昨日、暗くならずに楽しく考え続けることが大事なんだっていうことを書きました。
でも、そんなことできないよ、っていう声があります。
これ、やってみればそんなに難しくないんですよ。
ただ、決めてしまうだけでいいんです。
「明るく愉しい結論が出るまで考え続けるんだ!」って。
途中で悲観的な結論が仮に出てしまったとしても、
これはどこかが間違っていて、考えが足りないからこんな結論になっているんだ、としてその結論は捨ててしまいます。
悲観的な結論は答えではないんです。いらないものです。
だって、明るい建設的な答えを出すのが目的で考え始めるわけですから、なにか悲観的な結論が出そうになってもそれは目的と違う結論なので、問題の答えになっていないんです。
だからそこでやめちゃだめなんです。
もし暗い考えしか出てこない時は一旦その問題は保留にして何か楽しいことをやったり考えたりしましょう。
時間をかけることを惜しんではいけません。性急に結論を急ぐと往々にして暗い結論が出てしまいます。
暗い結論を出すのは簡単なんだろうと思います。
でも、もとの問題は忘れてしまってはいけません。
しばらくそのまま泳がせておくんです。
5年でも10年でも考え続けるんです。
そうすると、何かのきっかけでふと、「あ、もしかしたらこうかも!」っていい考えが出てくるものなんですよ。
楽しんで考え続ければ、きっとそうなります。
答えをすぐに出さなきゃって思うから苦しいんで、考え続けることを楽しんでいるだけでいいんですから。
考え事ってお金もかかんないし、暇つぶしにはゲームなんかするよりずっといいですよ。
そんなにうまくいくかよ!って声が聞こえてきそうですが、そこをきっと出てくるはずと信じてやってみるしかないんです。それが「不屈の楽観主義」です。
だって暗い結論なんか出したって、そんなもの何の役にも立たないんだから。
明るい答えが出るまで楽しく考え続ける以外に、人間にやるべきことは何ひとつもない、ぐらいに僕は考えてますよ。