2019年09月27日

IMMORTAL

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IMMORTAL --------- 不滅の存在

iBの活動のテーマの一つに「永遠に対する挑戦」があります。
今回iB Lady 多井子さんには永遠の女神になってiBに降臨していただきました。

非接触で永遠に磨耗しない「LABYRI」

減らないと言っていいほどの耐摩耗性を誇る「ICBM」

WPC&MOS2処理の採用もプラトーホーニングも2ストスリーブ製作も再メッキもすべて末長くエンジンをいい状態で愉しんでいただくための技術です。速さを求めているわけではありません。永遠こそがiBの憧れです。

「機械メカニズムは適切なメンテナンスをしていれば、半永久的に壊れることはない。」

機械式時計などの天文学的な価格が電子部品などでは実現できない機械メカニズムの永遠の価値を如実に示していると思います。

「エンジンで世界を笑顔に!」 
 iB (株)井上ボーリング
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2019年09月25日

「埼玉県経営革新企業」に承認!


iBは挑戦する中小企業として
「埼玉県経営革新企業」に承認されました。

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しっかりと未来に向かっていきたいと思います。(^o^)

経営計画を立てたりってたいへんですけど、
まあ夢ばかりじゃなくてこういう地道な努力も必要ですよね。

県に提出した計画はとても高い評価を受けたそうです。
特に事業の目指すものが明確である点などが高評価の理由ということです。

勉強になりました。(^^)

https://www.pref.saitama.lg.jp/a0803/a04.html
posted by sotaro at 11:16| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月23日

KAWASAKIがZ1ヘッドを再生産!


ここにシェアした記事にあるようにKAWASAKIは今Z1のヘッドを金型を起こして再生産に取り組んでいるそうです!

40年以上も前のオートバイのヘッドを今再生産する。すごいことだと思います。
以前の日本では考えられないことでした。

海外ではクルマのメーカーが自社の過去のクルマをレストアするサービスを行うのはそんなに珍しくはありません。
フェラーリもジャガーもやっていますよね。

日本でも最近マツダが最初期のロードスターのレストアを始めたということですね。

そして、HONDAはNSXやS2000・ビートの部品を再生産を始め、オートバイでもNSR250RやCB750のパーツの再生産を始めています。

そこへKAWASAKIのZ1シリンダーヘッド 再生産というビッグニュースです!!
時代が「優れた旧いものを大事にする。」という価値観に向けて大きく舵を切ったことを印象づける大ニュースです。

それにしてもシリンダーヘッドというエンジン部品のなかでも大物部品を金型から製作して再生産というのは、この中でもかなり本格的な取り組みと言っていいでしょう。

実際Z1/Z2などのシリンダー ヘッドについては我々内燃機屋が修理をしても、アルミ素材の経年劣化が激しく、あらゆる場所にクラックが起きてしまって始末に困るところまで来ていました。

スタッドボルト孔・カムホルダーのネジ孔・プラグ孔・ガイド孔そしてシートリングとシートリングの間など、なおしてもなおしてもあらゆるところに新たにクラックが発生してしまいます。我々のところに持ち込まれた時点でクラックが入っているものは直しようもありますが、全てを完全に直してもお納めした後にまた新たにクラックが発生してしまう可能性をゼロにはできないんです。まだ壊れていないものを直すことはできませんものね。

全く新たに材料から鋳物を吹いて再生できれば、もうそんな心配もなくなります。これはZ1オーナーの方には朗報と言えますね。

今年の秋、おそらくはモーターショーの時期にも予約受注が開始されるのではないか、ということですので、iBとしても情報をフォローしていきたいと考えています。まずは1,000台が生産されるそうです。

さあ、そしてシリンダー ヘッドがまっさらの新品に積み替えられることになります。
そのとき、オーナーさんはシリンダー やクランクシャフトはどうされるのでしょうか。

これらが再生産されると言う情報はありません。おそらく再生産されることはないでしょう。

シリンダーヘッドだけがピカピカの新品になっても、あとがガタガタではしようがありません。

となれば、やはりここはiB の出番ではないでしょうか。(^o^)



ヘッドが新品になったら、シリンダー の方は是非内径加工仕上げの最終兵器ICBMで新車時以上のシリンダー にしましょう!
Z1/Z2シリンダー の方もご存知のように鋳鉄スリーブとアルミシリンダーの間の嵌め合いに大きな問題を抱えていることはすでによく知られています。

純正鋳鉄スリーブがシリンダー の中で遊んでしまって、放熱もできず異常磨耗していく。これがZ1/Z2シリンダー の大きな問題点です。

そこへアルミメッキ化スリーブICBMを導入すれば、シリンダー もスリーブも同じアルミになって膨張率も均一になりますから、鋳鉄スリーブのように膨張率の差でスリーブが遊んでしまうなどと言うことは金輪際起こりようがありません!

それ以外にもほとんど磨耗しないと言っていいほどの高耐久性を誇り、重さも鋳鉄スリーブの1/3!放熱性にも優れ、滑りがよく焼きつきにくい、と理想のシリンダー になります。

実際、現在作られている新車のスポーツバイクでアルミメッキシリンダー を採用していないものなど探す方が難しい、それくらいアルミメッキスリーブはあらゆる点で優れた技術としてもう定番化しているものです。

日本が生んだ貴重な名車Z1/Z2に対して「旧いのだから仕方がない」などと安易な妥協をせず、現代の新車と同様の優れた加工技術を投入するべきだとiBは考えます。そして、それは可能なんです。
そのことが愛するZ1の耐久性を飛躍的に向上させ、結果としてその価値を大きく高めることになります。

たとえノーマルスペックであっても、新車当時よりもはるかにスムーズに綺麗に回り、圧倒的な耐久性を持つエンジンを作ることができます!
それがiBが長い間訴えてきている「モダナイズ」という考え方です。

再生産の新品シリンダー ヘッドをご採用になるほどZ1を愛するオーナーさんであれば、シリンダー もただそのままボーリングしただけで終わりなどということはやめてください。それではとても新品ヘッドと釣り合う耐久性も性能も期待はできません。
ぜひ(株)井上ボーリングが開発した最高の内燃機技術の粋であるICBMをご採用いただきたいと思います。

もちろんクランクシャフトの分解組立芯だしも専用ベアリングを在庫して最高の芯だし技術で対応しています!

ご用命をお待ちしています。m(_ _)m

ICBMの詳細についてはこちらをご参照ください。
http://sotaros.juno.bindsite.jp/icbm/

お求めはヤフオクから!
http://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/user/inoueboring







posted by sotaro at 13:20| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月13日

GS750 耐久テストレポート

耐久テストと言いましても、まだ走行4,000kmでの途中経過です。
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このエンジンは4気筒のうち
#1をiB製ターカロイ削り出し鋳鉄スリーブ
#2と#3をICBMアルミメッキスリーブ化
#4をもともとの純正スリーブをボーリング
という各気筒別々の素材で仕上げたもので、極めて特殊なiBでしかできない構成のエンジンです。それぞれの素材・仕上げによる摩耗の状態の比較を同一エンジン内で同環境・同走行距離で試みた実験用試作シリンダーになっています。
中2気筒はスリーブがアルミの銀色、両端2気筒は鋳鉄スリーブのねずみ色のスリーブツバ部が見えているのがお分かりいただけると思います。

まずはピストンの状態です。
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#1のターカロイ鋳鉄製スリーブと摺動したピストンにはいくらか傷がついています。

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IMG_5421.jpeg#2と#3のICBMR アルミメッキスリーブと摺動したピストンはスカート部も綺麗です。

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#4の純正鋳鉄スリーブと摺動したピストンはかなりあたりの強さと小傷が多くついているのが見て取れます。

いずれもまだ使用可能ではありますが、たった4,000kmの走行でこれほどの差があるとは思っていませんでした。


そしてシリンダースリーブ内径の状態です。
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#1のターカロイスリーブはあたりの強い部分もありますが、大きな摩耗はありません。

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#2と#3のICBMアルミメッキスリーブでは強く当たるはずの部分もまったく摩耗がなくクロスハッチが綺麗に見えています。

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#4の純正鋳鉄スリーブでは予想以上にあたりが強い部分があり、その部分のクロスハッチはすでに消えています。
画像では見にくいですが、縦傷もついています。

それぞれの摩耗状態を測定してみました。

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社内用のメモで見にくいと思いますが、各気筒のX方向、Y方向、上中下のクリアランスとピストンサイズの測定結果です。

結論としては#1から#3の3気筒では有意な差はありません。
#4の純正鋳鉄スリーブだけが他に比べて摩耗が進んでおり、その差は0.01-0.015mmと言ったところです。

上記の実験結果はまだたったの4,000km走行の途中経過ですが、それでもどうやら純正鋳鉄スリーブはそうとう摩耗が大きいことが
予想されます。あたりの強いY方向の下部では初期摩耗を考慮しても、すでに0.02mmくらい摩耗が進んでしまっているようです。

社内で行なっている地道な耐久テストのほんの一端ですが、ご紹介してみました。
iB製ターカロイスリーブも摩耗が少なくなかなか善戦していると思います。

それでもやはり綺麗なクロスハッチの状態などを見ると、アルミメッキスリーブ化のメリットの大きさを実感させる内容になっていると思いますが、いかがでしょうか。

耐摩耗性以外の「1/3の軽さ」「滑りがよく焼きつきにくい」「放熱性がよい」「スリーブ・シリンダー・ピストンの全てがアルミになることによる膨張率の均一化」など多くの利点を考えた時、アルミメッキスリーブの圧倒的な優位性は揺らぐことがないと思われます。

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posted by sotaro at 13:35| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする