2019年11月15日

(株)井上ボーリング iB の決意。

IMG_7279.jpeg

Zのヘッドはアルミ素材の劣化に起因する多くの問題を抱えていました。
今回、KAWASAKIはそこに金型を新規に製作してまで、ヘッドの再生産をおこなうことによって、問題の解決を提案してくれたのです。

Zのシリンダーはこれまた素材の劣化ともともとのスリーブ嵌合代の問題もあり、オリジナル純正スリーブは限界を超えています。
そこにiB(株)井上ボーリングはICBMアルミメッキスリーブ化によって根本的に問題解決することを提案しています。

さらにクランクについてはコンロッドキットを開発することによって、クランクシャフトを完全修復する方法を提案したいと考えています。

このようなことによって、今Z2/Z1のエンジンは完全修復を実現できる大きなチャンスを迎えていると思います。これは、今まではできなかったことなんです。

KAWASAKIのヘッド再生産の英断にあらためて拍手を送りたいと思います。
iBとしてはこの機会に多くのかたがZ2/Z1のエンジンを良い状態にすることに取り組んでいただきたいと強く思っています。

残念なことに一般に言われることとして、Z1などの輸入・販売をする業者が外観だけをきれいにして、エンジンには手を入れないまま高額で販売してしまうということが業界の悪弊として言われることがあります。

たいへんに残念なことです。

旧いオートバイを購入するユーザーの方にもやはり高い見識を持って、良いバイクとそうでないものを見分けていただければ、と願うばかりです。
それが一番大事なことだと思います。

それが本当にできることならば、いずれは悪質な業者は淘汰されていくでしょう。しかし、道は遠いと言わざるを得ません。

それに、ユーザーにばかりその重い任をになってもらうだけでいいのでしょうか。そんなはずはありません。
本来は業者の方が変わらなくてはいけないのです。

ただ、世の常として業者が利益を最大化することに走るのを止める方法はないと思います。

では、どうすれば良いのか。

iBはこう考えています。
「手を抜いて高く売る」という商法よりももっと正しい方法で利益があがるビジネスモデルがあり、それを示せればいいのではないか。

ですよね?

でも、ほんとうにそんなことができるのでしょうか? 

論より証拠、わかりやすいように例をあげたいと思います。

iBにとある業者さんがヘッドのネジ修正やシリンダーのフィンかけばかりをご依頼になっていました。ネジ修正のついでに一応ガイドやバルブシートの状態をチェックして、「これは直さないとダメですよ!」とご提案をしても始めはまったく取り合っていただけませんでした。そしてそのヘッドの外観はきれいに再塗装がしてあります。

iBは諦めずに、その業者さんにも内燃機加工をお勧めすることをやめませんでした。それが本来の仕事ですから、当然です。
ところが、ある日ボーリングの仕事をお受けする機会がありました。その次にはヘッド加工もご依頼になりました。いまでは多くの場合はきちっとした内燃機加工をやらせていただけるようになりました。
おそらくエンドユーザーさんにも喜んでいただけたのでしょう。

また、別のZを得意とする業者さんは、以前はZの欠点であるスリーブの緩みがでたシリンダーでのボーリングのご依頼に、iBが鋳鉄スリーブ入れ替えをご提案しても、

「回り止めにイモネジを打ってでも安くボーリングでやってくれ、それでなにも問題になったことはないから!」
と聞き入れてくれませんでした。

iBはそちらからのお仕事はもう受けなくくてもいい、という覚悟で、
「回り止め加工はいっさいやりません!」とすべての業者さんに対して宣言してお断りをしてしまいました。

それから数年どうなったかと言うと、そのお客様は現在では鋳鉄スリーブ入れ替えどころか、ICBMのご依頼を繰り返し発注していただけるようになっています。



これはどちらもほんとうのことです。

つまり、そういうことなのではないでしょうか。


iBとしては地道にこのような努力を続けることが、いつか日本の旧車の世界を少しづつよくしていくことにつながるのだろう、業界を健全化できればそれだけ業界とともにiBも末永く共栄していけるはずだ、とそれを信じて仕事をしていきたいと思います。

気の長い話ですみません。(^^;;;;;;

でも、iBは今後ともこの信念に従って、優れた加工技術を業界に提供し続けていくことに全力で取り組みたいと思います。
どうか、応援のほどよろしくお願い致します。m(_ _)m



多くの方が(エンドユーザーさんもバイクショップさんも)Z2/Z1 ヘッド再生産のこの機会に、Z2/Z1 のエンジン全体に優れた加工を採用していただけるよう、願って止みません。

だって、エンジン絶好調の銘車Z2/Z1で、いつまでも愉しく走り続けていただきたいんです。

「エンジンで世界を笑顔に!」 iB (株)井上ボーリング



posted by sotaro at 10:37| 埼玉 ☔| Comment(0) | REINCARNATION | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月08日

モーターショウ 2019

REINCARNATION カテゴリー 2つ目の記事です。

KAWASAKIがあのZ2/Z1のヘッドを再生産するというニュースがあり、どうしても実物を見たくてモーターショウに行ってきました。
IMG_1489.jpeg

L2790558.jpeg
IMG_1480.jpeg
KAWASAKIのヘッド再生産はほんとうに素晴らしい試みだと思います。感銘を受けました。
KAWASAKIのヘッドに関しては別に特設サイトを立ち上げて詳しく解説していますので、ぜひそちらをご覧ください。
http://sotaros.juno.weblife.me/head/

その日は大雨が予想されていたので、他は何も見ず帰ってしまいました。

こちらはクルマを発明したのは我々だと自負し、CASEというクルマの未来を定義するような提案を世界に向けて行ったメルセデス・ベンツの展示。
多くの世界的なメーカーがこの提案に呼応する開発をしています。

先日一緒にウェイクボードに行ったEX-iB Ladyの悠愛さんがメルセデスのコンパニオンを務めていたそうです。
(画像は悠愛さんのインスタグラムからいただきました。)
YUA-BENZ1.jpgYUA-BENZ2.jpg


ところで、今回のモーターショウはいままでとだいぶ趣が変わったようです。
クルマやバイク好きの人だけのためのイベントではなく、ごく一般の多くの方々に楽しんでいただけるようなイベントになったようです。
キッザニアなど子供たち向けのイベントの開催などにそのことがよく現れています。

このところ観客数が減少してきているということもあり、またクルマ社会の未来が大きな変化を迎えているということを受けてのことでしょう。
僕にもこの趣旨は理解できますし、いいことだと思います。

一方、昔のモーターショウの熱狂を知っている者としてみると、ちょっと寂しい感じもします。
でも過去にしがみついていても仕方がないですよね。

今回のモーターショーのテーマが「未来」なのだそうです。僕はこれはこれでいいと思います。
(そんな中でもHONDAは過去のCBやF1、KAWASKIはメグロ・W1などの過去のバイクなども展示しているようですが)

iBは内燃機屋つまりエンジンが専門ですが、電気化するクルマ社会の未来を少しも恐れていません。
自動車会社が描くような未来は間違いなくやってくるでしょう。僕はそれを歓迎します。

でも、その未来に僕たちが目撃することになるのは、20世紀的な意味でのクルマやオートバイの終焉、になるはずです。
僕はこのことを悲劇的な意味を込めて言っていません。

