2018年03月22日

iBの夢の塊。

この完成品にもならない作りかけのH2ビレットシリンダーのテストピースが今の僕の一番のお気に入りです!(^o^)
いつも眺めて、持ち歩いて、みんなに見せて愉しんでいます。

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このアルミの塊にはiBの夢が詰まっています。

3DスキャナーとCAD/CAMソフト、それにうちの横型マシニングセンター でこんなすごいものが削り出せるなんて!!@_@

これからシリンダーそのものの構造も変えて、ポート形状も一新して、IN/EXに柱をたてて、もちろんICBMRで、さらにいろいろなまだ今は言えない工夫も詰め込んで、、、、
当時世界一速かったKAWASAKI H2 750 マッハiVの心臓部に、世界一のシリンダー技術を盛り込んだシリンダーを創ってやろうと思います!

もちろん全てiBの加工技術で、その過程で生産技術も研ぎ澄まして、今後の他のシリンダー加工に活かせるように学んでいきます。
高速な切削方法・合理的な工程設計・表面仕上げの美しさ!学べることがいっぱいあるに違いありません。

あ〜なんて愉しいんだろう!! ははは。(^o^)


その技術を使って、これからいろんなシリンダーの加工に挑戦したいと思います。
これから、旧いバイクの数は減っていくでしょう。増えることはないんですから。その価値は高まっていく一方のはずです。
一方、メーカーさんからの部品供給はほそるばかりでしょう。
しかも調べてみたら、日本における中古バイクの登録数は、多くの人の見方とは違って実は「右肩上がりで」増加を続けているんです。信じられますか?!?
あのバイクブームの頃よりもはるかに今の方がバイクはブームなんです!!!(^o^)

新しいバイクはつまらないけど、昔乗ったあのバイクは、なんと今も素敵なまま輝き続けていたんです!!
バイクに乗ったりするのは変わった人なんかじゃない。

#みんなが今も(旧い)バイクを大好きなんです。(^o^)

そんな世界の中で、iBは加工技術であらゆるバイクの維持保存に重大な役割を果たしていけるのではないかと思うんです。
旧来の内燃機技術自体が本来そういうもの(旧いものを直して大事にする仕事)ですし、さらに開発に成功し完成したICBMR の技術、そしてこれからはじまるあらゆる金属部品の削り出し技術!
iBの削り出し技術は単に様々な形状の部品が削り出せるだけでなく、そこに旧来からの内燃機加工の技術と知識と経験を組み合わせることであらゆる「機能部品」を作り出せる、という点が抜きん出た特徴です。

マシニングセンター や3DスキャナーやCAD/CAMソフトは買うことができても、部品製作の最後の仕上げ部分についての精度管理や熱処理や表面仕上げが複雑に組み合わさっているその技術や経験や知識は買うことができません。
ところが、iBはエンジン部品加工のその仕上げ部分だけをいままで65年間もやってきたんです。

そこに最新の3D技術が加わったら!!

「鬼に金棒。」  ははははは!(^o^)

シリンダーだけでなくシリンダーヘッドもクランクシャフトも!
なんだって削って作れないものなんてありませんよね。金属部品なら!

もうワクワクが止まりません。どうしたらいいんでしょう!!(^o^)

posted by sotaro at 10:51| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月10日

iBのすすむ道 もう一度


久しぶりにiBの未来について考えてみました。

H2-ICBMR を柱付きでリリースしたところたいへんに好評をいただいていて
受注も順調です。ありがたいことです。

ただ、iBはそこに留まっているつもりはなくて、もっともっと先まで
シリンダー加工技術を極めていきたいと思っています。

そこで今トライしているのが、3D CAD/CAMシステムを使ってのシリンダーの削り出しです。

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粗挽きはこんなに荒い感じ。

3Dスキャナーを使って旧いシリンダーをスキャンしてCAD/CAMのソフトを使って3Dデータをつくれば、自動で加工プラグラムを吐き出すことができます。

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右下など部分的にはかなり綺麗なフィンの面ができてきています。これにウェットブラスト などをすれば、表面はまるで鋳造シリンダーのようにもできます。

その加工の第一号が今はじまっています。それが写真のH2-ビレットシリンダーです。

まだほんの粗挽き段階ですが、ここまで形状を作ることができればあとはこれをどんどん洗練させて仕上げ加工をすれば、どうやら形になることはまちがいないぞ!と実感できるところまできました。

この削り出したバレルにICBMR で作ったスリーブを入れてメッキとホーニング仕上げをすれば、シリンダーとして完成内径を作ることは間違いなくできます。
どうやら夢の削り出し「ビレットシリンダー」ができることはもう間違いなさそうです。

ポートタイミングや柱の有無・ポート形状なども自由に設定することができます。これができればどんなシリンダーだって同様な方法で作れることになります!

