
ドライブ旅行での写真って少しも変わりませんね。
訪れている場所も、家族の情景も、30年前、40年前と少しも変わりません。
箱根へ家族でドライブ旅行に行ってきました。ほんとに父が連れて行ってくれた昔とやっていることは少しも変わりません。箱根ってやっぱり大した観光地ですね。温泉・仙石原・スカイライン・日本一の富士があんなに大きく見えて。
途中に美術館によったのは昔とはちょっと違ったかな。ラリック美術館に寄ったんですが、昔は観光地にあんなきちんとした美術館はありませんでしたね。敷地内に置かれたオリエント急行の列車の中で供される紅茶もお菓子もとても本格的なもので、愉しめました。この前上野で見に行った「北斎」がアールヌーボー・アールデコのルネ・ラリックのガラス工芸にも影響を与えているってのは、つながりを感じて面白かったですね。この美術館のオーナーはクラシックカーのコレクターで、クルマのラジエターキャップを飾っていた装飾品でラリックと出会い、惹かれていったのだそうです。トンボのオーナメントのついたBUGATIが2台飾られていました。オリエント急行もラリックのガラスで飾られています。僕は美術館っていうのはモノを考えるのにいい場所だと思います。ほんとうは自分であんな空間を所有できたらいいんですけど、そうもいきません。それに毎日あんな場所で物想いにふけっているわけにもいきません。そう考えるとわずかな入場料でああいう空間が解放されている、というのはありがたいことのように想います。
あとはクルマの中でDVDが見られて子供たちが退屈しないっていうのも昔とは違うか。僕らが子供の頃は「ガソリン見つけ」という遊びがクルマのなかでは定番でした。一番早く10個のガソリンスタンドを正しくブランド名まで言えた人が勝ちというゲームです。一所懸命ずっと前の遠くを見つめて「シェル!」とか「あのーあれあれ、カルテックス!」とか叫ぶんですけどね。愉しかったな。いろんなスタンドがありましたからね。他には「モービル」「アポロ」「ゼネラル」「ダイヤモンド」ちょっとあとから「エッソ」ね。中には「オーストリッヂ」「ストーク」なんて珍しいのもあったな。あと、あのサボテンのマークのはなんて言ったかな、思い出せないや。
ガソリンが切れそうになった時には訓練しておくと役に立つんだ、というもっともらしい理由もあったんですけど、今考えればそんなわけないですよね。親父に騙されてその気になってたんだな。ははは。
せっかく遠くのを見つけて得意になっていると、近くまでいったら交差点を曲がったところのスタンドだったりします。これはお手付きでマイナスなんですね。自分達が通る道のスタンドじゃなくちゃ、いけない。曲がり角を曲がったとたんにイッペンに3件ものスタンドが目に飛び込んで来て「エッソモービルカルテックスー!!」なんて連続ワザを決めると、盛り上がりましたね。(^o^) あれは親父が考えた遊びだったのかなー。長いドライブでも子供たちを飽きさせないために。
今はエネオスとかジョモばっかりで、つまんないかな。(^^;;; 今やるなら、コンビニ見つけかファミレス見つけですかね。でもやっぱりあれは高速道路があまりなかった時代の遊びですね。
でも、昨日ドライブしてあらためて感じましたけど、日本って十分キレイですよ!ほんと。人間の住んでいる界隈だけが、いくらかごみごみしているけれど、高い山の上も空も海も十分にキレイです。なんだか嬉しくなりました。