そのときこそ、iBが以前から主張している輝かしい「機械式バイクの時代」が到来するのだと考えています。

安価で正確なクォーツ時計の出現以降、かえって機械式時計はその魅力を高く評価されることになりました。
同じことが乗り物の世界でも間違いなく起こるだろうと思います。
その時に評価されるのは機械メカニズムの持つ「永遠性」です。

特に2輪車という実用性よりも趣味性が尊ばれる乗り物の世界においては、電気オートバイではなく、
ホンモノのオートバイである「機械式バイク」が高尚な大人の趣味の対象として、アンティークな時計のような地位を乗り物の世界の中で獲得していくだろう、、、。
むしろ僕はそんな未来が愉しみでしかたがありません。








posted by sotaro at 12:05| 埼玉 ☔| Comment(0) | REINCARNATION | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月12日

REINCARNATION 輪廻・転生

REINH&L.jpg
IBの新しいキャンペーンです。

旧いエンジンを現代に蘇らせる。その想いをフォトグラファー井上演氏の写真に託しました。
モデルはIB LADY 多衣子さん。

「何かが生まれ出てくる」力にに満ちた写真です。

旧いオートバイのエンジンを直すのに当時の部品製造の技術的な難点があるのを知りながら、ただ往時の技術のまま再加工するだけ、という内燃機加工のあり方にiBは納得ができません。

・例えばZ1/Z2などの純正鋳鉄スリーブはシリンダーブロックとの嵌め合いが甘く、シリンダーの中でスリーブが踊っている状態です。
これをただボーリングするだけで再利用するのでは良い結果が得られるはずがありません。
放熱もできず、磨耗が進んでしまいます。

これにはICBM(アルミメッキスリーブ)を採用することで膨張率が均一で軽く・放熱がよく・滑りがよく、なにより圧倒的な耐摩耗性を誇る理想のシリンダーに作り替えることができます。

・例えばH1/H2やミドルトリプルなどでは、大きすぎるポートのせいでリングやピストンがポートに飛び込み異常磨耗を起こし、雑音の多く抵抗だらけのエンジンになり、ボーリングをしても慣らしが終わる頃にはリング音が始まってしまいます。

この場合にはやはりICBMでアルミメッキ化すると同時にIN/EXポートの中央に柱を立てることで、このような異常磨耗を完全に回避できます。

・例えばゴム製のセンターシールが抜けてしまうという欠点を持つNSR250RのエンジンにはiBがLABYRIと名付けた非接触の金属製ラビリンスセンターシールを使えば、永遠に磨耗しないセンターシールを実現できます。NSRファンの皆さんからは圧倒的な支持をいただいております。

このように当時のエンジンの持つ欠点を克服するような技術を投入することで、ノーマルスペックでもオリジナルより遥かにスムーズに綺麗に回るエンジンを創ることはできる。
このような考え方をiBでは「モダナイズ」と呼んで推奨してきました。

このたび、このような数々の技術・考え方をさらに多くのかたにご理解いただくために、この新しいキャンペーン"REINCARNATION"を起動しました。
これからあらゆる機会を捉えて、いままで以上にiBの哲学を発信していきたいと思います。

ぜひ、応援よろしくお願い致します。


posted by sotaro at 14:06| 埼玉 ☔| Comment(0) | REINCARNATION | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月08日

ICBMが飛び交う世界では。

【ICBM(大陸間弾道ミサイル)が飛び交う世界では
もうバイクや乗り物の速さなんかには意味なんてないんです。】

AdobeStock_168496474.jpeg

ミサイルなんてものが発明される前だと、
例えば世界一速い戦闘機に乗っていれば、誰も追いつけないわけですから、
まず撃墜される心配はない。

そういう過去の世界においてはエンジンの力で世界一速い乗り物を作ることには
世界を征服できるほどの偉大な意味があったのだろう、ということは想像に難くありません。
その頃の戦闘機に搭載されていたのはまだジェットではなくレシプロエンジンでした。

ところが地対空ミサイル、空対空ミサイルそして大陸間弾道ミサイル=ICBMなんてものまでできてしまった。
こうなるとどんなにエンジンの力を大きくして速い乗り物をつくったってもう勝てません。

もちろん軍事だけが物事の価値でないのは当然ですが、音速が出る旅客機コンコルドだって作ったのに、それすら不必要だとして退役してしまったこの21世紀において、地上を走るバイクがスピードが出るって言ってもそれはいったいなんの自慢になることなのでしょうか?

つまり、いまだに地べたを走り回るレシプロエンジンつきの乗り物で「速さだけが最高の価値だ」なんて言ってる人の感性というのは20世紀の中盤の意識で思考が止まっている、
アナクロニズムだと言われてもしょうがないのではないでしょうか。

もう僕たちは21世紀を生きているんです。

いえ、もちろんゲームとしてレースを愉しむことの素晴らしさは否定しませんよ。
どんなスポーツでも競技でも「勝った負けた」というのはほんとうに愉しいですからね。
でも、そこに使われる道具の性能が人類のあり方や人類の進歩に影響したりはもうしないんだろうと思うんです。

ましてこれから多くの乗り物が電動になっていこうとしている今、、、、。
エンジン付きのオートバイで制限速度のある公道を走る時に「速い」っていうことの意味ってなんなんでしょうか?




競争の20世紀から協調の21世紀へ。時代は動いています。

大陸間弾道ミサイルICBMが世界のあり方を規定したように。
iBのICBM(アルミメッキ化スリーブ)もオートバイ趣味のあり方をある意味再定義することになるのだろうと思います。

耐久性を犠牲にしてまでバイクに速さを求めるなんていうことにはなんの意味もない。
それよりも20世紀の機械遺産である貴重な旧いオートバイを22世紀の未来まで、
みんなで力を合わせて残していこう!

ICBMはそういうことのお役に立ちたい、そういう技術です。
旧いオートバイのエンジンに、新車の時以上の価値と耐久性を与えます。

電子部品などに頼らず機械式のメカニズムで動く旧いオートバイは、
なぜか乗る人の心を動かし、脳を活性化して、生きることに意味を与えてくれる不思議な乗り物です。

この素敵な乗り物を速度などと言う単純すぎる基準で測ることなく、
その佇まいや息吹をそっくり愛して、大切に未来に残していきたい。
そのためにこそ、ICBMの技術が存在します。

L2730441.jpg

79F16FCB-270C-4F31-A46B-5DCCE230A295.jpeg

冒頭にも述べたように、、、、
【ICBM(アルミメッキ化スリーブ)が飛び交う世界では
もうバイクや乗り物の速さなんかには意味なんてないんです。】

ICBM(アルミメッキ化スリーブ)のお求めはこちらから。
http://sotaros.juno.bindsite.jp/icbm/

14470567_1485491071466256_134352680127233046_n.jpg
posted by sotaro at 13:12| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月02日

iB のWEB広報誌 "Web SHERPA" 更新!