さて、問題はそこから先です。
そこから先iBはどちらの方向へすすめばいいのでしょうか。

実は以前からシリンダーを鋳型を作って量産することについても、下調べは進めて来ています。台湾に優れた技術を持った鋳物屋さんがあることもわかり、シリンダーの型代や鋳物代の見積もりをもらうこともできました。

となれば、iBで作った3Dモデルのデータを渡して型作りから鋳物製作を依頼して鋳造シリンダーを量産、iBで完成加工ということも技術的にはなにも問題がありません。

ただ、鋳物の型代を償却するためには最低でも300セットくらいは鋳物を吹いて量産しなくてはならないでしょう。その型代・鋳物代の負担はかなりなものになってしまいます。
考えてみると、鋳造の長所というのは量産時の生産性(安くできる)以外にはなにもないんですね。
物性(強度・剛性・放熱性)も精度も削り出しの方が上ですし、削り出しの単品製作ならお客様のお望みのようにポート位置・形状を変えたり、リードバルブに対応できるようにしたり、フィンの形を変更したりだってできるわけです。

また、海外には鋳造シリンダーをかなり安く作ってボアアップキットなどを販売している業者も存在します。

それに対抗して安いシリンダー製品を量産でラインナップしていく。
なんだか考えただけでげんなりしてしまいます。

iBはできれば技術で勝負をしてみたいような気がします。
投資の額で勝負するというのではなんだか面白くありません。



あ、そうだ!
iBはファッション産業に例えるとプレタポルテコレクションをやりたいのではなくて、やりたいのはオートクチュールの方なんです!!
ユニクロを目指すのなんてまっぴらですし、さらにプレタポルテなんて飛び越して!!
オートクチュールとしてのシャネルみたいになれないでしょうか!
わはは。(^o^)

みんながほんとうに憧れるのは規模は小さくても超高級なオートクチュールのほうですよね?(^o^)
もちろん吉野家じゃなくて、ジョエル・ロブションでもなくて一見さんお断りの超高級料亭になりたい。
トヨタじゃなくて、レクサスでもなくてピニンファリーナになりたいんです。

量産なんかしたくない。手縫いで芸術のようなドレスを。

そんな風にはなれないかもしれないけど、目指すくらいやってみたっていいですよね?
どうせ目指すなら超一流がいいや。内燃機屋として十分に存続できるように地盤を固めて、その上でシリンダーメーカーとしては少量生産で世界超一流のシリンダー作りを目指す。
おお、こりゃ、いいことを思いついたぞ。ははは。(^o^)

いままで牛丼やさんではなく、一流レストランいずれは高級料亭をめざしたいと言って来ました。
ウィリアム・モリスの夢を体現したような工場をやりたい、とも言ってきました。
単品生産・少量生産の価値を訴えて、大量生産・大量消費・大量廃棄一辺倒の日本に一石を投じたいとも言いました。

今までいってきたこととも矛盾しません。

鋳型を作って量産を目指すことなく、最高品質のアルミメッキシリンダーを削り出しの少量生産で実現できたら!
その時こそ誇りを持って、世界超一流の内燃機屋と胸を張ることができるのではないでしょうか。





posted by sotaro at 15:52| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月09日

2ストロークについて

写真は最近の僕のお気に入り、SDRです。(^o^)
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やはりiBは2ストロークには特別な関わりをしていると自分自身そう思います。
自分が好きなBULTACOもSDRも2ストですし、NSRには特別な関わりがありますし。
iBがここまで食って来られたのも、HONDAさんから2ストシリンダーを一手にやらせてもらった
おかげでもあります。
水素バイクも排気のきれいな2ストを作れば文句ないでしょう?ということで始まったものでした。

いままたICBMR やラビリンスシールによって2ストが根本的に持っている弱点を克服できないか、と
考えています。

エンジンがピストンの往復運動中にクランク軸に直角方向(=クランクの回転方向)に力がかかる、というのは
その構造として当然のことですよね。そのピストンの横への力をシリンダーが受け止めることで、クランクの回転力を
往復運動へと変換する、それこそがエンジンの基本構造ということだと思います。

ところが2ストロークのエンジンはその大事な部分にINTAKEとEXAUSTという大きな穴を開けた構造になっています。
これがそもそも無茶な構造だったと言えるのではないでしょうか。
つまりICBMR でIN/EXポートに柱を立てる、というのは、2ストロークエンジンが持っている根本的な欠陥に対して
極めて有効な対策を提供している、ということになるんだと我々は考えているんです。

最近はH1/H2-ICBMR が好評で高い評価をいただいていますが、これもただ単にH1/H2の欠点を補ってみた、ということではなくて、2ストロークエンジン全般のもつ基本的な欠陥をICBMR が救うことができるんだと思っています。

2ストロークというシンプルなエンジンのクランクの弱点をラビリンスで、シリンダーの弱点をICBMR で補うことで
2ストロークエンジン全体の評価と寿命を底上げする。それが今のiBの目標です。

2ストはもたないから、、、、。などというイメージを覆して!

H1/H2がZ1/Z2よりも高く評価されるように。
RZやNSRやTZRの市場価格が4ストモデルよりも高くても当然だと受け止められるように。

そんな風な価値感の逆転を起こしてみたいものだ、などと考えています。(^o^)
posted by sotaro at 11:22| 埼玉 ☔| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月23日

H2-ICBMR ロット生産 10セット限定 1割引です!

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この度(iB)(株)井上ボーリングではご好評いただいているH2-ICBMR につきまして、特別受注を企画しました。

H2-ICBMR シリンダー受注生産
【募集数】    10台(残り7台)
【募集締め切り】 2月末日
【完成納期】   4月20日予定(3月10日までにシリンダーご支給のものに限る)
【仕様】     H2A(初期型ポート)IN/EXデュアルポート(柱付き)
         スタンダードサイズ
【価格】     270,000円プラス税 (定価の1割引)
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H2-ICBMR シリンダーは昨年の発表以来たいへんご好評をいただいておりますが、ポートやピストンサイズなどの仕様を限定してロット生産(まとめ作り)を実施することを計画しています。
ある程度の納入実績ができて、望ましい仕様がだいたい固まってきているのでその仕様でまとめ生産をしたいと思います。
基本的にはH2A(初期型)のポートタイミングでIN/EXともデュアルポート(柱付き)さらにスカート部分の逃しは後期型のように浅くして強度を確保したものというのが現在の構想です。
ピストンサイズはスタンダードサイズを想定しています。
この仕様で10台のロット生産をいたします。
申し込みの締め切りは2月末日といたします。

現在すでに3台のお申し込みをいただいておりますので、残りは7台です。
今回のロット生産がおわりますと、次には他機種の受注と生産を計画しますので、
次回ロット生産が可能になるのは2019年以降になると思います。
(単品での受注は別途受け付けています)
完成納期は4月20日を予定しています。
価格はこの10台に限り27万円プラス税と通常生産の1割引です。

H2-ICBMR につきましては昨年のオーバーレーシング佐藤健正さんのクラシックレースに置けるH2Rでの優勝やモトメンテナンス田口編集長のH1での高評価、さらには2ストロークマガジン後藤編集長のレースでの過酷なテスト!(^o^)などにより、そのエンジンの静粛性と比類のない耐久性・さらには放熱のよさ・低いフリクション・耐焼きつき性・軽量などをたいへんに高く評価をしていただいております。

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ICBMR HP
http://sotaros.juno.bindsite.jp/icbm/
ICBMR 全般についてのHPです。
blog H1/H2-ICBMR
http://ibg.seesaa.net/category/26267225-1.html
特にKAWASAKI H1/H2-ICBMR に絞った解説記事のblogです。
2018年のシーズンをICBMR シリンダーとともに愛車H2で絶好調で駆け抜けませんか?
皆様のお申し込みを心からお待ちしております。
posted by sotaro at 16:45| 埼玉 ☔| Comment(0) | H1/H2-ICBMR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月19日

「琰」(えん)という名の神様について

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琰(えん)様はその御名の通り炎の王であり、その文字の表す意味は宝石の煌めきということでございますが、琰様は荒ぶる神であり爆発的な霊力を持つ最強の女神様です。

この女神様の霊験あらたかなことはこの上ないものがございます。
なにしろ琰様がこの地上にあらまして後、それまで何百万年もかかりて15億ほどでした地球上の人口がわずか100年ほどの間に70億人を超えて増えしほどにございます。

また女神様ご自身も子沢山な女神様としてよく知られております。
そのお子神さまたちはあらゆる人工物に宿り、陸の上、空の上、水の上を問わずにそのお力を我ら人間にお与えくださり、そのお力のおかげで人々は原野を切り開き、田畑を耕し、また遠き海まで出かけて多くの魚を取り持ち帰ることができたのでございます。獲物を家々に届けるにも琰さまのお力によりたることは言うまでもありません。
現在の人類の子孫繁栄はまさにそのお力によるものに他なりません。

女神様が降臨された時期には諸説ありますが、最もあらわにそのお姿を地上に示されたのが、琰歴元年すなわち西洋で言うところの1885年に独逸国にて木製の2輪車に、その翌年琰歴2年(1886年)には3輪と4輪の車にご降臨されたのでございます。ですので幾多の神々に比べても比較的お若い神様であられるといえるでしょう。
そののち琰歴18年(1903年)には米国キティーホークの丘にも降りられ、女神様のお力ととともに人が空を飛ぶという奇跡を行われたのです。

まさに今我ら人類がこの繁栄をほしいままにしているのも、すべてこの尊き神「琰」様のおかげであることは言を待ちません。

琰様は偶像崇拝を良しとせず、神社や教会のようなものは一切ありませんが、唯一日本国の川越というところに「井上ボーリング」という風変りな名の旧きお社がございます。
ここでは琰様の御神体に損なわれができると小分けしものにて修繕が行われていると言われております。そこでは他にはみられないやんごとなき古来の技が使われるやに聞き及びます。

かように比類なき尊き神「琰」さまを人々が
「琰神」
と呼び習わし、畏れ敬いておりたることはよく知られるところにございましょう。
この御名は西洋にも伝わり彼の地でも同じく(Engine)と呼び習わされているとの由にございます。

皆様も琰神さまのご利益を得られますよう、どうかありがたき琰神さまを大事にお取り扱いなされること、ゆめおわすれなきようお願い申し上げます。万が一御神体に損なわれの恐れがあるような節には先のお社「井上ボーリング」に普請を尋ねるのが良策かと存じます。

わはは。(^o^)



posted by sotaro at 21:38| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月18日

iBはIT企業ではない!

iTだとかIOTだとかがものすごい勢いで進化していきます。
AIやロボットは世界のありかたを根底から変えてしまうでしょう。

iBはそういう世の中の変化に臆せずくらいついて行こうと思います!

