就任時、自分はまだ31歳でした。そんな若造が当時すでに斜陽産業と言われていた内燃機屋を継いで今日まで34年間よくもやってこれたものだと思います。
でも、僕は自分の職業人としてのピークはこれからやってくるのだと信じています。
今年の秋にiBは大きな発表をしたいと考えています。
まだ内容はお話しできませんが、iBにとっても内燃機の業界にとっても大きなエポックになるようなことだと考えています。
そして、この秋iBはメディアになります。
HPを大きく改変し、ネット上の広報マガジン”Web SHERPA”をさらに発展させますが、それだけではありません。
iBには世の中に伝えたいメッセージがあるんです。
それを伝えることがiBの使命であり、存在意義です。
ウェブやSNS/blogでの発信・雑誌でのエッセイや取材していただく記事と広告・そして我々の日々の仕事である技術や製品も、実は我々のメッセージを世の中に伝えるための手段になります。
かつてiBは「内燃機屋は製造業ではなく、サービス業である。」と内燃機屋を再定義することで、独自の道を歩んできました。
今また、「iBはメディアである。」と自らを再定義することで、全く新しい内燃機屋のあり方を模索して行こうとしています。
今日のところはあまりにも具体性のないお話しかできませんが、iB井上の中では永年温めてきた構想が、今こそ形になって生まれでようとしているのだ、という実感があります。
どうかこれからのiBにご期待ください。