http://sotaros.juno.bindsite.jp/pg2263556.html?fbclid=IwAR1wjy9vxhOki-Mlfi4entGqaa2By-GRJ1SJKuEBNU-5b72_iizbWMMRgC4

s0618076.jpg

リンク先(Web SHERPA)に9/29に筑波で行われたLOC最終戦のレポートを書きました。

この21世紀にまだ「バイクは速い方がエライ!」と思っている人がいるんですよね、、、。

まあ、レースのレポートなんで一応順位は書きます。でもね。
LOCは順位が全てのレースではないと思います。

ぜひ、一度は下記のLOCのHPの
「LOCとは」という文章を読んでみてください!
http://loc.britishbeat.co.jp/about-loc/

そこにはわざわざ太文字で
「クラッシックモーターサイクルを永く楽しむ」が第一です。
と書いてあります。

🌟iBも旧いバイクを速く走らせることには意義を感じていません。一応レースの形式をとっているイベントですらそうです。

ましてレースでなければ、特にそうです。公道で違法に速く走るなんて!!
旧いバイクにはまったく似つかわしくない。
これは常々僕が言い続けていることです。

公道では風が気持ちいいくらいの速さで、のんびり愉しんでください。
速いのが好きなら、新しいバイクを買って、公道では乗らずサーキットのみで走ってください。

旧いバイクをいい状態で末長く楽しんでいただくことがiBのテーマです。
LABYRIもICBMも目指しているのはそれだけです。

速さは求めていません。ほんとです。
どうしてこんな簡単なことがわからない人がバイク乗りにはまだまだ多いのか、不思議でなりません。


posted by sotaro at 14:34| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月27日

IMMORTAL

IMMORTAL2.jpg

IMMORTAL --------- 不滅の存在

iBの活動のテーマの一つに「永遠に対する挑戦」があります。
今回iB Lady 多井子さんには永遠の女神になってiBに降臨していただきました。

非接触で永遠に磨耗しない「LABYRI」

減らないと言っていいほどの耐摩耗性を誇る「ICBM」

WPC&MOS2処理の採用もプラトーホーニングも2ストスリーブ製作も再メッキもすべて末長くエンジンをいい状態で愉しんでいただくための技術です。速さを求めているわけではありません。永遠こそがiBの憧れです。

「機械メカニズムは適切なメンテナンスをしていれば、半永久的に壊れることはない。」

機械式時計などの天文学的な価格が電子部品などでは実現できない機械メカニズムの永遠の価値を如実に示していると思います。

「エンジンで世界を笑顔に!」 
 iB (株)井上ボーリング
posted by sotaro at 08:45| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月25日

「埼玉県経営革新企業」に承認!


iBは挑戦する中小企業として
「埼玉県経営革新企業」に承認されました。

経営革新.jpg

しっかりと未来に向かっていきたいと思います。(^o^)

経営計画を立てたりってたいへんですけど、
まあ夢ばかりじゃなくてこういう地道な努力も必要ですよね。

県に提出した計画はとても高い評価を受けたそうです。
特に事業の目指すものが明確である点などが高評価の理由ということです。

勉強になりました。(^^)

https://www.pref.saitama.lg.jp/a0803/a04.html
posted by sotaro at 11:16| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月23日

KAWASAKIがZ1ヘッドを再生産!


ここにシェアした記事にあるようにKAWASAKIは今Z1のヘッドを金型を起こして再生産に取り組んでいるそうです!

40年以上も前のオートバイのヘッドを今再生産する。すごいことだと思います。
以前の日本では考えられないことでした。

海外ではクルマのメーカーが自社の過去のクルマをレストアするサービスを行うのはそんなに珍しくはありません。
フェラーリもジャガーもやっていますよね。

日本でも最近マツダが最初期のロードスターのレストアを始めたということですね。

そして、HONDAはNSXやS2000・ビートの部品を再生産を始め、オートバイでもNSR250RやCB750のパーツの再生産を始めています。

そこへKAWASAKIのZ1シリンダーヘッド 再生産というビッグニュースです!!
時代が「優れた旧いものを大事にする。」という価値観に向けて大きく舵を切ったことを印象づける大ニュースです。

それにしてもシリンダーヘッドというエンジン部品のなかでも大物部品を金型から製作して再生産というのは、この中でもかなり本格的な取り組みと言っていいでしょう。

実際Z1/Z2などのシリンダー ヘッドについては我々内燃機屋が修理をしても、アルミ素材の経年劣化が激しく、あらゆる場所にクラックが起きてしまって始末に困るところまで来ていました。

スタッドボルト孔・カムホルダーのネジ孔・プラグ孔・ガイド孔そしてシートリングとシートリングの間など、なおしてもなおしてもあらゆるところに新たにクラックが発生してしまいます。我々のところに持ち込まれた時点でクラックが入っているものは直しようもありますが、全てを完全に直してもお納めした後にまた新たにクラックが発生してしまう可能性をゼロにはできないんです。まだ壊れていないものを直すことはできませんものね。

全く新たに材料から鋳物を吹いて再生できれば、もうそんな心配もなくなります。これはZ1オーナーの方には朗報と言えますね。

今年の秋、おそらくはモーターショーの時期にも予約受注が開始されるのではないか、ということですので、iBとしても情報をフォローしていきたいと考えています。まずは1,000台が生産されるそうです。

さあ、そしてシリンダー ヘッドがまっさらの新品に積み替えられることになります。
そのとき、オーナーさんはシリンダー やクランクシャフトはどうされるのでしょうか。

これらが再生産されると言う情報はありません。おそらく再生産されることはないでしょう。

シリンダーヘッドだけがピカピカの新品になっても、あとがガタガタではしようがありません。

となれば、やはりここはiB の出番ではないでしょうか。(^o^)



ヘッドが新品になったら、シリンダー の方は是非内径加工仕上げの最終兵器ICBMで新車時以上のシリンダー にしましょう!
Z1/Z2シリンダー の方もご存知のように鋳鉄スリーブとアルミシリンダーの間の嵌め合いに大きな問題を抱えていることはすでによく知られています。

純正鋳鉄スリーブがシリンダー の中で遊んでしまって、放熱もできず異常磨耗していく。これがZ1/Z2シリンダー の大きな問題点です。

そこへアルミメッキ化スリーブICBMを導入すれば、シリンダー もスリーブも同じアルミになって膨張率も均一になりますから、鋳鉄スリーブのように膨張率の差でスリーブが遊んでしまうなどと言うことは金輪際起こりようがありません!

それ以外にもほとんど磨耗しないと言っていいほどの高耐久性を誇り、重さも鋳鉄スリーブの1/3!放熱性にも優れ、滑りがよく焼きつきにくい、と理想のシリンダー になります。

実際、現在作られている新車のスポーツバイクでアルミメッキシリンダー を採用していないものなど探す方が難しい、それくらいアルミメッキスリーブはあらゆる点で優れた技術としてもう定番化しているものです。

日本が生んだ貴重な名車Z1/Z2に対して「旧いのだから仕方がない」などと安易な妥協をせず、現代の新車と同様の優れた加工技術を投入するべきだとiBは考えます。そして、それは可能なんです。
そのことが愛するZ1の耐久性を飛躍的に向上させ、結果としてその価値を大きく高めることになります。

たとえノーマルスペックであっても、新車当時よりもはるかにスムーズに綺麗に回り、圧倒的な耐久性を持つエンジンを作ることができます!
それがiBが長い間訴えてきている「モダナイズ」という考え方です。

再生産の新品シリンダー ヘッドをご採用になるほどZ1を愛するオーナーさんであれば、シリンダー もただそのままボーリングしただけで終わりなどということはやめてください。それではとても新品ヘッドと釣り合う耐久性も性能も期待はできません。
ぜひ(株)井上ボーリングが開発した最高の内燃機技術の粋であるICBMをご採用いただきたいと思います。

もちろんクランクシャフトの分解組立芯だしも専用ベアリングを在庫して最高の芯だし技術で対応しています!