このblogだってずいぶん早い時期から活用してきましたし、
今またFacebookのiB のページのファンの方の数がもう少しで2万2千人に達しようとしています。ヤフオクも少しづつ実際に売り上げを上げてきています。

加工自体にも既に3D CAD/DAMの技術も導入していますし、工場の中でもIOTなどによって品物がどこにあるか、工程がどのように進んでいるかなどが把握できたりするならぜひ利用したいと思います。

ただ、そのような技術が加工そのものや会社の経営に大きなメリットがあったとしても、それが全てではダメなんだろうということも強く思うんです。

#iBはIT企業ではありません。
そのことを誇りを持って宣言したいと思います。

ITなどの技術を高度に利用したとしても、その利用度の高さが売りなのではそれは自社の誇りにはなり得ないと思います。

我々はIT技術を利用はするけれども、それによってIT企業が作り出す価値とは別の価値を作り出すのでなくては、自分たちが存在している意義はないと思います。

ITなどの先進技術は社会のインフラのようなものであって、仮にそれを構築する人にとって大きな経済的な価値があったとしてもそれを利用するだけではたいした価値はないんだろうと思います。

# それを使って何をするのか、そのことが問われているんではないですか?

高速道路ができて遠くへ速く行けたって、そのことで途中の町や山や海や森や河を吹っ飛ばしてなにも感じずに移動したってそれだけでは価値ある移動をしたとは言えないでしょ。かえって下道で苦心惨憺してたたどり着いた方が価値は高いかもしれません。
でも高速道路の恩恵を十分に利用していままで行けなかった先で出会えるはずのなかった感動に出会えるのだとすれば、そういう旅をしたあなたが高速道路に価値を与えたことになるんですよ。


我々が扱うエンジンがついた乗り物はこれからますます価値が上がっていくと僕たちは考えています。EVなどに押されて幸か不幸か数は減っていくかもしれません。でも、一台一台の価値は上がっていくのです。
むしろ、その価値を創り出していくのが我々でありたい、と思います。

人間を実際に荒野まで運び、ともに人生を生きてくれる乗り物。
僕はエンジンのついたバイクをなにかそのようなものとして捉えています。

そしてそれは人間が生きていくのに不可欠であり、けして滅びないものでしょう。

これから多くは作られなくなっていくかもしれないそのような乗り物。
過去に造られて今も愛されていてこれから増えることはけしてないかつての貴重なエンジンのついた乗り物を我々は全力で守って行きたいと思うんです。

iBのお客様とともに。



posted by sotaro at 06:47| 埼玉 ☔| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月04日

新年初乗り!

新年初乗りはやっぱりBULTACO。
いつもの六道山まで行ってきました。いや、調子がいい!
かかりもいいし、力もあります。なによりエンジンから異音がないというのはこんなに気持ちのいいものでしょうか。

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BULTACO SherpaTが見せてくれた景色。
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iPhoneでこれだけ撮れれば文句はないですよね。天気はいいし、少しも寒くなかったですよ。

そうは言っても、SherpaTがここまで調子を取り戻すのに2年半ほどかかってしまいました。
2015年の夏に無謀にも高速道路を走っていて焼き付いてしまったんです。

直すにあたってはいよいよSherpaTにもICBM(R)を奢ってやることにしました。
思えば12年前に最初にアルミメッキ化の実験台になったのがこのSherpaTでした。それから様々な機種でトライをしてついにICBM(R)も完成し、登録商標も取れた今となっては、いつのまにかその記念すべきSherpaTもICBM(R)でなんの問題もなくスムーズに復活させることができるようになっていたんですね。(^o^) 感慨もひとしおというわけです。(;_;)

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実はクランクシャフトもコンロッドの大端部がいかれていて、もちろんiB得意の分解組立芯だしがしてあります。
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だから、ほんとうにエンジンはなんの異音も振動もなく、気持ちよく回ってくれるんです。ICBM(R)にした今回はこの状態を永く保ってくれるでしょう。いや〜、実に嬉しい。自分が永く仕事でトライしてきたことの成果を自分自身で味わうことができるなんて、本当に幸せです。(^o^)
僕はほんとうにこの嬉しさを多くのかたに味わってもらいたいと思います。
旧いバイクが調子良く走ってくれるというのはなんと気持ちのいいことなんでしょうか。
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エンジンの組立を担当していただいたWSTさん。最後に車体を仕上げてくれたSTEP WORKさんにも感謝します。ほんとうにありがとうございました。
あ〜、新年早々ハッピーだなあ。(^o^)
バイクって本当に人を幸せにできます。まちがいないです。
僕は今年も自分の仕事を頑張って、多くの人にこんな気分を味わってもらいたいと思います。
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今年もよろしくお願い致します。
posted by sotaro at 14:53| 埼玉 ☔| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月01日

