテストしていますが、街なかでの交通の流れに乗るのが、50ccの時よりもはるかに楽になり、安全性が増したと言えると思います。
一方、実は最高回転数はまったく伸びていません。大きく重くなったピストンのためにエンジンの回転数は上がりませんが、トルクがアップしていることを利用してフロントスプロケットを15Tに変更すると、最高速は60km/hを超えます。
(株)井上ボーリングとしては原付2種のバイクの性能として、これは実用的に必要十分なものだと判断しています。これ以上性能をあげるために大きな投資をして、エンジンの耐久性を犠牲にすることは、すくなくとも実用的にはあまり意味がない、と考えています。
大きくエンジン性能を上げる事は、大きな投資を必要とし、エンジン全体のバランスを崩し、車体の性能を超えて安全性を損なうことになり、得るものはないと思うんです。一方、例えば弊社のCLやスーパーカブなどの機種では、もともと同車体で70ccや90ccの排気量のモデルが存在しますので、このTRYOUT の範囲ではそのような無理は少ないものと考えられます。
(その他の機種でのご採用では、これらの点に付いてもよくご配慮いただきたいと思います。)
「どんなにがんばっても50km/hの道路でスピード違反にならない程度の高性能」
IB BORING TRYOUT ではこれを実現できたと考えています。同時に
交通の流れにスムーズに乗れる加速力を得て、2段階右折をする必要もなく、
原付1種の30km/h制限の対象からも外れます。またリアステップなどを追加すれば2人乗りも
可能になります。
全体として安全性や利便性を大きく向上することができると考えてます。
このように、TRYOUTを実施することによってさまざまな制限の多かった原付1種のバイクが
実用性の高いミニマムトランスポートとして、極めて楽しい乗り物に変身することになります。