ご用命をお待ちしています。m(_ _)m

ICBMの詳細についてはこちらをご参照ください。
http://sotaros.juno.bindsite.jp/icbm/

お求めはヤフオクから!
http://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/user/inoueboring







posted by sotaro at 13:20| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月13日

GS750 耐久テストレポート

耐久テストと言いましても、まだ走行4,000kmでの途中経過です。
IMG_5402.jpeg

このエンジンは4気筒のうち
#1をiB製ターカロイ削り出し鋳鉄スリーブ
#2と#3をICBMアルミメッキスリーブ化
#4をもともとの純正スリーブをボーリング
という各気筒別々の素材で仕上げたもので、極めて特殊なiBでしかできない構成のエンジンです。それぞれの素材・仕上げによる摩耗の状態の比較を同一エンジン内で同環境・同走行距離で試みた実験用試作シリンダーになっています。
中2気筒はスリーブがアルミの銀色、両端2気筒は鋳鉄スリーブのねずみ色のスリーブツバ部が見えているのがお分かりいただけると思います。

まずはピストンの状態です。
IMG_5403.jpeg
#1のターカロイ鋳鉄製スリーブと摺動したピストンにはいくらか傷がついています。

IMG_5404.jpeg

IMG_5421.jpeg#2と#3のICBMR アルミメッキスリーブと摺動したピストンはスカート部も綺麗です。

IMG_5406.jpeg
#4の純正鋳鉄スリーブと摺動したピストンはかなりあたりの強さと小傷が多くついているのが見て取れます。

いずれもまだ使用可能ではありますが、たった4,000kmの走行でこれほどの差があるとは思っていませんでした。


そしてシリンダースリーブ内径の状態です。
IMG_5411.jpeg
#1のターカロイスリーブはあたりの強い部分もありますが、大きな摩耗はありません。

IMG_5413.jpeg

IMG_5412.jpeg
#2と#3のICBMアルミメッキスリーブでは強く当たるはずの部分もまったく摩耗がなくクロスハッチが綺麗に見えています。

IMG_5422.jpeg
#4の純正鋳鉄スリーブでは予想以上にあたりが強い部分があり、その部分のクロスハッチはすでに消えています。
画像では見にくいですが、縦傷もついています。

それぞれの摩耗状態を測定してみました。

IMG_5417.jpeg
社内用のメモで見にくいと思いますが、各気筒のX方向、Y方向、上中下のクリアランスとピストンサイズの測定結果です。

結論としては#1から#3の3気筒では有意な差はありません。
#4の純正鋳鉄スリーブだけが他に比べて摩耗が進んでおり、その差は0.01-0.015mmと言ったところです。

上記の実験結果はまだたったの4,000km走行の途中経過ですが、それでもどうやら純正鋳鉄スリーブはそうとう摩耗が大きいことが
予想されます。あたりの強いY方向の下部では初期摩耗を考慮しても、すでに0.02mmくらい摩耗が進んでしまっているようです。

社内で行なっている地道な耐久テストのほんの一端ですが、ご紹介してみました。
iB製ターカロイスリーブも摩耗が少なくなかなか善戦していると思います。

それでもやはり綺麗なクロスハッチの状態などを見ると、アルミメッキスリーブ化のメリットの大きさを実感させる内容になっていると思いますが、いかがでしょうか。

耐摩耗性以外の「1/3の軽さ」「滑りがよく焼きつきにくい」「放熱性がよい」「スリーブ・シリンダー・ピストンの全てがアルミになることによる膨張率の均一化」など多くの利点を考えた時、アルミメッキスリーブの圧倒的な優位性は揺らぐことがないと思われます。

IMG_5420.jpeg


posted by sotaro at 13:35| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月14日

100年企業に向けて iBはこれから何をするの?(夏休みの妄想)


台風のせいで夏休みの外出は取りやめ。
ゆっくりとものを考える時間ができてありがたいです。(^o^)

昨年の65回目の創業記念日には「そうだ100年企業を目指そう!」と考えたわけです。
ただ、普通に内燃機屋をやっていて、それでこれから先まだあと34年も仕事が続けられるのかっていうとそれはそうとう厳しいでしょうね。
ただでさえ内燃機屋さんがどんどん今までもなくなってきていて、いまもまだ減り続けている状況ですから。

そんな中でiBは生き残りをかけていくつかの新しい技術や製品を世の中に送り出してきました。
名前をつけた大きなものだけでも
鋳鉄スリーブのシリンダーをアルミメッキ化し理想のシリンダーを創り出す「ICBM」
http://sotaros.juno.bindsite.jp/icbm/

多気筒2ストロークシリンダーのセンターゴムシールを非接触金属製の永遠に磨耗しないセンターシールにしてしまう「LABYRI」
http://sotaros.juno.weblife.me/labyri/

それにいままさに開発中の内径ホーニング完成済みアルミメッキスリーブ「エバースリーブ™️」などがあります。
http://ibg.seesaa.net/article/467236677.html

それぞれ
「20世紀の機械遺産たる旧いバイク達をお客様と一緒になって22世紀の未来まで残していこう。」
というiBの考え方に沿った製品となっています。そして、だいぶ多くのみなさまにそのような考え方と製品・技術が受け入れられるようになってきました。

さて、それに続いてiBの将来を支えるような技術・製品としては何があるのか。

昨年のblogにも書きましたが、近年旧いオートバイの人気は高まるばかりです。他方でメーカーさんからの部品供給はごく一部の例外を除けば、細るばかり。となれば、これから旧いバイクの部品需要は高まる一方だろうとiBは考えています。

その需要に応える方法としてiBではまずはシリンダーから「削り出し部品」の製造を考えています。
すでにH2シリンダーの外形については削り出しに成功して、もうすぐ内径のICBM も含めて完成品シリンダーとして第一号のシリンダーキットが完成する予定です。
IMG_3942.jpeg
IMG_3941.jpeg
L2770025.jpg

次のトライとしてはRZ350初期型のシリンダーにいま取り組んでいます。これも時間がかかりますが、完成しない理由はないと思います。

問題は削り出しに要するコストです。

現在のところはこのコストは膨大なもので、先のH2シリンダーもとても市販して見合う価格にはなりそうもありません。

ただ、iBはこれからもコストダウンや加工方法の改善に取り組んでいきます。加工費のグラフは右肩下がりになるでしょう。
一方でこのような部品への需要は高まっていくでしょう。すでにH2シリンダーの中古などは世界中で入手できず、とんでもない価格になっています。つまり、部品需要のグラフは右肩上がりになります。
二つのグラフの線がどこか一点で交わることがあるのだろうと思います。そのときにはこのような削り出しシリンダーが商品化できることになるのでしょう。そう信じてiBは今のうちから削り出しシリンダーの技術を極めていきたいと考えているんです。

製造技術に詳しい人だと、「シリンダーを量産するなら鋳物を作る方が安くできるに決まっている」必ずそうお考えになると思います。それが製造技術の「常識」ですよね。

でも、機械加工屋であるiBはこれを「削り」でやりたいんです。

製品の品質としては、コストを度外視すれば、アルミ鋳物よりも削り出しの方が多くの点で優れています。シリンダーとしての強度・放熱性・素材の均一性・内蔵欠陥(巣)がでないこと・もちろん形状精度の高さなど。
ネックは価格だけです。

「そうは言ったって、その価格が違いすぎるから世界中のメーカーが鋳物で量産するんじゃないか。」
その通りですね。それでもiBは削りでやりたいんです。

ここにアップルのMacBook Airがあります。あとMacMiniとリモコンもあります。

IMG_5301.jpeg
IMG_5303.jpeg
これ、アルミ削り出しでできてるんですよね、どれも。

コンピュータだって、型を作って樹脂を成型するのが世界の「常識」ですよね。
でもアップルはそれを「アルミ削り出し」でやったんです。やはりデザインも質感もこの方がずっと上で、手触りも良く、綺麗でカッコいいです。これを実現するために中国には膨大な数のマシニングセンターが導入されたことでしょう。そのことによって型を必要とする製造方法に対抗することができたわけです。

おそらくは、設計変更に即座に対応できるメリットもあるでしょうし、場合によっては発注先を変更することも「型」を必要とする発注先より容易なのでしょう。

高い品質の製品を届けるためには、製造方法の常識にも囚われない。

アップルにそれができるなら、iBだって。(^o^)

将来どんなシリンダーが入手できないことになっても、iBに頼めば3Dスキャナーで取り込んでマシニングセンターで削り出して、内径は得意のICBMで仕上げて、オリジナルより優れたシリンダーをつくってくれる。品質は最高。ルックスも削り出しで美しい上に細部の変更も自由。

そうやって様々な部品を削り出して作れれば、どんなバイクも未来永劫乗り続けることができる!
iBはまず得意なシリンダーからそれを実現していきたいと思います。

シリンダー以外は?
2ストのシリンダーヘッドはシリンダーに比べれば簡単です。
4ストのシリンダーヘッドも相当手間はかかりますが、常日頃シートカットやガイド入れ替えなど一番重要な寸法のうるさいところを仕上げているiBにとっては技術的に問題はありません。

ピストンやリングは専門メーカーさんがありますよね。
実はかつてコンロッドはiBで削り出したことがありますし、これも専門メーカーさんがあります。
組み立て式クランクは削ってiBで作れそうです。(いま’88NSRのウェブを削ってみています。)
あとはクランクケースやミッションですね。まあ、それだっていつかはなんとかなるでしょう。(^o^)
まずは、シリンダーから。

(あと、これからは金属3Dプリンターの進化・低コスト化にも期待したいところです。
それにも現在取り組んでいる3Dデータ化の技術がそのまま役立ちます。)

というわけで、iB井上はiBの未来を「削り出し部品の製作」に賭けてみたいと考えています。
100周年まであと34年もありますからね。そのうちにはなんとかなるでしょう。
いや、なんとかしたいと思います!(^o^)

ICBM・LABYRI・エバースリーブそしてこれからは削り出しシリンダー!!
iBにはまだまだやりたいことがたくさんあります。34年でも足りないくらいです!

内燃機屋は絶滅危惧種かもしれません。
でも、世界の実用の乗り物がEVなどに流れていく中で、
ハイエンドな趣味の対象となっていくだろうエンジン付きの乗り物を支えていくのは、
我々内燃機屋しかあり得ない。

100周年に向かってiBはそう考えています。




posted by sotaro at 10:22| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月09日

夏季休業のおしらせ

iB (株)井上ボーリングは明日10日(土曜日)から
18日(日曜日)まで夏季休業とさせていただきます。
みなさま、よい夏休みをお過ごしください!


「エンジンで世界を笑顔に!」創業66周年 (株)井上ボーリング



ICBM「内径仕上げの最終兵器。」
http://sotaros.juno.bindsite.jp/icbm/
ICBMR black.jpg
posted by sotaro at 10:39| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月23日

『2ストロークエンジンの基本的原理に基づくモダナイズ提案としてのポートの柱』

IMG_6387.jpeg
IMG_6388.jpeg

こちらは先日もご紹介したRD400のポートの写真なんですが、ご覧のようにオリジナルにはない「柱」がIN/EXのポートに立っています。

iBでは特に支障がない限り、IN/EXのポートに柱をたてることを強くオススメしています。柱がたった分だけポート面積が小さくならないように横方向に少しだけポートを広げ、ポート面積を確保します。

なぜ、柱があったほうがいいのか。

iBではこれ、多くの2ストロークエンジンの「根本的な欠陥に対する対策」としてご提案しているものです。

なにかと言うと、レシプロエンジンというものは混合気の爆発による膨張をピストンで受け止めてそれをクランクで回転に変える、という仕組みです。
そのとき、ピストンの動く方向を規定して根本的に重要な役割を果たしているのが、シリンダーです。その際、特にクランク軸に直角の方向に(多くのエンジンではバイクの前後方向に)ピストンが暴れようとするのをシリンダーが受け止めている、というのがレシプロエンジンの基本的な構造ですよね。

それなのに!

その前後の最もピストンの大きな力を受け止めるべき大事なところに2ストロークエンジンでは大きな孔を明けてしまったわけです。
なんということでしょう‼️ わはは(^o^)

歴史のはじめの方の2ストエンジンでは結構ポートが斜めにあいているものがあります。おそらくこのあたりのことを考えて、力のかかる真っ正面を避けたのではないかと思いますが、その後、特に多気筒のエンジンになるとキャブやエキパイの配置の関係から、真正面の前後に大孔をあけるポート配置が定着してしまったのではないでしょうか。

そして、2ストエンジンでパワーを上げようとすればするほど大きなポートが必要になってきたとき、結果としてピストンのスカート部やピストンリングが盛大にポートに飛び込むことになってしまったのです。

その傾向の最たるものが、H1/H2やYAMAHAのDT-1あたりのエンジンのポート上下の異常磨耗、それにジャンジャン(リング音)・キンキン(ピストンスラップ音)とうるさく短寿命のエンジンなのだと思います。
これじゃあ、エンジンが持たない、焼きつきやすいのも当然ですよね⁉️ (;_;)

そこで、最も力のかかるその部分に力を受けられるように柱を立てる、というのは2ストエンジンのモダナイズ(最新化)の手法として極めて真っ当な方法ではないかとiBでは考えていますが、いかがでしょうか。(^o^)

これにはスリーブ製作の技術やEXポートの柱の逃し技術など、いろいろとやっかいな手間がかかることではあるんですが、iBではICBMの場合、なんと柱がなしでも柱を立てても同じ金額でアルミメッキスリーブ化をお引き受けしています!
2スト1気筒10万円というのが基本価格です。

iBでは超長寿命のICBMと摩耗しないセンターシールLABYRIという二つの「永遠」を目指す技術で2ストロークエンジンが持つ根本的な欠陥を改善し、4ストロークに負けない耐久性を実現することで、2ストロークエンジンの「復権」を果たすことができないものか、と夢見ているんです。(^o^)