あけましておめでとうございます。

毎年近くの多摩湖からの初日の出の写真をアップしていますが、
今年は自宅の屋根の上からの写真です。

都心・新宿のほうから日が昇ります。スカイツリーも小さく見えています。
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反対方向には屋根の向こうに富士山も頭の方だけですが見えているんですよ。
と言っても自分はベッドの中にいて、iPhoneから自宅の屋上カメラを操作してとりました。ははは。(^o^)

多摩湖まで行けば、またこんな写真も撮れるんでしょうけどね。今年はさぼり。
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それにしても雲ひとつない快晴の元旦ですね。
素晴らしい年明けです。

会社の成功は結局経営者の器の大きさ次第ですよね。
もっと自分を磨いて、自分が成長して、その結果として会社も伸びる。
そうでなくてはいけないんでしょう。

今年もやりたいことがあるので、しっかり勉強して成果を出したいと思います。
当blogでも、その過程や結果をご報告していきますので楽しみにしてください。

今年もよろしくお願い申し上げます。
posted by sotaro at 10:35| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月28日

今年もお世話になりました!

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2017年はついにICBM (R)の技術が完成の域に達した年となりました。
Intake/Exhaustポートに柱付きのH1/H2-ICBM (R)など最高のシリンダーを製作できるようになり、
お客様からたくさんの高い評価と感謝・お礼の言葉をいただけたのは今年の大きな成果でした。

ICBM (R)は2スト・4ストを問わずあらゆる機種に対応が可能となり、スタンダードサイズ・オーバーサイズ・ボアアップサイズや再メッキにも対応。旧いバイクのシリンダーを圧倒的な高耐久に作り変えることができるようになりました。
Z1/Z2など鋳鉄スリーブに問題を抱えているものでもICBM (R)によって理想のアルミメッキシリンダーにモダナイズできます。

導入した3D CAD/CAMの技術も順調に進展し削り出しシリンダーも可能となりつつあります。

実は、削り出しが完成したら踏み出そうと考えていた完成シリンダーの海外への輸出ですが、
高価格帯のICBM (R) が好評なため、高価格品なら海外からの受注生産でも往復になる輸送費も問題にはならないと考えるようになりました。そこで国内同様に海外からシリンダーを送っていただいての受注生産にも前倒しで取り組んでいきたいと考えています。
果たしてiBの技術が海外でどのように評価されるか実に楽しみです。

今からもう来年が楽しみで仕方がありません。
これもiBを支えてくださるファンのみなさまのおかげです。感謝に堪えません。
ほんとうにありがとうございます。


さて、iBは明日が大掃除。明日から新年1月8日まで冬季休業とさせていただきます!
その間はネット上の対応・当blog、BBS、FB、Twitter、Instagramなども停止しますので、ご了承ください。

iBファンのみなさまが楽しい休日を過ごされて、良い年をお迎えいただけるよう心から願っております。
posted by sotaro at 10:58| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月25日

Z系のシリンダーの問題点

かねてからZ1・Z2などのカワサキのシリンダーについて、鋳鉄スリーブの圧入しろが緩くシリンダーの中で回ったり抜けたりしてしまうということを提議してきました。

先週お客様からご支給のあったGPz1100のシリンダーがまさにこの問題で状態が悪かったので、ご報告します。

お客様のご依頼はご支給の鋳鉄スリーブに入れ替えのご希望でした。
そのためシリンダーに熱をかけたところ、モクモクと白煙があがったということです。
スリーブを抜いてみたところ、画像のような状態でした。

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このようにスリーブが油まみれになっていたため、白煙が出たものです。

エンジンオイルがスリーブとシリンダーバレルの間の隙間に入り込んでしまっていたことがわかります。
Z1/Z2などでは頻繁にある事態なのですが、問題はこのGPz1100に関しては嵌合の緩さが原因ではなかったということなんです!
嵌合は0.1mm近くあり、実際冷えた状態のシリンダーではスリーブはしっかりとはまっていて、抜けることはありませんでした。
それにもかかわらずこのようなオイルの侵入が実際に起こってしまっているのです。

これはつまり、嵌合がしっかりととられていても、やはりアルミのシリンダーバレルと鋳鉄のシリンダースリーブでは熱膨張率に大きな差があり、エンジンに熱がかかるとその時点で隙間ができてオイルの侵入が起こってしまう、ということに以外に原因は考えられません。このシリンダーにはスリーブ下部にO-リングも装着されていましたが、効果はなかったようです。

現代のバイクでは大半のスポーツモデルではアルミメッキシリンダーが使われており、鋳鉄スリーブは使われなくなっています。その大きな理由がここにあると思います。

嵌合がしっかりしたGPz1100ですらこのようになるのですから、まして嵌合の緩いZ1やZ2で当時ものの鋳鉄スリーブをそのままボーリングして使用するという選択肢はあり得ない、ということがこの例からもご理解いただけるのではないかと思い、ご紹介してみました。

ただし、GPzのシリンダーがすべてこのようになるということではなく、使用状況などによっては問題のないものも当然あります。しかし、この問題は鋳鉄スリーブが根本的に抱えている問題だということの例としてご紹介したものです。

アルミメッキスリーブICBMR をご採用いただければ、この問題を完全に回避できます!シリンダーバレルもスリーブもともにアルミになれば、膨張率がほぼ同じになるからです。

さらにもう一点。
実は今回のご依頼はバレルアップ(大きい径のピストン/スリーブを入れるためにシリンダーのスリーブの入る孔を拡大する加工)のご希望でした。この加工をすると、本来の純正スリーブより孔が大きくなるため、バレルの構造上バレル内径が破けてしまう可能性が高いのです。上でご覧のような状態でさらに破けてしまってはどうにもならなくなります。
ここをICBMR (アルミメッキスリーブ)にすることで、仮に破けても膨張率のほぼ等しいアルミ同士ならスリーブとシリンダーバレルの高い密着を実現してオイルの侵入を食い止めることが可能なんです!!

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この点だけでなく耐久性・軽量・滑りがよく焼きつきにくいなど、多くの美点を持ったZ1/Z2-ICBMR については下記の動画でもご紹介していますので、ぜひご覧いただければと思います。

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ただいまセール開催中です。
下記iBヤフオク出品リストからご覧ください。
https://auctions.yahoo.co.jp/seller/inoueboring
posted by sotaro at 11:26| 埼玉 ☔| Comment(0) | なぜなぜ内燃機?! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月07日

「空前絶後のスーパークリスマスSALE」

ヤフオクでiBとしては珍しい「キャンペーン」をやっています!

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Z1/Z2/Z1000(J)などの受注生産を年内に落札していただければ、
普段の定価の3割引でICBMR を受注生産!
ICBMR の真価を是非とも多くの方に感じていただきたい!という願いを込めてほんとうに2度とない特別価格でのご提供です。

今回のためにアルミスリーブをまとめ生産することで実現させた価格です。
(鋳鉄スリーブ入替より安価です!!)

おまけにKKURUMIさんをフィーチュアした絶版バイクス誌 x iBコラボのカレンダーもおつけします。
さらにさらにiB Tシャツまでついてくるという
「空前絶後のスーパークリスマスSALE」です。(^o^)

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Model; iB Front Lady "KKURUMI"
別にSR400/500のキャンペーンもあります。

なお、エンジンの分解・組立・調整などをご自分でやることに不安のある方は提携している信頼の「GPクラフト」さん(川越)にバイクごと預けてご依頼いただくことができます。
http://www.gpcraft.com
もちろん懇意のショップさんがあればそちらからご依頼ください!

年内落札でICBMR 加工は年明けから開始となります。
ぜひ、ご利用ください。よろしくお願いいたします!!
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c631381399
posted by sotaro at 21:41| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月30日

ICBMR スペシャルサイトができました!!

posted by sotaro at 14:54| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月13日

The Vintage Wheels誌 Vol.03

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The Vintage Wheels誌が11/15発売になっています。

今回僕は対談に呼んでいただいて「自動車文化」なんていう大きなテーマについてお話しさせてもらっています。(^^;;;;

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日本にも独自の自動車文化はまちがいなくあると思うんですよね、海外とは違っているとしても。
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対談のなかではいろいろな発見があって、対談した相手の方も素晴らしくおしゃれな大人のかたで、僕は非常に勉強になりました。

LOCの記事にはiB Ladyも載せてもらっていましたね。
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それ以外にもクルマやバイクが好きなかただったらきっと楽しんでもらえる記事ばかりです。
このところ編集のジェイ奥村さんや宮崎健太郎さんの持ち味が雑誌に溢れるようになってきて、とても魅力的なホンになってきていると思います。ぜひ、この路線でこれからもやってほしいと思いますね。

旧いクルマやバイクと暮らしていくことがどんなに素敵で素晴らしいことなのか、あまり力を入れすぎずにゆっくりと愉しんで生きていく感じがして、僕はこの雑誌が大好きです。

ぜひ書店またはネットでお求めください。(^^)
posted by sotaro at 11:29| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月09日

YAMAHA TZR(3XV)用 クランクセンターシールの発表です!

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先日のTZRミーティングで発表した新製品「YAMAHA TZR(3XV)用 クランクセンターシール」です。

昨年の秋、YAMAHAから純正のシールが廃番で出なくなりました。
その後、今回お世話になったTZRオーナーズクラブさんから打診があり、iBでこのセンターシールを製作して在庫することになりました。開発に1年かかってしまいましたが、ようやく間違いのない品質のものができ、エンジンに組み込んでのテストもできましたので、受注開始する運びになりました。どうぞご利用ください。

センターシール単体の価格は7,000円プラス税となります。ただし、シール単体での部品販売はいたしません。あくまでもiBにクランク組立芯だし作業をご依頼のお客様のためにご提供するパーツとなります。
型・治具代や開発・確認に要した費用を割り込んだ価格です。
3XVなど2気筒クランクシャフトの分解組立芯だし工賃は以前から変わりなく36,000円プラス税です。
その他必要な純正部品をご支給いただける場合は工賃はこれですべてです。
納期は20日ほどいただくことになります。

ご注意いただきたいのは3XVにはSPというモデルがあり、こちらはセンターシールのサイズが違い、まだ修理ができません。センターシールはメーカーから出るそうなんですが、残念なことにクランクベアリングが出ないということです。
こちらもいずれはなんらかの対策を考えていきたいと思っています。

3XV関連ではシリンダーの再メッキも承っており、こちらは納期が1ヶ月、費用は1気筒40,000円プラス税となっております。
ご利用ください。
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今回はTZRオーナーズクラブさんに大変にお世話になりました。
NSRのセンターシールをやっているのだからTZRだってできるだろう?と思われてのご相談だったのかと思いますが、この働きかけがなければiBはまだ重い腰をあげてはいなかったかもしれません。
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お客様からこのように思っていただけること自体とても幸福なことだと思います。
今回製品として結実できたのはとてもありがたいことです。
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iBは今後ともお客様と力を合わせて、様々な機種の維持保存のお役に立てるよう力を尽くしていきたいと思います。
よろしくお願い致します。23167763_1885294258465714_3375350963035968845_n.jpg
写真はiB所有のRZとiB Lady 多井子さんです。(^^)



posted by sotaro at 12:02| 埼玉 ☔| Comment(0) | 新製品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月08日

Zeppan Bikes 11/16発売!

今回はなんとiB Front Lady "KKURUMI"さんの2018カレンダーが付録です!
ぜひ11/16は書店にて"Zeppan Bikes”誌をお買い上げください!!(^o^)

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posted by sotaro at 11:36| 埼玉 ☔| Comment(0) | 雑誌掲載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月12日

monthly "Web SHERPA" 第7号 公開中。

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http://sotaros.juno.bindsite.jp/websherpa/
monthly "Web SHERPA" 第7号が10月11日に公開になっています!
・先川知香の乗って感じた!
     --Lady's BIKE WEAR
・新連載「エンジンで行こう!」は"Tokyo BOAT SHOW 2016"
・KKURUMIさんのモンキーレストアプロジェクト第7回
他にもビッグホーンのレストア・GPクラフトさんとiBのコラボレーション
など盛りだくさんにお送りしていきます。
ぜひご覧ください!
posted by sotaro at 09:03| 埼玉 ☔| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月25日

移動の自由について

近未来の交通システムの動画をネットでみかけました。
エクゼクティブな美しい女性がオフィスビルのエントランスを出て行くと、
それに合わせてスーっと無人のEVが滑るように迎えに来て、女性はそのクルマに乗って出かけて行く。

近未来にはクルマを個人で所有する人は数少なくなって、ほとんどのクルマは交通システムの一部になってしまう。どんな都合にも合わせてAIの交通システムが必要な時に必要な場所にクルマを配置してくれるのなら、確かに実用としては自分でわざわざ所有する必要もなくなってしまうでしょう。
充電に時間のかかるEVでもこういうシステムの中でなら、なんら不都合はないのでしょうね。

はて、そういう時代が来た時、バイクは一体どうなっているんでしょうか。
そんな時代にもまだ内燃機関を積んだ乗り物は存在意義があるのでしょうか。

確かにAIや交通システムの進化によって、移動の自由を保障するという点ではもう個人所有のクルマやバイクは必要がなくなっていくというのは理解できます。

でも、「用が足りればそれでいい」ということにならないのが人間のやっかいなところであり、また素晴らしいところですよね?

おそらくそんな世の中になっても、どうしても「自分の手でクルマを運転したい。」「バイクでエンジン音と対話しながら風を切って自然の中を走りたい」というわがままな人間の欲求はきっとなくならないのだろうと思います。
どうしても不便であっても無駄であっても12気筒のフェラーリに乗りたいんだ、という人もきっといるでしょう。

というか、内燃機屋である僕らのような仕事をしている人間はそこに賭けるしかないのだろうと思っています。

だとすれば、僕らもただ「性能のいいエンジン」や「精度の高い加工」を「より早く」「安く」提供するというようなことでは、これからは見向きもされなくなっていきそうです。
いや、かならずそうなるでしょう。

不便だけれど最高に美しいクルマ。危険ですらあっても生きていることを実感させてくれるモーターサイクル。不便で危険で高価で無駄な乗り物なのに、それでも愛される理由をもっていなければ、これからはクルマもバイクも生き残っていけないのではないか。

iBは「移動の自由を保障することによって人を幸せにしよう」そう考えてやってきましたが、これまではそれでよくても、近未来にはおそらくそれだけでは足りなくて、もっと別の価値を提供しなくてはならなくなるのでしょう。

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「価値のある移動」を提供できる乗り物。そしてそれを支える技術。
そういうことがこれから我々にも必要になっていくのだろうと思います。

「価値のある移動」とはなにか。それを真剣に考える必要がある、と思っています。



posted by sotaro at 14:11| 埼玉 ☔| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月18日

monthly "Web SHERPA" 第6号 公開中。

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http://sotaros.juno.bindsite.jp/websherpa/
monthly "Web SHERPA" 第6号が9月13日に公開になっています!
・先川知香の乗って感じた!
     --トライアルに挑戦!
・新連載「エンジンで行こう!」は"Tokyo Night Flight"
ヘリコプターで往く東京上空夜間飛行!
・KKURUMIさんのモンキーレストアプロジェクト第6回
他にもビッグホーンのレストアなど盛りだくさんにお送りしていきます。
ぜひご覧ください!

