
今日は二つ目の記事です。水素バイク、また昨日の水素の日に実験しました。
写真の銀色の箱の右下のノブが「ダイヤル」で、これで簡易に水素の量をコントロールできます。
この感度などをいろいろ変更して、ついに多少の制御ができるようになりました。
いろいろ考えて、コンピュータに余計な動きをされないように一度完全にフラットなマップ(燃料噴射量をECUで調整するもの)を作りました。
回転数にもスロットル開度にも無関係に常に2.1msecの噴射をするマップ(?)です。
また、暖気補正、始動増量補正、非同期噴射補正、もすべて無効にしました。
この状態で水素ガス圧0.2Mpa, 噴射タイミング=掃気ポート開く時、点火タイミング=ガソリンと同一で実験しました。
これが最もエンジンの調子がいい状態です。
点火タイミングは遅らせていくとエンジンが始動しなくなってしまいます。
噴射タイミングはあまり大きな影響はありませんが、これもこのタイミングが一番エンジンがよくまわります。
この状態ですと、9000RPMでの回転がいつでも再現できます。
これでダイヤルを動かしますと、ガスを濃くすれば回転あがり、薄くすれば下がる、ということが実現できました。
ただ、いまだに問題なのはレスポンスが物凄く悪いこと、と3,000RPM以下ではアイドリングできない、という2点です。
これは燃焼はしているものの、あまり適切な混合比ではないことが原因ではないかと思います。
9,000回っている時はいい混合比なんでしょうけれども、そこから薄くしていくとどんどん希薄燃焼になって、回転を維持できるのは3,000rpmが最低で、それ以下では燃焼できないくらい薄くなっている、という事かと思います。
いかにも不整な爆発をしながらストンと止まってしまいます。
そこで、カンタンな板でインテークを塞いでみました。
よく回っている状態から、インテークを徐々に塞いでいくと、力強い爆発(?)をしながら回転が下がっていきます。
2,000rpmくらいまで下げられましたが、そのあとはやはり止まってしまいました。
いまは絞りがいい加減な板で燃料の管理とも同調していないのでもうひとつうまくいきませんでしたが、よい混合比を保ったまま、空気と水素の両方を減らしていく事が大事なのではないでしょうか。
そこで、次回は空気を絞る目的でキャブレターをつけて実験してみようと思っています。
おかげさまで徐々にではありますが、前進しています。
ダイヤルもレスポンスは悪いものの、反応するようにはできました。
クラブマンイベントで公開も済ませたいま、さらに開発を前進させる必要が高まってきたと思います。
早く新聞などもっと一般的なメディアへも公開できるくらい、研究をすすめたいと思います。みなさまのご支援・アドバイス・アイディアなど、今後ともよろしくお願い致します。
あと、IBがこんな愉しい研究をやれるのも、みなさんに当社をたくさんご利用いただいているから、と心から感謝しています。今後ともお引立てを賜りますよう、よろしくお願い致します。m(__)m
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空燃比計の話は社員の間で出ていました。僕はどうもなんのことかよくわからなかったんですが、どうも水素の場合にはうまくいかないんじゃないか、というような話でとまっていたようです。
実は僕たち自身は苦労している、という実感はなく、こんなにうまくいっていいんだろうか、くらいに感じています。あまり偶然うまく行ってしまうと、かえって必要なデータ収集ができないんじゃないかくらいに感じています。(^^)
それと、どうも燃料の量の問題以前になにか、エンジンがきれいに燃焼していない場合があるような感じを持っています。
水素がうまく空気と混じっていないのではないだろうか、、、、次回はここらへんも少しつめてみたいです。
使ったことないけど…( ̄○ ̄;)
数字で管理しないとダメかもしれませんね。
各回転で計測して点を線で繋いでいくですね。
車のサブコンのときにちゃんとやっとけば良かったと思います。
フルコンなんだから電大の小平先生がハルテックやってたんじゃなかったかしら?
みんなをまきこんでワイワイ楽しくやりましょう!
LPGやCNGのシステムとも全然違うのだろうか? 筒内噴射も掃気でよいのか? 4ストのほうが早道のような気もしますが・・・(勉強してません)
先日話題にでたインジェクタに関してなのですがケーヒンの企業セミナーのときに質問をしてみたところ、担当の方に連絡をしてくれるそうです。もし、情報が入りましたら報告したいと思います。
ウチは特許をとろうなんて気はまったくありません。
このプロジェクトの最大の目的はみんなに愉しんでもらうこと。そして、水素でエンジンをまわすって簡単でよさそうだな、と思ってもらうことです。みんながまねして始めてくれたら、それが一番!
そうすれば、内燃機関が永く存続できるようになるんじゃないか、、と。
それにしてもどうも僕は水素エンジンには2ストが向いているような気がしてなりません。過早点火が起らないのも、2ストだからなんじゃないか、その理由もおぼろげながらわかってきた気がしています。大川くん、いつか解説しますね。 (^^)
システムは無理ですからねぇ
LPGにしてもCNGにしてもガソリンと同じ炭化水素です。
炭化水素燃料でA/F使っているのは主に触媒での処理があるからです。
炭化水素を完全燃焼させているわけではありません。
完全燃焼させているならEXマニにカーボンは付きません。
どのみち現在のシステムはそれ以前の状況なので、まず
システムに足りない物を足していくことでしょうねぇ
空燃比計は燃料の量の確認をする段階では必要になると思いますが
一次圧縮が掛かる2ストでは吸気量の予測が出来ない限り
フィードバックはかなり難しい物になります。