ぜひ、このあたりのiBの心意気をご理解いただいて、ICBMのご用命をいただければとこころより願っています。m(_ _)m
posted by sotaro at 11:04| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月18日

「エバースリーブ™️」の詳細

L2730449.jpg


現在モニター受注を開始している「エバースリーブ™️」について、その詳細を教えて欲しいというお問い合わせをいただきましたので、あらためてご説明したいと思います。

まず、エバースリーブ™️技術を採用して完成したICBMシリンダーはいままでのICBMシリンダーとなんら変わりがないとお考えください。
ただその製法にちょっとした変更点があります。

それは何かと言うと、先にホーニングまで完成したアルミメッキスリーブをシリンダーブロックに常温挿入してその後面研磨などを実施して仕上げたものというこの一点です。
単に工程の順番が変わっただけ、のようですが、通常鋳鉄でもアルミでも内径仕上げまで完成してからスリーブをシリンダーブロックに焼き嵌めすることはありません。なぜかと言うと焼き嵌めでスリーブを入れた後、熱収縮する際にスリーブが変形してしまうから、です。
そのため内径の仕上げは、必ずスリーブの圧入後にやらなければ精度の高いシリンダーを作ることはできなかったんです。

スリーブが鋳鉄でできていて、シリンダーブロックがアルミでできている場合にはスリーブの圧入は焼き嵌めでやるより方法がありません。
(2ストなど、一部の鋳込みスリーブは除きます。)

iBではアルミメッキスリーブICBMの開発に成功した後も、確実なスリーブ挿入法として引き続き焼き嵌めを実施してきました。

ところが!
多くのICBMを取り扱ううちに、スリーブを外さなくてはならない機会もあり、そのときにスリーブもアルミでシリンダーブロックもアルミの「アルミ同士」の場合には、圧入代がほんのわずかであってもアルミ同士が結合してしまって抜くに抜けないという事態に多く遭遇したのです。

そして、このことがある発見に結びつきました!
「アルミスリーブは挿入時の嵌合がなんとゼロでもシリンダーブロック内で遊ぶことがない!」
という驚くべき事実です。

なぜか。
それはエンジン(=内燃機関)の熱はシリンダーの内部で発生していて、一方シリンダーブロックの方は空冷にしろ水冷にしろなんらかの方法で冷やされるもの、だからです。膨張率に差がないアルミ同士の場合、熱にさらされるスリーブは膨張し、シリンダーブロックは冷やされていて膨張しない。
だからなんと嵌合代はゼロでもあるいはプラス(わずかな隙間嵌め)でも、稼働するエンジンの中ではスリーブはブロックにしっかりと抱きついて一体化しているのです。

考えてみれば、当然のことでもあります。

しかし、長年内燃機屋として鋳鉄スリーブ入替を実施してきた中では全く思い至らないことでしたし、バイクメーカーさんの仕事としてアルミシリンダーに直にメッキをするシリンダー製法を実施している間もまったく知る必要がない知見ではありました。

アルミメッキスリーブICBMを数多く手がけて初めて気づくことができた発見でした。

そして、この発見が「エバースリーブ™️」の開発へとつながったのです。

IMG_4916.jpeg

嵌合代がゼロにできるとどんなことが可能になるのか。
それは、常温でスリーブの挿入ができ、しかも挿入後の熱収縮がないのでスリーブの変形が起こらないのです!

ということは、今までの常識に反して、ホーニングまで完全に精密に仕上げたあとのスリーブをその後にブロックに挿入しても、なんら問題がないことになります。
内燃機加工の常識としては、ディーゼルのスリーブでもガソリン車でもオートバイのエンジンでも、いままでにやったことがない画期的な加工方法であり、「ホーニングまで完成したスリーブをそのまま挿入して終わり!」なんてほんとうにあり得ない加工方法なんです。

これは鋳鉄スリーブではできないことです。
鋳鉄とアルミでは膨張率が倍ほども違うので、先の投稿でもご紹介した通り、稼働するエンジンの中では常識的な嵌合代があっても、スリーブはブロックのなかで遊んでいるということになってしまうのが現実です。まして嵌め合いゼロなんてあり得ません。

アルミスリーブならこういう問題が絶対に起こらないばかりでなく、さらに今回「エバースリーブ」として完成品スリーブの販売も可能になるのではないか。

iBとしてはこの可能性に賭けてみることにしました。

IMG_4914.jpegIMG_4915.jpegIMG_4913.jpeg

様々なテストをし、嵌合代を調整しながら「エバースリーブ™️」の製作に挑戦しました。
その結果、技術的にはまったく問題なく「エバースリーブ™️」を製作することができました。また、社内のテストでは好結果を得ています。

さらに、一般のユーザーの方にモニターとしてご協力をいただいて、「エバースリーブ™️」の完成度を高めていきたい、考えているところです。

ぜひ、ご協力をよろしくお願い致します。
ただいま申し込みいただければ、通常価格240,000円プラス税のICBMR シリンダーが168,000円プラス税でお試しいただけます。
さっそくZ1オーナー様に一台のお申し込みをいただいておりますが、当面10台ほどのモニター受注を目指しています。
Z1/Z2のφ64.5m/φ66.5mmでしたら20日間の短納期で対応可能ですが、それ以外の機種でもご相談ください。

「エバースリーブ™️」が完成すれば、iB以外の日本全国の内燃機屋さんやそれ以外にもシリンダーバレルのスリーブ穴拡大ができる機械加工屋さんであれば、どこでもアルミメッキスリーブを創り上げることができるようになり、今より多くのかたにアルミメッキスリーブの恩恵をお届けできるようになります。

できる限り多くの方に、いい状態のエンジンで愉しんでいただきたい。
それがiBの目指すことです。

「エンジンで世界を笑顔に!」 (株)井上ボーリング

----------------
なお、iBでは今後も鋳鉄スリーブの削り出し加工も「エバースリーブ™️」やICBMと並行して実施していきます。
もちろん、他社様の製品の鋳鉄スリーブにも優れたものがあり、こちらをご支給での入替作業も引き続きやらせていただきます。

他者様の製品を含めiBが扱うターカロイ などの鋳鉄スリーブにも、鋳鉄スリーブならではのよさはあります。
特に薄肉のスリーブなどにその強みがあります。
用途により嵌合代を適切に設定することなどにより、有用な鋳鉄スリーブの製作・利用は今後とも可能だと考えています。

また、アルミスリーブは大幅なボアアップなどに必要な薄肉のスリーブ製作には向いていないことは、あらかじめお伝えしておきます。



posted by sotaro at 10:28| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月15日

エバースリーブモニター募集のお願い

62535460_2817730271575656_1461730512182706176_n.jpg

iB ファンのZ1/Z2オーナーのみなさまにお願いです。
どなたかKAWASAKI Z1/Z2のシリンダーを修理予定の方はいらっしゃらないでしょうか。

iBでは「エバースリーブ」という新商品を開発しています。

64450901_2817730214908995_2786155764635402240_n.jpg

これはICBMR 同様アルミメッキスリーブなのですが、内径ホーニングまで完成したスリーブを単体販売することを計画しています。
シリンダーへの圧入方法に工夫がいりますが、これを入手すれば一般のボーリング屋さんなどでもアルミメッキシリンダーを仕上げることができるようになる、という画期的な商品です。

64392268_2817730194908997_8020132898726215680_n.jpg

アルミメッキができるところ、また、アルミメッキ後の内径をプラトーホーニングできるところはiBの他にはまずないのですが、エバースリーブを購入すれば、シリンダーブロックの内径切削加工をある程度の精度でできれば、上のような仕上げ技術はなくてもアルミメッキシリンダーを完成させることができます。

この製品を製作することはできているのですが、この性能試験を社内では自前のSR、GS750,外部ではZ900などの機種で実施して好結果を得ていますが、もっとたくさんの実施例を収集したいと考えています。

そこで特に4気筒のZ1/Z2をお持ちのかたでICBMの導入を考えているかたに、モニター価格でこのエバースリーブの技術をご提供したいと考えています。できればφ64.5mmまたはφ66.5mmのピストンを利用予定のかたが望ましいです。

通常240,000円プラス税のICBMをエバースリーブ方式を使って完成させたICBMシリンダーを168,000円プラス税でモニター試用していただける、というかたはいらっしゃいませんでしょうか。鋳鉄スリーブ入れ替えより安価になり、たいへんお得にICBMR そ手にしていただけると思います。

64573318_2817730334908983_3515555294417518592_n.jpg

完成製品としては通常のICBMとまったく同一です。すべての加工をiBで責任を持って実施します。
納期はシリンダーをご支給後、上記のサイズでしたら20日ほどです。

ご希望のかたがいらっしゃいましたら、ぜひご応募ください。

モニター条件詳細につきましては、ご応募をいただいたかたとご相談のうえ、ご依頼したいと思います。
なにかご不明な点があれば、なんなりとお問い合わせください。

よろしくお願い致します。
posted by sotaro at 12:01| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月09日

純正鋳鉄スリーブの問題点

_MG_8979.jpg
今までも何度も指摘してきていることなんですが、再度まとめてみたいと思います。

アルミのシリンダーバレルに鋳鉄スリーブが焼き嵌めされているシリンダーは20世紀にはごくありふれたものでした。
ですが、現代ではもうほとんど採用されることがない方式です。最新のスポーツバイクで鋳鉄スリーブを採用しているという機種を見つけることは困難です。

それは、アルミメッキスリーブの方が 多くの点ではるかに優れているからなんです。

鋳鉄スリーブは摩耗してしまう、そのために昔はオーバーサイズピストンというものを各バイクメーカーも用意していましたが、今はもうオーバーサイズピストンというものは作られていません。アルミメッキスリーブはほとんど摩耗しないからです。
「摩耗」が鋳鉄スリーブの根本的な問題であることは言うまでもありませんが、それ以上に大きな問題があります。

それはアルミと鋳鉄では熱膨張率が倍くらい違う(!)、ということです。しかもエンジンというものは必ず熱を持つものです。
そこで不可避的に起こるのが、「スリーブの緩み」です。

トップの画像はZ1の鋳鉄スリーブが常温でも緩んで抜けてしまっている、という画像です。iBにボーリング依頼のためにシリンダーが送られて、届いて開けてみるとこのようにスリーブが抜けてしまっているんです。

一方、こちらの画像は走行距離が少なく常温ではしっかりと0.1mmの篏め合い代を持って焼き嵌めされた純正鋳鉄スリーブとシリンダーの間にオイルがおびただしく侵入した例です。
IMG_3469-thumbnail2.JPG

0.1mmの嵌め合い代というのは十分な数値でこれ以上に大きな嵌め合いを設定することは通常ありません。
それでも、このようにオイルが易々と侵入するほど、熱がかかった時の膨張率の差によってスリーブとシリンダーの間には隙間が空いてしまうんです。

実際、今年iBでZ1のシリンダーで実施した実験では、シリンダーバレルを150度まで熱するとなんと0.3mmも内径が拡大してしまいました。
稼動時のエンジンの内径壁の温度は220度あまりに達すると言われています。

鋳鉄でできたスリーブとアルミでできたシリンダー。この両者の熱膨張率による寸法変化の差はこのように大きく、製造から40年以上も経て稼働しているエンジンの中ではスリーブは遊んでしまっているのが常態なのだ、と考えるよりありません。スリーブのつばの部分がシリンダーバレルとシリンダーヘッドに挟まれて、かろうじて留まっているにすぎないんです。

このような状態ではスリーブはシリンダーを構成する要素として、外力に対して荷重をいっさい負担していないということになります。また内部で激しく上下し、振動をも伝えるピストンやリングの動きに対してはシリンダーブロックは一切支えにならず、遊んでいる鋳鉄スリーブ単体が揺動しながら全てを担っているということにもなります。
これでは振動の発生や摩耗の進行が大きくなるのも当然です。

また、熱伝導の点でも、接触していないのでは熱伝導は起こらず、エンジンの内部の熱が外へ逃げません。
このような状態のエンジンでは油温が通常より10度以上も高くなってしまうことが確認されています。

そして、その鋳鉄がスリーブ単体ではアルミの3倍もの重さがあることを考えた時、、、、、。

IMG_3470-thumbnail2.JPG_MG_9029.jpg

ただ、鋳鉄にはアルミと比べて素材として剛性・強度が高いという美点もあります。
そこをうまく活かして大幅なチューンアップの際に利用するなど、鋳鉄の良さを活用する方法があることも事実です。

それでも、私たちが愛するヴィンテージバイクに採用する手立てとして、鋳鉄スリーブを採用する以外に方法はまったくないのでしょうか?!

いえ、そんなことはありません。
まさにそこにこそ私たちiBが開発したICBMの技術の存在意義があります。

スリーブもアルミで作ればいいのです。
そしてその内径に飛躍的な耐久性を持つアルミメッキスリーブICBMを採用すればいいのです。
同じアルミでできたスリーブとシリンダーは適切な嵌め合いで圧入すれば、
結合して一体化してしまって、抜こうにも抜けません!

IMG_6104.jpegIMG_6100.jpeg

ICBM の詳細についてはぜひ下記をご覧ください。在庫を持つことで納期の短縮も実現し、ご採用いただくうえでの難点も解消しました!
費用的にも鋳鉄スリーブ入れ替えとの差はそれほど大きなものではありません。

ぜひ、真剣にご採用を検討ください!m(_ _)m

ICBMスペシャルサイト
http://sotaros.juno.bindsite.jp/icbm/

ICBMは2スト・4スト・スタンダードサイズ・オーバーサイズ・ボアアップ、全てに対応可能です。
(但し、極端な薄肉のスリーブを作ることにはアルミスリーブは向いていません。)

iB はお客様と一緒に、すべてのヴィンテージバイクを22世紀の未来に残していくことを夢見ています。
パワーアップというよりは圧倒的な耐久性こそがICBMの価値だと考えています。
posted by sotaro at 14:22| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月31日

Z1/Z2-ICBM(R) の納期を短縮!

IMG_5548.jpeg

重大発表です!

Z1/Z2-ICBM(R)の納期をなんと3分の1に短縮!
2ヶ月かかっていた納期が20日になります。

減らないと言ってもいいほどの高耐久性を誇り、放熱性・軽量・滑りが良く焼きつかないなど数々の美点で大評判のICBM(R)ですが、納期がかかるのが難点でした。
IMG_3893.jpeg

今まではすべてオーダーメードでの対応でしたのでこれは避けられませんでした。

IMG_4766.jpeg

そこで、需要の多いICBM(R)から中間在庫を持つことで納期を圧倒的に短縮します。時間がかかる素材調達・スリーブ削り出しからメッキまでの工程を済ませたものを在庫しておきます。あとはスリーブを入れてホーニングと面研磨をするだけ!

IMG_4767.jpeg

これで納期をオーダーから20日で納品といままでよりもはるかに早くICBM(R)をお届けできるようになります。
もうエンジンを開けて2ヶ月も待つ必要はありません!!

通常の製作物の納期と同様の20日間でできます。

純正スリーブに問題があり、そのままボーリングしたのでは良い結果が得られないKAWSAKI Z1/Z2/Z1000からまずは在庫をいたします。第一号はZ1の0.5mmオーバーサイズ用(φ66.5mm)で、5月から対応開始してご好評をいただいています。
そして第2弾Z2用(φ64.5mm)ももう準備オッケーっ今日から対応可能です。

IMG_4765.jpeg

そこまで需要のないモデルについても、今後なんらかのオーダーがある度に倍数のスリーブを製作して、一台分以上の在庫を抱えていくようにしますので、短納期のICBM(R)の機種はこれからど〜んどん増えて行きますよ!2ストも4ストもシリンダー加工はICBM(R)でキマリです。

旧いモーターサイクルをほんとうに愛するライダーであることの証明、iBのICBM(R)がさらに採用しやすくなりました。

どうぞご利用ください!
posted by sotaro at 10:23| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月06日

チキチキVMX猛レース16

5月5日、今年も参加してきました。

去年の秋は他のイベントとぶつかっていて、iB井上ははしれなかったので、
モトクロッサーに乗るのは1年ぶり。
ちょっとドキドキしながらも、でも走ってみるとやっぱり最高に愉しい!(^o^)

L2780327.jpg

L2780388.jpg

今回はアウトドアが得意の大澤販売部長がBBQをやってくれました。
走りもそっちのけでパクつくiB チーフフロントのKKURUMIさん。
IMG_4748.jpeg

大好きなBULTACO Pursung Mk VIII。
L2780400.jpgL2780324.jpg
かっこいいでしょ。速いんですよ!乗り手が上手ければ優勝まちがいなしなんですけどね〜。(^o^)

iB Lady まやさんとKKURUMIさんはいつものように表彰式のプレゼンターをやらせていただきました。
L2780404.jpg
L2780402.jpg

なんと表彰式後、主催者ホーリーエクイップ堀口さんから、二人にもプレゼントが!
L2780437.jpg
L2780441.jpg
堀口さんお気遣いありがとうございます。

そして恒例じゃんけん大会もプレゼントに喜んだiB Ladyの進行でさらに盛り上がったことは言うまでもありません。(^o^)
L2780443.jpg
L2780445.jpg

L2780447.jpg
イベント運営ってほんっとうに大変なんですよね。
ホーリーさん、スタッフのみなさんありがとうございました。最後にみんなからスタッフのみなさんにも感謝の拍手が送られました。
暖かいイベント、イイですね〜。

走るとちょっと暑くなるけど、終わって涼めば風が心地よく、路面もベストコンディションで最高の1日でした。
ビンテージモトクロス、ほんとうに愉しいです。

レジェンドライダーの参加もあってモトクロスの歴史に対するリスペクトもありつつ、
ビギナーが参加しても愉しめる。みんなが仕上げて持ち寄ったバイク達も素敵ですしね。

iBはこんなイベントを末長く続けていただけたら、最高だと思っています。
旧いバイクの素晴らしさ・愉しさが最高に表現されたイベントです。

L2780451.jpg
さあ、秋はぜひみなさんで参加しましょう!!(^o^)



posted by sotaro at 14:29| 埼玉 ☔| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月01日

VIDEO "This is H2-ICBM!"

H2-ICBMR
製作工程紹介動画を制作しました!!

ぜひ、見てください。すごい手間がかかりました!
多くの工程をタイムラプスみたいにして4分にまとめました!(^o^)

ご協力いただいたクオリティーワークスさんに感謝します!i
ICBMR 詳細につきましては是非下記もご参照ください。
http://sotaros.juno.bindsite.jp/icbm/


posted by sotaro at 11:33| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月17日

iB Lady 多井子さん!

L2780142.jpeg

先日The SR Timesのエッセイのためになにか画像が欲しいと思って、iB Lady多井子さんに協力してもらって都内で写真を撮ってきました。


下はそのときの写真です。
場所は新宿西口地下の駐車場です。

バイクを置くスペースはなぜか壁がこんな強いピンク色に塗られています。
「あ、ここで写真撮ったらかっこいいかも。」と、西口で待ち合わせた多井子さんとまずはここで数枚写真を撮りました。

今回は急に思い立っての撮影でコスチュームの用意などなく「私服でバイクに乗れる格好で」と、ただそれだけお願いしてあったんです。
コートを羽織ってきた多井子さんに「それではここで」とコートを脱いでもらうと、、、、、

なんとコートの下はこんなコスチューム!
L2780138.jpeg

L2780133.jpg
く〜〜〜っ!その瞬間僕は心臓がズキッ!として頬が熱くなってしまいました。(*^^*)

スリムな皮パンツにサイハイブーツ、おへそが観える丈の短いビスチエそしてライダースジャケットまで! もう、完璧です。

そのあとその日はずーっとなんだか胸がざわざわしていました。
そんなそぶりは出さないように努めましたけど、ね。

多井子さんの写真についてはiB以外の撮影でも、極めて個性的でインパクトの強い写真を多く見受けます。

多井子さんのインスタグラムはこちら。
https://www.instagram.com/o_tie/

衝撃的でしょ?
iB Ladyの写真もいくつかUPされているのが、誇らしい。

いや〜、すごい人がiB Ladyをやってくれてますよね。

L2780222.jpg
でも、フツーにお話していると可愛らしいんです。


The SR Timesのエッセイが下記URLで公開になりました。
https://sr400times.com/essay/ib21.html

ぜひこちらもチェックしてください! m(_ _)m
posted by sotaro at 10:01| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月29日

【LABYRI (R)】(標準文字)ラビリが商標登録完了!

IMG_4454.jpeg

iBの多気筒2ストロークエンジン用ラビリンスセンターシール
【LABYRI(R)】(標準文字)ラビリが商標登録完了しました。

シリンダーの【ICBM(R)】と合わせてどちらもエンジンに超長寿命をもたらす、iBの理念に沿った製品です。

【LABYRI(R)】はこの後も、すでに販売開始しているHONDA-NSR('89-MC21/MC28) YAMAHA TZR(3XV) リトルツイン用などに加え、
HONDA-NSR(MC16/'88) KAWASAKI-350ss/KH H1/H2用など続々と開発計画を形にしていきます。

005-32-800x600.jpeg

181127_DX_5010.jpeg

また、超レアな機種でゴム製センターシールが入手できないものでも、費用はかかりますがラビリRならワンオフで削り出すこともできますので、どうぞご期待ください。

2ストロークバイクの耐久性・価値を4ストローク車に負けないものとするためにiBはこれからも力を尽くしていきます!

「エンジンで世界を笑顔に!」
posted by sotaro at 14:02| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする