
雪の中をビートに乗って会社に来ました。
今日はひとりだけです。
休日の会社って、ゆっくりとものを考える事ができて、割と好きなんです。普段の忙しさとの対比で余計そう感じるのかもしれません。
先日、このblogを読んで万澤安央さんがコメントとメールをくださいました。
http://ibg.seesaa.net/article/10719250.html#comment
みなさんは万澤さんをご存知でしょうか。以前オートバイの雑誌や様々なメディアで活躍されていた方で、あのイーハトーブトライアル大会を始められた方です。イーハトーブトライアルのHPは下記です。
http://www.sukaheru.net/〜ihatove/
結婚してすぐの頃、僕は毎月発売されるRidersClub誌を読むのが大きな愉しみでした。根本編集長がレーシングマシンに乗ってのレポートなどにもワクワクしましたが、一番好きだったのが万澤さんの連載でした。その内容は今の僕のノリモノに対する見方に、今も強い影響があるように思います。
僕は実は一度だけ遠くからおみかけしたことがあります。多摩テックにエディー・ルジャーンが来るというので見に行ったら、小島一慶さんがMCをやっていて、万澤さんが解説をしてらっしゃいました。軽妙な解説でとてもわかりやすかったこと、エディー・ルジャーンがうんと後ろへ腰を落としてウィリーしながらリアフェンダーで土を掘ってた(?)のを今でも思い出します。
僕は学生時代から競技スポーツとしての水上スキーをやっていました。万澤さんがトライアルの普及のためにいろいろなことをやってらっしゃるのを知って、僕も水上スキーでも同じような事ができないか、と思って雑誌に記事を持ち込んだりといった活動を始め、後にそれが認められて水上スキー連盟の広報理事になったり、水上スキースクールをはじめたり、大会で解説をしたりしました。ウェイクボードでもイベントを開いたり、雑誌に連載したり、いま思えば、どれも日本のトライアルのエバンジェリスト・万澤さんのやっていたことを、ところをかえてなぞっていたようにも思えます。
直接お会いしたこともないんですが、そういう役割をイメージできるっていうようなことって、生きてく上で大事なヒントになりますよね。僕はあのころ、万澤さんみたいになりたい、と思ったんです。
ほんとに今もおもいだしましたが、あのイベントの時、一慶さんは「なんでワタクシがトライアルのMCに呼ばれたのか、さっぱりわかりません。(笑)」なんて軽口をたたいていた通り、トライアルのことはまったくシロートだったんです。その一慶さんに、万澤さんがトライアルの用語(「みごとクリアー!!」って叫ぶ一慶さんに「一慶さん、トライアルではクリーンっていうんですよ」とか)を説明しながら、それが同時に観客みんなへの解説になっているという見事なスタイルで解説していました。僕は意識をしていませんでしたけど、水上スキーの大会でまったくシロートの女性のMCとかについてもらって解説するスタイルがすごくやりやすくて好きでした。思えば、そんなことまで万澤さんに影響されていたのか、といまさらながら驚きます。
そんな万澤さんにメールで僕の文章を誉めていただき、シェルパTの小冊子を読みたい、と言っていただきました。もうほんとに僕は直木賞でもとったくらいに、嬉しかったです。
そんなわけで、実は今日は会社まで「La Historia con un SherpaT」の完全版を印刷しに来たというわけなんです。
万澤さん、月曜日にはお送りします。もう少し待ってくださいね。
なんだか、雪が強くなってきたから、早めに終わらせて、今日は帰る事にします。

