2005年03月11日

どんな技術が必要か(6)

中学生が行った実験では、水素をキャブレターのインテークにホースで供給して、
それでもエンジンは回っていました。
ただ、エンジンの温度があがってきて、パワーを出そうとすると、水素の場合は過早点火が起こるという
問題がある、ということです。

そこで、燃料を直接気筒内に噴射する仕組みが必要になります。
圧縮が終わったところで水素を吹き込むわけですね。
幸い水素ガスは圧の高いものが入手できるようになる、ということですので、あとは噴射ノズルや
噴射のタイミングをコントロールする仕組みが必要ということになります。
これをいろいろ探していたのですが、当社がお世話になっている雑誌を眺めていると、なんと
モンキー用の燃料噴射システムを開発しているベンチャー企業があるというとこです!

さっそくホームページを見に行ってみました。
http://fcdesign.free.fr/index.html
FCデザインさんと言って今年になって有限会社になったとか。非常にユニークな活動をされているようです。
また、あるページにはターボのかわりにこの仕組みで酸素を噴射してパワーを得るという記事も見つけました。
つまりガソリンの噴射だけでなく、気体を噴射することも可能だということになります。

ただ、こちらのシステムはキャブのかわりにスロットルボディーがあって、そこにガソリンを噴射する仕組みで
筒内噴射ではありません。圧も低いものだろうと想像できます。
でも、噴射ノズルは武蔵工業大学でもディーゼル用ものを転用したりしていたようですし、改造すれば
なんとかなるのではないでしょうか。
FCデザインさんのシステムはパソコンで噴射のタイミングなどを自由にコントロールできるようなので、
これが大変素晴らしいと思います。

水素ヘの適用となると、そのままでは使えないかもしれませんが、小排気量用にこのような仕組みがある、
というのは非常にいい話しだと思います。
水素への対応については、実験を始める時にはぜひ連絡をとって相談してみたいと思います。
(実はだいぶ前にこの会社の掲示板に問い合わせを入れてはいるんですが、いまのところ返事はありません)

posted by sotaro at 09:11| 埼玉 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 水素バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
3月12日の朝日新聞・夕刊5面に“水素エネルギー”の話が少し出ていました。武蔵工大では94年に4トントラックでターンパイクも楽々登ってるとか。なんかスゴイな。
Posted by ハラ at 2005年03月12日 23:09
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