このところ当blogの更新頻度はすくなくなっています。
blogは主に長い文章を必要とするような記事を発表する専用の場になっています。
日々の更新はここからもリンクあるFacebookをご覧ください。
(Facebookに登録していないかたでもご覧いただけます。)

またmonthly "Web SHERPA"も毎月第2水曜日に更新しています。
blogへの投稿は減ってもiBの情報発信はますます好調です。
よろしくお願い致します。m(_ _)m
posted by sotaro at 14:13| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月02日

2ストロークについて(^o^)


いま、Facebookやmonthly "Web SHERPA"でも公開していますが、下記のビデオはご覧いただけたでしょうか。

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H2-ICBM(R)の技術紹介をしていますが、この考え方でH1やH2だけでなく、
iBはこれからあらゆる2ストシリンダーに柱を立ててICBM(R)化することを提案していきたいと思っているんです。

これもFacebookに書いたことですが、
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そのことによって2ストは耐久性がない、といった先入観をひっくり返してみたいと企んでいます。(^o^)
H1/H2ほどではなくてもポート上下の偏摩耗は2ストエンジンに共通の問題点だからです。

次にはYAMAHAのラビリンスシールのモデル(RZやRZ-R~1KTなど)を狙っています。
なぜならセンターがラビリンスのこれらのモデルはクランクのセンターシール抜けがないので、
それだけクランクの耐久性が高いことになります。

そのモデルのシリンダーをICBM(R)化することでクランクもシリンダーも、
つまりエンジン全体として非常に耐久性の高いモデルを作ることができるではないか!@_@というわけなんです。

だって、ホイールやミッションやキャブやフレームやその他の点では2ストだって4ストだって品質に差はないでしょう?
だったらエンジンの耐久性さえ上げられれば4ストに耐久性の点で遜色のない2ストバイクが作れるはずではないでしょうか???
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ということなんです。

もともとピストンはクランクに直角な方向に首を振ろうとしていますし、
クランクの動作からしてもピストンにはまさにこの方向に強くサイドストレスがかかります。
それなのに、2ストはそこにINとEXの大きなポートが開いてしまっているのですから無茶な構造です。
全ての2ストエンジンが根本的な問題を抱えているのだと思います。

そのIN/EXのポートの真ん中に柱を立てる、というのは2ストのエンジンにとって
極めて合理的な問題解決になるのではないでしょうか。
上のような横への力を最も適切な位置で真正面から受け止めることができるからです。

「世界のすべての2ストロークエンジンが根本的に抱えている問題を解決することになる。」
ポートに柱を立てることにはそういう意味があると思うんです。

そのことによって異常磨耗がなくなり、スムーズに回るエンジンになることは
すでに多くのH1/H2-ICBM(R)オーナー様に体験していただいているところです。

ただ、柱を立てるとEXポートは特に柱の逃しをとることが必須です。
この技術を持っているのはおそらくホンダとその下請けだけでしょう。
(すでにきれていますが、ホンダがTポートの特許をとってしまったからです。
なぜカワサキはH2Rで柱をたてていたのに特許をとらなかったんでしょうか??)
そんなホンダ関連の中でもiBはこの柱の逃しを含む2ストシリンダーを専門にやってきました。

なので2ストのエンジンの問題を根本的に解決できるのはもしかしたら世界でも
ウチしかないんじゃないかと思うんです。

「全ての2ストロークエンジンをICBM(R)化してスムーズに回る耐久性の高いエンジンに変えてしまう。」

ちっぽけなiBにとっては遠大すぎる野望ですけど、、、(^o^)
でもひとつひとつお客様のICBM(R)のご要望にお応えすることがすでにそこへ向けての一歩にはなっているわけですから、iBは飽きずにそこを目指してがんばっていきたいと思います。

なお、2ストスリーブを素材から製作して柱を立てることは鋳鉄スリーブでも可能で以前から実施しています。
ですのでシリンダー全体が鋳鉄製の場合でも柱を立てることは可能です。

よろしくお願い致します。m(_ _)m

「内径仕上げの最終兵器。iBの登録商標[ICBM]」
[I]noue Boring [C]ylinder [B]ore finishing [M]ethod

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posted by sotaro at 09:46| 埼玉 ☔| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月31日

創立64周年。

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おかげさまで(株)井上ボーリングは来たる8月7日創業64周年の記念日を迎えます。
創業記念日は休業とさせていただいております。

iBは今後とも内燃機技術の研鑚に努めるとともに、古いものを大事にする社会の深化、
バイク・クルマ文化の発展に寄与していきたいと願っています。

今後ともよろしくお願い致します。


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なお、iBの夏季休業については以下の通りです。
8月11日 (金・山の日)から8月16日(水)まで6連休。
8月17日(木)から通常営業いたします。
posted by sotaro at 13:25| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする